駅があった風景 北海道旅客鉄道 青函航路(青函連絡船) : 青森駅函館駅
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北  海  道
     
青  森  ⇔  函  館
北海道旅客鉄道 青函航路(せいかんこうろ)

 
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青函航路


 

 
乗換のご案内
JR東北本線(現:青い森鉄道線
東京 ⇔ 青森
JR東日本 奥羽本線
福島 ⇔ 青森
JR東日本 津軽線
青森 ⇔ 三厩
       
 
201205月撮影     
       
     
駅名  青森(あおもり)
駅構造
 島式ホーム36線の地上駅。
駅舎
 駅ビル構造の橋上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 社員配置。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : みどりの窓口(5:3022:45)。
 券売機 : 指定席券売機、自動券売機。
 びゅうぷらざ(10:0017:30 日祝休)。

改札  
トイレ  
駅内店舗

 有人店舗 : 駅ビル(NEWDAYS、飲食店、
         土産物店、他)。
 自動販売機 : 飲料他。

連絡通路

 構内跨線橋。
 東西自由通路(駅北側の旧構内跨線橋を
 改造して使用)。

乗車人員  6,462人/日(2011年度平均)。
 7,246人/日(2010年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 盛岡支社。
 青い森鉄道。
所属路線  奥羽本線
管理
 青森駅。
発着列車 <奥羽本線>
 上り 秋田・弘前方 41本/日 (26番のりば)
<津軽海峡線、津軽線>
 下り 函館・三厩方面 20本/日 (36番のりば)
<青い森鉄道線>
 上り 八戸・野辺地方面 25本/日 (13番のりば)
  特急「つがる」、「スーパー白鳥」、「白鳥」、
  「あけぼの」、急行「はまなす」、快速が停車。
主な歴史  1891年(明治24年)91
  日本鉄道本線北区の青森駅として開業。
 1906年(明治39年)9111
  国有化により、逓信省鉄道作業局の駅となる。
 1908年(明治41年)37
  青函連絡船(鉄道連絡船)運航開始。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
  ただし、青函連絡船青森桟橋はJR北海道
  函館支店管轄となる。
 1988年(昭和63年)313
  青函連絡船廃止。
  津軽海峡線開業。
 2010年(平成22年)124
  東北新幹線が八戸駅から新青森駅まで延伸
  開業と同時に、東北本線当駅-八戸駅間が
  青い森鉄道に移管。
  JR東日本と青い森鉄道の共同使用駅となり、
  所属線を東北本線から奥羽本線に変更。
所在地
 青森県青森市柳川一丁目1-1
接続バス  【青森駅】停留所
  場所 : 東口駅舎前、バスターミナル。
  運行 : JRバス、青森市営バス、弘南バス他
   ・高速バス、都市間バス、県内・市内各地へ
    多数の便あり。
 【駅西口】停留所
  場所 : 西口駅舎前を南へ約100m
  運行 : 青森市営バス
   ・観光通り方面線
   ・野木和団地・後潟線
駅周囲
その他
 奥羽本線と青い森鉄道線(旧東北本線)の
 終点駅であり、津軽線の起点駅である。
 かつては青函連絡船が発着していたが、
 青函トンネルの開通により廃止となった。
 駅北側は海であり、すべての列車が駅南側より
 入線する駅構造で、各路線から他の路線に直通
 する列車はスイッチバックにて運行している。
 尚、奥羽本線の隣駅に新青森駅が新幹線
 乗り継ぎ駅としてリニューアルオープンした。
 当駅より新青森駅へは利便性向上のため、
 普通乗車券のみで普通列車と特急列車の
 自由席への乗車が認められているようだ。

 駅は青森市の北端に位置し、周囲は市街地である。
 青森市の中心駅であり、『東北の駅百選』の
 選定駅である。
 青函連絡船就航時は、本州側の北玄関であったが、
 東北新幹線の延伸開業や北海道新幹線の開業予定
 により、その地位を新青森駅に譲ろうとしている。
 尚、余談であるが、ホームにいると様々な列車が
 次々と発着し、見ていて飽きない。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  バスターミナルより、青森駅駅舎(東口)を見る。
駅舎は2階建てであり、向かって右手に駅ビル『ラビナ』を併設している。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  青い森鉄道線上り1番のりば北端付近より、終点の車止めを見る。
他の番線は、この先の機回し線に接続しているが、
12番線はホーム中程で線路が途切れ、車止めがかかっている。
また、写真右端の黄色い船は、旧のりばに展示・保存されている
青函連絡船『八甲田丸』で、当時の乗客は正面の連絡橋
(現在は東西自由通路) にて乗り換えていた。
   
     
     
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  ホーム北端には、旧青函連絡船乗り換え用連絡橋が残っている。
現在は東西自由通路の『青い海公園連絡橋』として使用されており、
ホームからこの連絡橋への階段は閉鎖されている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  『青い海公園連絡橋』からホームを見る。
通路側には改札もなく、ホームとは完全に分離されている。
   
     
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  『青い海公園連絡橋』 内部の様子。
正面へ駅西口、青森マリーナ、左へ駅東口(正面口)
右へ 『青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸』 へ続いている。
  八甲田丸の艦橋より、青森駅方向(南側)を見る。
手前の黄色いブリッジが八甲田丸への入場口となっている。
   
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  2岸壁には、地上の線路と連絡船の車両甲板を結ぶ
可動橋が残されている。
  八甲田丸の艦橋より、北側(海側)を見る。
青函連絡船用の桟橋は3岸壁あり、写真左手のピンクの建物
(青森港旅客船ターミナルビル)の先が第1岸壁、
八甲田丸が係留されている所(現撮影位置)が第2岸壁、
撮影立ち位置後方の青森ベイブリッジ直下に第3岸壁があり、
現在も3岸壁が残っている。
   
     
   
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  可動橋側面を見る。
可動橋の地上側はピン接続になっており、連絡船との接続部は
先端のゲートよりワイヤーにて吊り下げられている自由端構造で、
その時の潮位や波高に対応していたそうだ。
 
   
   
      地上の線路側より、可動橋先端方向を見る。
可動橋には線路が3線敷設されている。
青函連絡船は鉄道車両の他に自動車やバイクも
この可動橋より乗船していたそうだ。
     
     
       
         
 
         
         
 
八 甲 田 丸
     
         
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  八甲田丸。  総トン数 5,382t、全長132m、全幅17.9m、出力12,800PS
乗客定員1,200名、貨車48両の積載が可能な鉄道連絡船である。
    煙突には日本国有鉄道のロゴマーク 【JNR】 が大きく描かれている。
尚、現在煙突は展望台に改造され、上ることができる。
     
         
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  八甲田丸船尾。
車両甲板入口部に線路が3線並んでいるのが見える。
    車両甲板の船尾部分を船内から見る。
船内の線路には分岐器が設けられいる。
     
         
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  車両を固定する船内の車止め。
油圧緩衝器付きの自動連結器が取り付けられている。
    車両の固定にはフック式のターンバックルも使用されたようだ。
     
         
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  艦橋4F、航海甲板の操舵室も見学可。     八甲田丸が係留されている『青い海公園』の列車休憩所前に
置かれている八甲田丸で使用されたスクリュー。
尚、列車休憩所はかなり荒れている。
     
         

 




 
乗換のご案内
JR北海道 函館本線
函館 ⇔ 旭川
JR北海道 江差線
(函館)五稜郭 ⇔ 江差
函館市電 本線
函館駅前 ⇔ 函館どつく前
函館市電 大森線
函館駅前 ⇔ 松風町
       
 
20088月撮影    
       
     
駅名  函館(はこだて)
駅構造
 盛土式頭端ホーム48線の地上駅。
駅舎
 S造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 社員配置。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : みどりの窓口(6:0022:30
 
券売機 : あり(3台)
 ツインクルプラザ(10:0019:00

改札  自動改札機(6通路)、有人改札(1通路)。
 ICカード非対応駅。
トイレ  あり。(改札内外)
駅内店舗

 有人店舗 : KIOSK、飲食店、観光案内所他
 自動販売機 : 飲料他。

連絡通路
 構内コンコース。
乗車人員  3,450人/日(2008年度平均)。
 
3,600人/日(2007年度平均)。
管轄
 北海道旅客鉄道 函館支社。
所属路線  函館本線。
管理
 函館駅。
発着列車  函館本線 下り 札幌方面 42本/日
 道南いさりび鉄道 下り 木古内方面 20本/日
  特急「北斗」、「スーパー北斗」
  快速「はこだてライナー」が停車。
主な歴史  1902年(明治35年)1210
  北海道鉄道の函館駅として開業。
 1904年(明治37年)71
  現在位置に移転。
  旧函館駅は亀田駅に改称。
 1907年(明治40年)71
  北海道鉄道が国有鉄道(逓信省帝国鉄道庁)
  に移管。
 1908年(明治41年)37
  国有鉄道(帝国鉄道庁)直営の
  青函連絡航路が開設。
 1909年(明治42年)1012
  線路名称設定により函館本線の所属駅となる。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1988年(昭和63年)313
  青函トンネル開通に伴い青函連絡船廃止。
 2016年(平成28年)326
  北海道新幹線開業に伴い、
  江差線が道南いさりび鉄道線となる。
  津軽海峡線の定期旅客列車の運行終了。
所在地
 北海道函館市若松町1213号。
接続バス  『函館駅前ターミナル』停留所 : 駅前ロータリー
  運行 :北海道中央バス
   ・高速はこだて号・しりべし号
  運行 :
北都交通
  ・札幌〜函館、高速はこだて号
  運行:北海道バス
  ・函館特急ニュースター号
  ・急行バス(新函館北斗駅⇔湯の川温泉)
 その他市内各地へ多数の便が発着している。
駅周囲
その他

 函館本線と津軽海峡線、江差線のJR3路線が
 乗り入れる。 函館本線は当駅を起点としている。
 江差線の起点駅は隣の五稜郭駅であるが、
 すべての列車が函館本線を経由して当駅に
 乗り入れている。
 また、かつては青函連絡船が当駅と青森駅を
 結んでいた。
 函館市電は、広い駅前ロータリーを挟んだ
 『函館駅前』電停より接続している。
 函館市の中心駅であり、周囲は道内第3位の
 人口を誇る大市街地である。
 市内には観光名所も多い。
 また、当駅は北海道の玄関口の役割を果たして
 おり、頭端式ホームからの列車はすべて
 北に向かって出発して行く。
 (が、北海道最南端の駅ではない)

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  函館駅駅舎。
現在の駅舎は5代目とのこと。(20036月〜)。
駅舎は青函連絡船廃止後に建て替えられており、
構内も当時とは変わってしまっている。
   
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  函館港より、【摩周丸】を見る。
青函連絡船用の桟橋は2岸壁あり、【摩周丸】は第2岸壁に係留されている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  地上の線路側より、可動橋先端方向を見る。    
     
       
 
 
       
       
 
摩 周 丸
   
  20192月撮影    
       
     
     
     
     
     
     
   
   
   
   
   
   
   
  摩周丸全景。
現在は、「函館市青函連絡船記念館摩周丸」として、
博物館船となっている。
 
   
     
   
   
   
    可動橋先端にて、函館駅方向を見る。
積雪のため、詳細は確認出来ないが、
すでに線路は廃されているようだ。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
  摩周丸船尾。
積雪で見えにくいが、車両甲板入口部に
線路が3線並んでいるのが 確認できる。
 
   
     
   
   
   
    摩周丸船尾付近より船首方向を見る。
左手は入館受付で、入館料は500円(おとな)となっている。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
  摩周丸は津軽丸型連絡船で、青森の八甲田丸と同型艦である。
尚、当艦は1Fの車両甲板は非公開となっている。
 
   
     
     
     
     
      摩周丸は「函館朝市」に隣接している。
生け簀からタラバガニが脱走を試みている。
     
       

 

 




青函航路
終点

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