北海道
北海道旅客鉄道 宗谷本線(そうやほんせん)
旭川
ASAHIKAWA
稚内
WAKKANAI
東風連
ひがしふうれん
20119月撮影
名寄
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名 寄
なよろ
東風連
日進
日 進
にっしん
名寄
北星
20119月撮影
20119月撮影
智 東
ちとう
日進
北星
20119月撮影
駅舎に入って左手に待合室がある。
テレビが設置され、撮影立ち位置後方に日本最北のKIOSKがある。
待合室の床は砂利敷きである。
駅ノートが置かれていた。
待合室脇よりホーム方向を見る。
ホームと待合室は少し離れている。
駅名  東風連(ひがしふうれん)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし(ホーム脇に待合室がある)。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 士別駅。
乗降人員
 −
開業日
 1956年(昭和31年)920
  日本国有鉄道の東風連駅として開業。
 1999年(平成11年)7
  ホームを線路東側から西側へ移動。
所在地
 北海道名寄市風連町東風連。
備考

 車両2両分程度の桁式コンクリート張りの
 ホームと、ホーム脇に待合室があるのみ
 の無人駅である。
 仮設トイレが待合室右脇にあるはずで
 あったが、訪問時には撤去されていた。
 待合室は工事現場の仮設事務所を思わ
 せるプレハブ造りである。
 作り付けのベンチには座布団と駅ノートが
 置かれていた。
 列車は上り旭川方面4本/日、
 下り稚内・名寄方面4本/日が発着する。
 当駅は普通列車のみの発着があるが、
 利用者が少ないためか、半数近くの普通
 列車が通過する。
 かつてのホームは線路東側にあったよう
 だが、現在は西側に設置されている。
 また、小さいが非舗装の駅前広場を
 有している。
 駅は名寄の市街地から南にはずれた
 田園地帯にあり、駅周辺には数軒の民家
 があるのみである。

一般道より東風連駅前広場を見る。
駅舎はない。
ホームより、下り稚内・名寄方面と駅前広場をを見る。
駅舎内の出改札口とツインクルプラザ。 駅入口は写真右手奥になる。
左手の改札口は開き戸のみで、ラチは設置されていない。
1番のりば駅舎前より、上り旭川・東風連方面を見る。
常時放送しているのかはわからないが、
訪問時には構内に古典落語が流れていた。
駅名  名寄(なよろ)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム12線、
 計23線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
管理形態
 社員配置。
きっぷうりば

 みどりの窓口(7:4020:50)。
 ツインクルプラザ(9:3017:30)。
 自動券売機。

駅内店舗
 有人店舗 : KIOSK
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 構内跨線橋。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 468人/日(2007年度乗車人員)。
開業日
 1903年(明治36年)93
  北海道官設鉄道の名寄駅として開業。
所在地
 北海道名寄市東一条南6丁目。
備考

 交換設備と構内跨線橋を備える大きな
 有人駅である。
 かつては切り欠きホームを含む24線を
 有し、名寄本線、深名線が乗り入れており、
 広い構内に転車台や扇形機関庫を
 備えた鉄道交通の一大拠点であったが、
 現在では乗り入れ路線や転車台は廃止
 され、構内に草地の目立つ宗谷本線の
 単独駅になっている。
 ただし、現在でも当駅以南(旭川方面)と
 以北(稚内方面)では運転系統が分かれて
 おり、特急列車を含むすべての定期列車が
 停車する宗谷本線の要衝になっている。
 
尚、当駅の列車発着は、
 
下り稚内方面8本/日、
 上り旭川方面15本/日となっており、
 当駅以北(稚内方面)の列車本数は
 上り旭川方面に比べ半減となっている。
 23線のホームは、駅舎側の1番のりば
 に上下すべての特急列車、快速『なよろ』
 上り普通列車、一部の下り列車が発着し、
 2番のりばに一部の上り普通列車、
 3番のりばは下り方面の普通列車が発着
 している。
 尚、かつてホームが24線のころは、
 基本的に0番のりばに深名線、12のりば
 に宗谷本線、3番のりばに名寄本線が発着
 していたようだ。
 駅舎は線路西側に設置されており、
 広い駅前広場を有する。
 東口側に出入り口はなく、東西自由通路も
 設置されていない。
 名寄市の中心駅であり、周囲は市街地と
 なっている。

2番のりば中程より、上り旭川・東風連方面を見る。
かつてはこのホームにも長い上屋があったらしい。
1927年(昭和2年)築の名寄駅駅舎。
屋根は西洋の建築様式を取り入れているらしい。 
駅名  日進(にっしん)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし(ホーム脇に待合室がある)。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 −
開業日
 1959年(昭和34年)111
  日本国有鉄道の日進駅として開業。
所在地
 北海道名寄市日進。
備考

 車両1両分に満たない桁式板張りの
 ホームと、ホーム脇に待合室を備えた
 無人の小駅である。
 駅舎やトイレ、駐輪場は設置されていない。
 待合室は古い木造で、床が砂利敷きの
 土間形式になっており、民家のような
 引き戸と、引き戸上部に掲げられた
 名寄市旧市章が印象的である。
 当駅には普通列車のみが発着し、
 上り旭川・名寄方面6本/日、
 下り稚内方面5本/日が発着する。
 ホームは線路東側に設置されており、
 ホーム南側を一般踏切に接している。
 駅前広場はない。
 駅周囲は田園地帯であり、数軒の民家が
 あるが、集落は形成されておらず、
 田んぼの中に民家が点在している。
 尚、同名駅として、
 JR東日本川越線の日進駅(埼玉県)、
 名鉄豊田線の日進駅(愛知県)がある。

ホームより、待合室と上り旭川・名寄方面を見る。
線路を横切っているのは、北海道道939号日進名寄線、
踏切は 『8線踏切』 で、日進駅の構内踏切扱いとなっている。
待合室跡付近より、上り名寄。日進方面を見る。
ホームは通信機器室を残して、周囲が削り取られている。
駅名  智東(ちとう)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。(貨車を改造した待合室があった)
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 −
開業日
 1924年(大正13年)61
  国有鉄道(鉄道省)の智東駅として開業。
 1987年(昭和62年)41
  JR北海道に承継と共に臨時駅化。
  冬季は全列車が通過となる。
廃駅日  2006年(平成18年)318日。
所在地
 北海道名寄市智恵文。
備考

 駅は天塩川に吉野川が合流する地点
 (吉野川橋梁?)から700m程東にあり、
 東を山地、西を天塩川に挟まれた細長く
 狭い立地に位置した。
 廃止時は単式ホーム11線の無人駅で
 貨車を改造した待合室があったが、
 かつては相対式ホーム22
 に貨物側線を有する有人駅であった。
 ただし、もともと当駅周辺には立地的に
 集落はなく、木材の貨物輸送が中心の
 駅だったようだ。
 列車は、下り稚内方面2本/日、上り
 旭川・名寄方面2本/日が発着していた。
 尚、当駅は普通列車のみの発着が
 あったが、利用者が少ないためか、
 半数以上の普通列車が通過していた。
 また、当駅周辺は冬季の除雪対象区間に
 なっておらず、積雪時は駅が利用できない
 ため、冬季は列車が停車しない臨時駅で
 あった。
 廃駅の時点で、
ホームは線路西側に設置
 されていたが、訪問時にはホーム上に
 あった通信機器室を残して、その周囲の
 ホームが削り取られ、貨車の待合室は
 廃されていた。
 駅周囲に民家はないため、周辺道路には
 街灯もない。

北 星
ほくせい
日進
智恵文
20119月撮影
駅名  北星(ほくせい)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし(ホームに離れて待合室がある)。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 −
開業日
 1959年(昭和34年)111
  日本国有鉄道の北星駅として開業。
所在地
 北海道名寄市智恵文。
備考

 車両1両分に満たない桁式板張りの
 ホームと、ホームから少し離れた所に
 木造の待合室を有する無人駅である。
 トイレは設置されていない。
 小さな待合室は古い木造で、かなり
 老朽化が進んでいる。
 また、ホーム側の待合室外壁にある
 『毛織☆北紡』の大きな看板が印象的だ。
 待合室の床はコンクリートになっており、
 訪問時には中に自転車が置かれていた。
 また、作り付けのベンチには駅ノートが
 置かれてあった。
 列車は上り旭川方面4本/日、
 下り稚内・名寄方面4本/日が発着する。
 当駅は普通列車のみ発着するが、
 一部の普通列車は通過する。
 ホームは線路東側に設置されており、
 一般道から小径を30m程入った突き当たり
 に位置しており、駅前広場はない。
 東側を山地、西側を天塩川に挟まれた
 狭い立地にあり、駅周囲に数戸の民家が
 あるのみである。

北星駅待合室前より、ホーム方向を見る。
待合室はホームから離れた畑の敷地内にあり、
駅名表示もないため、ちょっと見農機具置き場に見える。
待合室内の様子。
置かれているのは通学生の自転車だろうか?
ホームより、下り稚内・智恵文方面を見る。
ホーム脇より、上り名寄・日進方面を見る。
近接の一般踏切より、上り旭川・風連方面と駅全景を見る。
待合室内は狭いが、明るくきれいだ。
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駅前より南側を見る。
周囲にこれといった集落はなく、民家が点在している。
1番のりば南寄りから、下り稚内・日進方面を見る。
写っていないが、写真左手奥に旧0番のりば跡が残っている。
また、跨線橋の向こうに見える白い建物は、
宗谷本線の北側を統括する宗谷北線運輸営業所である。
日進駅待合室。
両脇に柱用駅名標が取り付けられている。
ホーム全景。
16:44発幌延行き普通列車が停車。
列車がホームに収まりきらないが、
前乗り前降りで後ろのドアは開かないので大丈夫。
8線踏切』 より、名寄方面を見る。
名寄の市街地は、街の北側を流れる名寄川を境に
田園地帯に一変する。
駅前より北側を見る。
写真中央のT字路を左へ行くと、名寄の市街地である。
ホーム北端より、下り稚内・名寄方面をを見る。
ホームはかつて線路東側(写真右手)にあったようで、 写真中央の
茶色い屋根の家の私有地を通ってホームへアクセスしていたそうだ。
1番のりば北寄りから、上り旭川・東風連方面を見る。
写真左手の構内には、かつて転車台や扇形機関庫があったが、
現在は撤去され、草地が広がっている。
ホーム脇より、下り稚内・智恵文方面を見る。
当駅と日進駅との間にあった智東駅は
2006年(平成18年)318日に廃止となった。
風 連 行
For  FUUREN
旧ホーム前付近より、待合室跡と下り稚内・北星方面を見る。
貨車を改造した待合室は撤去され、場所の特定が困難になっている。
天塩川沿いの一般道から駅跡へ通じる旧メインストリート。
立入禁止用と思われる柵は倒れている。
旧ホームより、上り名寄・日進方面を見る。
一般道の駅跡入口付近より、日進駅方面を見る。
左へ駅跡への小径が別れている。
道路右手に天塩川が流れる。  周囲に民家はまったくない。
一般道の駅跡入口付近より、北星駅方面を見る。
(ただし、この道は北星駅には直通していない)
右へ別れる小径が駅跡への道。
駅跡で行き止まりになっている。
ホームより、上り名寄・日進方面を見る。
ホーム中程より、上り旭川・風連方面を見る。
写っていないが、この先に旭川からの72.5キロポストが立てられている。
待合室前より一般道方向を見る。
どう見ても待合室は畑の中に建てられている。
一般道の駅入口付近より、智東駅跡方向を見る。
地図上では、道はこの先天塩川沿いを離れ、細い林道となる。
左へ下っている小径が駅への道である。
路線廃止(バス転換)のご案内
JR北海道 名寄本線
名寄 ⇔ 遠軽
JR北海道 深名線
深川 ⇔ 名寄
3番のりば跨線橋昇降口脇より、下り稚内・日進方面を見る。
跨線橋階段の昇降口には風除け室が設けられている。
駅舎北側に残る、大きな旧貨物ホーム。
現在はJR貨物の名寄オフレールステーションであり、
コンテナの集配基地になっている。
キマロキ編成
名寄駅南側の名寄公園にある名寄市北国博物館内には、
廃線となった名寄本線の線路上に、SL排雪列車 『キマロキ編成』 が
屋外展示(静態保存)されている。 (見学無料)

機関車+マックレー車+ロータリー車+機関車
が基本編成で、それぞれの頭文字から 『キ+マ+ロ+キ』 と呼ばれるそうだ。

尚、毎年10月中旬〜4月下旬までは雪害防止のため、
ビニールハウスのようにパイプの骨組みにビニールシートを掛け、
冬囲いされるとのこと。

JR北海道により、準鉄道記念物に指定されている。
『キマロキ編成』 全景。
先頭は、9600型蒸気機関車502号機。
1921年(大正10年)113日 川崎造船所製である。
後押しは、D51型蒸気機関車398号機。
1940年(昭和15年)124日 日本車輌製作所製である。
最後尾には車掌車 ヨ 4456 号車が連結されている。
名寄市北国博物館。
入館料200円也。
館内の鉄道関係の展示は、昔の名寄駅のレイアウト展示が
あるのみで、名寄本線や深名線等の資料展示はないとのことだ。
ホームより、下り稚内・北星方面を見る。
(廃)(臨)
一般道の駅入口付近より、智恵文駅方向を見る。
この道は、智恵文駅前へ続く一本道で、
当駅付近は、山地と天塩川にはさまれた狭い立地にある。
右へ下っている小径が駅への道である。
当駅と北星駅との間にあった智東駅は
2006年(平成18年)318日に廃止となった。
JR北海道 宗谷本線 : 東風連駅名寄駅日進駅智東駅北星駅
風連
ホーム南端より、下り稚内・名寄方面をを見る。
線路を横切る道路は、北海道道538号旭名寄線で
一般
踏切は 『第1風連旭名寄線踏切』 である