北海道
北海道旅客鉄道 宗谷本線(そうやほんせん)
旭川
ASAHIKAWA
稚内
WAKKANAI
智恵文
ちえぶん
20119月撮影
智北
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智 北
ちほく
智恵文
南美深
南美深
みなみびふか
智北
美深
20119月撮影
20119月撮影
美 深
びふか
南美深
初野
20119月撮影
ホーム待合室前より、上り名寄・智恵文方面を見る。
線路を横切っているのは、北海道道252号美深名寄線、
踏切は 『第3美深名寄線踏切』 で、智北駅の構内踏切扱いとなっている。
待合室にベンチはなく、丸椅子が数脚置かれている。
丸椅子の上には駅ノートが置かれていた。
一般踏切より、ホーム全景を見る。
ホームの長さは車両1両分に満たない。
駅名  智恵文(ちえぶん)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。(貨車改造の待合室がある)
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 −
開業日
 1911年(明治44年)113
  国有鉄道(逓信省)の智恵文駅として
  開業。
所在地
 北海道名寄市智恵文11線。
備考

 盛土式の単式ホームと貨車を改造した
 待合室を備える無人駅である。
 かつては木造駅舎と千鳥配置の相対式
 ホーム22線を有し、複数の貨物側線を
 備えた有人駅であった。
 木材輸送の衰退による貨物扱いの廃止
 により、現在の駅形態になったとのことだ。
 
当駅の列車発着は、普通列車のみで
 
下り稚内方面5本/日、
 上り旭川・名寄方面6本/日となっている。
 ホームは線路西側に設置されており、
 非舗装の広い駅前広場を有する。
 駅東側は山地になっており、
 西側に小集落が形成され、農業倉庫や
 郵便局も設置されている。
 宗谷本線の智恵文地区には、廃駅を含め
 4つの駅(智東、北星、智恵文、智北)が
 あるが、駅や集落の規模は当駅が
 最大であり、地区の中心駅となっている。

貨車(車掌車)を改造した智恵文駅待合室。
外壁はリフォームが施されている。
ホーム南端付近より、下り稚内・智北方面を見る。
プレハブの待合室は狭いが、きれいに管理されている。
駅ノートが置かれている。
ホーム西端より、上り名寄・智恵文方面を見る。
駅名  智北(ちほく)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。(ホーム上に待合室がある)
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 −
開業日
 1959年(昭和34年)111
  日本国有鉄道の智北仮乗降場
  として開設。
 1987年(昭和62年)41
  JR北海道に継承と同時に智北駅として
  常設駅化。
 1991年(平成3年)111
  北海道道252号美深名寄線の道路付け
  替えにより、智恵文駅寄り(東方向)に
  100m移転。
所在地
 北海道名寄市智恵文27
備考

 桁式フレームにコンクリート板を張った
 単式ホームと、ホーム上にプレハブの
 待合室を備えた無人駅である。
 トイレは設置されていない。
 当駅の列車発着は、普通列車のみで
 
下り稚内方面4本/日、
 上り旭川・名寄方面4本/日となっており、
 一部の普通列車は通過する。

 ホームは線路北側にあり、1991
 (平成3年)に付け替えられた道道の踏切
 に接して設置されている。
 道路からホームまでの通路があるのみで、
 駅前広場はない。
 駅周囲は田園地帯であり、集落はなく、
 民家は田畑の中に点在している。

道道に面した駅入口より、智北駅を見る。  
駅名  南美深(みなみびふか)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。
 (ホームから道路を挟んで待合室がある)
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 −
開業日
 1956年(昭和31年)71
  日本国有鉄道の南美深仮乗降場
  として開業。
 1959年(昭和34年)111
  南美深駅として常設駅化。
所在地
 北海道中川郡美深町字美深456
備考

 車両1両分に満たない桁式板張りの単式
 ホームと、ホームの裏手に待合室を備えた
 無人の小駅で、駅舎やトイレ、駐輪場は
 設置されていない。
 待合室は木造トタン張りで、かなり古い
 ものである。
 当駅の列車発着は、普通列車のみで
 
下り稚内方面4本/日、
 上り旭川・名寄方面3本/日となっており、
 一部の普通列車は通過する。

 ホームは線路南側に設置されており、
 西側を一般踏切に接している。
 駅前広場はない。
 駅周囲は田園地帯であり、数軒の民家や
 農業施設がある。

ホームより、上り旭川・智北方面を見る。
美深駅駅舎。
美深町交通ターミナルとして、名士バスが乗り入れている。
駅名  美深(びふか)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム11線、
 計22線の地上駅。
 (島式ホームの1線は廃されている)
駅舎
 コンクリート造の地上駅舎。
 (美深町交通ターミナル、観光協会を併設)
管理形態
 社員配置。
きっぷうりば

 みどりの窓口(9:0016:30)。

駅内店舗
 有人店舗 : 町営売店(物産品販売所)、
          観光案内所。
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 構内跨線橋。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 名寄駅。
乗降人員
 
開業日
 1911年(明治44年)113
  国有鉄道(鉄道院)の
  美深駅(ぴうかえき)として開業。
 1951年(昭和26年)714
  駅名の読みを「びふか」に改称。
 1964年(昭和39年)105日 美幸線開業。
 1985年(昭和60年)917日 美幸線廃止。
所在地
 北海道中川郡美深町字開運町1
備考

 交換設備と構内跨線橋を備える比較的
 大きな有人駅である。
 かつては国鉄美幸線や森林鉄道が乗り
 入れ、単式ホーム11線、島式ホーム
 12線と複数の側線・引き込み線を有し、
 貨物扱いも行うターミナル駅であった。
 現在は側線や貨物ホームは廃止され、
 構内に草地の目立つ宗谷本線の単独駅
 になっている。
 尚、当駅には特急列車を含むすべての
 定期列車が停車し、

 下り稚内方面8本/日、
 上り旭川・名寄方面9本/日が発着する。
 
22線のホームは、駅舎側の1番のりば
 が下り稚内方面、2番のりばが上り旭川
 方面に割り当てられている。
 尚、かつてホームが23線のころには、
 3番のりばに美幸線が発着していた。
 駅舎は線路西側に設置されており、
 駅前ロータリー
を有している。
 また、東口側に出入り口はなく、
 東西自由通路も設置されていない。
 美深町の中心駅であり、周囲は市街地と
 なっている。

初 野
はつの
日進
紋穂内
20119月撮影
駅名  初野(はつの)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし(ホーム脇に待合室がある)。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 北海道旅客鉄道 旭川支社。
管理
 音威子府駅。
乗降人員
 −
開業日
 1948年(昭和23年)6
  国有鉄道(鉄道総局)の初野仮乗降場
  として開業
 1959年(昭和34年)111
  常設駅化。
所在地
 北海道中川郡美深町字富岡285
備考

 車両1両分程度の桁式板張りのホームと、
 ホーム脇にプレハブの待合室を有する
 無人駅である。
 トイレは設置されていない。
 当駅は普通列車のみ発着するが、
 一部の普通列車は通過し、
 上り旭川・名寄方面3本/日、
 下り稚内方面4本/日が発着する。
 ホームは線路西側に設置されており、
 ホーム北端を一般踏切に接している。
 駅前広場はない。
 周囲は田園地帯であり、駅の周りに集落
 はなく、民家は田畑の中に点在している。
 また、400m程西側を国道40号線が線路に
 並行している。

初野駅待合室。
工事現場の仮設事務所のような、プレハブのユニットハウスだ。
外壁右側に駐輪枠が設けられている。
待合室内は狭いが、きれいに管理されている。
駅ノートが置かれていた。
ホームより、待合室を見る。
面している美深町道14線は以外に交通量が多い。
14線踏切』より、駅全景を見る。
待合室前より、ホームを見る。
待合室内はきれいに管理されている。
駅ノートが置かれていた。
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駅前より西側を見る。 写真右手の家は廃屋のようだ。
駅前のメインストリートは、延長100m
北海道道292号智恵文停車場線である。
ホーム北端より、下り稚内・智北方面を見る。
数十メートル先の線路には、かつて分岐器があった配線形状が見られる。
道道の踏切より、下り稚内・南美深方面と駅全景を見る。
南美深駅待合室。
一般道に面しており、駅前広場はない。
線路脇より、下り稚内・美深方面を見る。
写真左端の赤い屋根の建物が待合室である。
3線踏切』より、東方向を見る。 待合室は写真左手奥になる。
この道は約1km先で、国道40号線と交差する。
駅名標脇に建つ 『○』 の表示は単行列車(1両編成)の
停車位置目標(通称:停目)である。
線路脇より、下り稚内・紋穂内方面を見る。
北 星 行
For  HOKUSEI
駅舎内の様子。
右手が駅出入り口、正面にみどりの窓口、左手がホーム方向になる。
撮影立ち位置右後方に観光案内所を兼ねた町営の売店がある。
1番のりば駅舎前付近より、下り稚内・初野方面を見る。
相対式ホームは千鳥配置になっている。
構内跨線橋より、上り名寄・南美深方面を見る。
2番のりば中程より、上り名寄・南美深方面を見る。
構内跨線橋より、下り稚内・初野方面を見る。
左手の建物の下に崩れかけた旧貨物ホームが見える。
14線踏切』より、上り名寄・美深方面を見る。
田園地帯の中を防雪林が続いている。
ホーム北端より、上り旭川・北星方面を見る。
左手のヤブは、かつての路盤跡である。
ホームより、下り稚内・紋穂内方面を見る。
ホーム先の 『14線踏切』 は、初野駅の構内踏切扱いになっている。
踏切前より西方向を見る。 周囲に集落はない。
写真中央の赤い屋根の建物の向こうに国道40号線が並行しており、
正面の山の麓を天塩川が流れている。
路線廃止のご案内
日本国有鉄道 美幸線
美幌 ⇔ 仁宇布
ホーム中程より、下り稚内・南美深方面を見る。
北海道道252号美深名寄線より、北側を見る。
駅北側は丘になっている。(撮影立ち位置後方が天塩川方向になる)
踏切左手が智北駅になる。
旧智北駅跡
智北駅から線路南側の一般道を200m程西へ進むと
右手に付け替え前の旧北海道道252号美深名寄線の合流跡がある。
当時の航空写真で確認すると、
旧北海道道252号美深名寄線の智北駅付近は非舗装だったようだ。
往時はこのヤブの先に踏切があり、
踏切を渡った右手に駅入口があった。
旧ホームがあったあたりを撮影。
わかりにくいが、写真右端中央に現ホーム上の待合室が小さく見える。
前述したが、当駅は北海道道252号美深名寄線の道路付け替えにより、
1991年(平成3年)11月に智恵文駅寄り(東方向)に100m移転している。
旧ホーム跡はヤブ化が激しく、線路に近づくことは容易ではない。
ヤブ漕ぎをして線路に近づいても、駅跡の痕跡が残る可能性は低く、
また危険が伴うため、この程度の写真に留めておく。
ホーム西端より、下り稚内・美深方面を見る。
線路を横切っているのは、美深町道3線、
踏切は 『3線踏切』で、南美深駅の構内踏切扱いになっている。
ホーム北端より、上り旭川・北星方面を見る。
かつてはこのホームの先に貨物ホームがあったが、
現在はヤブになっており、確認できない 。
2番のりばの反対側には、旧3番のりばが残っている。
ここからは、国鉄の全路線の中でも最悪レベルの
赤字線であった 『美幸線』 が発着していた。
駅舎の南側(名寄より)に残る、旧貨物ホーム跡。
ホームは崩れ、ほとんど荒れ地になっている。
駅舎前より、駅前広場とメインストリートを見る。
駅前からは北海道道680号班渓美深停車場線が西に延びており、
300m程で国道40号線に突き当たる。
JR北海道 宗谷本線 : 智恵文駅智北駅南美深駅美深駅初野駅
北星