駅のある風景 東日本旅客鉄道 上越線 C : 水上駅湯桧曽駅土合駅土樽駅越後中里駅
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関   東
     
高  崎  ⇔  宮  内
東日本旅客鉄道 上越線(じょうえつせん)

 
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駅名  水上(みなかみ)
駅構造
 単式・切り欠きホーム12線、
 島式ホーム12線、計24線の地上駅。
 盛土式ホームを有する。
駅舎
 コンクリート構造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 社員配置。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : 指定席券売機、自動券売機。

改札  自動改札機(2通路)、有人改札(1通路)。
トイレ  あり。(仮設タイプ)
駅内店舗

 有人店舗 : KIOSK
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路

 構内跨線橋。

乗車人員  609人/日(2008年度平均)
 612人/日(2007年度平均)
管轄
 東日本旅客鉄道 高崎支社。
所属路線  上越線。
管理
 水上駅。
発着列車  下り 長岡方面  5本/日(2番のりば)
 上り 高崎方面 22本/日(1,2番のりば)
 特急「みなかみ」の終着駅。
主な歴史

 1928年(昭和3年)1030
  国有鉄道(鉄道省)上越南線の
  水上駅として開業。
 1931年(昭和6年)91
  水上-越後湯沢間の清水トンネル開通
  により、上越南線が上越北線を編入。
  同時に路線名を上越線に改称。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。

所在地
 群馬県利根郡みなかみ町鹿野沢96
接続バス  【水上駅】停留所
  場所 : 駅前の県道61号線沿い。
  運行 : 関越交通。
  ・上毛高原駅-水上駅線
  ・上毛高原駅-水上車庫線
  ・水上駅-谷川岳ロープウェイ駅線
  ・水上駅-湯の小屋線
  ・水上駅-宝川温泉線
  ・高速バス みなかみ温泉号
駅周囲
その他
 上越線は、当駅を境に運転系統が
 分断されており、普通列車は上り下りとも
 当駅で折り返し運転をする運行上の
 要衝となっている。
 かつては水上機関区が置かれていた関係
 で、ホーム前後に広い構内を持っており、
 転車台も残されている。
 この転車台は『SLみなかみ号』等の臨時
 列車の牽引車専用として現役のようだ。
 2001年に完成した駅舎正面玄関に対して
 ホームの上屋等は古びた味わいが残って
 おり、素晴らしい佇まいを見せている。
 水上温泉の玄関口として、駅前には
 土産物店等が数軒あり賑わっているが、
 温泉を訪ねる観光客は、残念ながら
 年々減少の方向にあるようだ。
   
   
   
   
20098月 撮影    
       
       
       
       
       
       
       
      水上駅駅舎。
駅の玄関口の部分がまだ新しい。
2001年(平成13年)に改築とのこと。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  休日の駅舎内は列車を待つ人々で賑やかだ。      
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  上り1番のりばより、上り高崎方面を見る。      
       
         
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  3番のりばより、上り高崎方面を見る。
ホーム東側(写真の左側)は、すぐ山林が迫っている。
  上り1番のりばより、下り長岡方面を見る。
SLみなかみ号』は写真の長岡行き普通列車が止まっている
2番 のりばに到着する。
その際1番線は機回し線として使用するとのことだ。
   
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    上り1番のりばより、上り高崎方面を見る。
11:05発上野行き特急水上号185系が発車を待っている。
尚、右側は切り欠きホームになっており、番線表示はない。
   
     
   
   
   
  上り1番のりば端より、上り高崎方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
    上り1番のりばより、下り長岡方面を見る。
この先にSL用のピット線や転車台がある。
   
     
     
     
     
  駅の南2km程にある『諏訪峡』が描かれた駅名標。
諏訪峡大橋から利根川への42mバンジーは当地の名物である。
(ブリッジバンジーは日本でここだけとのことだ)
この他に『谷川岳』バージョンと『ブナ林遊歩道』バージョンの
駅名標がある。  もちろん普通の駅名標もありますよ。
   
     
     
     
       
       
 
       
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  水上駅北側にある上路式動力転車台。   転車台から周囲に延びる線路は短い。
機関庫はない。
   
       

 

 



           
         
駅名  湯檜曽(ゆびそ)
駅構造
 上り : 単式ホーム11線の地上駅。
 下り : 単式ホーム11線の地下駅。
 桁式ホームを有する。
駅舎
 コンクリート構造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : 閉鎖されている。
 券売機 : なし。

改札  行わない。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : なし。

連絡通路

 構内地下通路。

乗車人員  17人/日(2007年度平均)。
 18人/日(2006年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 高崎支社。
所属路線  上越線。
管理
 水上駅。
発着列車  −
主な歴史

 1931年(昭和6年)91
  国有鉄道(鉄道省)上越南線の
  湯桧曽駅として開業。
 1949年(昭和24年)1220
  現駅舎付近に大穴仮乗降場が開設。
  スキー客向けに1220日-310
  のみ運営。
 1963年(昭和38年)125
  現駅舎付近に新湯檜曽信号場を開設。
 1967年(昭和42年)928
  複線化に伴い現在地に駅を移転。
  清水トンネル内の下りホームを
  湯檜曽駅として供用開始。
  旧駅は北湯檜曽信号場となる。
 1984年(昭和59年)118
  北湯檜曽信号場が廃止。
 1985年(昭和60年)314
  無人駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。

所在地
 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽18-2
接続バス  【ゆびそ駅前】停留所
  場所 : 駅前の国道291号線沿い。
  運行 : 関越交通。
  ・水上駅-谷川岳ロープウェイ駅線
駅周囲
その他
 上りホームは地上の築堤上に、
 下りホームは新清水トンネル内
 (入口からすぐ)の地下に設けられている。
 無人駅であるが、かつての有人駅の名残
 で、非常に大きな駅舎を有している。
 また、当駅は新清水トンネル完成時に
 現在の位置に移転しているが、移転前の
 場所にはホームへの階段とホーム跡が
 残っているとのこと。
 それ以前の、1963年(昭和38年)310
 廃止の『大穴仮乗降場』については
 ほとんど資料がない。
   
   
   
   
200811月 撮影    
       
       
       
       
       
       
       
      大きな湯桧曽駅駅舎。
無人駅である。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  広々しながらも殺伐とした駅舎内の様子。
正面奥の階段を上がると上り地上ホーム、
階段手前右側の地下通路を進むと下り地下ホームである。
     
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  駅舎からの階段を上がった上り地上ホームには、脇待合室が
設置されている。 柱には海抜五五七.四三の標記がある。
     
       
         
 
     
       
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  上り地上ホーム土合寄りから、上り高崎方面を見る。
この見慣れない鉄道標識は保線車両用のもの?
 
   
      改札口から下りホームへの地下通路。
写真ではわかりにくいが、突き当たりのホーム前が
上りのスロープになっている。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  上り地上ホームより、下り長岡方面を見る。
山の中腹の架線柱が見える所がループ線である。
また、ホーム中程付近より左に分岐している側線は、
下り線への渡り線である。(使われていないようだが)
 
   
    下り地下ホーム水上寄りから、下り長岡方面を見る。
ホームは全長13,49kmの新清水トンネル入口部にあり、
ここから6.6km先の同トンネル内に土合駅下り専用ホームがある。
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  水上寄りから、下り長岡方面を見る。
写真右に上り地上ホーム、左に新清水トンネル。
トンネルを入ってすぐに下り地下ホームがある。
 
    下り地下ホーム水上寄りから、、上り高崎方面を見る。
新清水トンネル入口が見える。
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  上り地上ホームの駅名標。  
    下り地下ホーム水上寄りから、、上り高崎方面を見る。
ホーム先に、左手の下り線からの渡り線が見える。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      下り地下ホームの駅名標。
     
       

 

 



           
         
駅名  土合(どあい)
駅構造
 上り : 島式ホーム11線の地上駅。
 下り : 単式ホーム11線の地下駅。
 桁式ホームを有する。
駅舎
 コンクリート構造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : 閉鎖されている。
 券売機 : なし。

改札  行わない。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路

 構内地下通路。

乗車人員  16人/日(2007年度平均)。
 16人/日(2006年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 高崎支社。
所属路線  上越線。
管理
 水上駅。
発着列車  下り 長岡行き 5本/日(地下ホーム)
 上り 水上行き 5本/日(地上ホーム)
主な歴史

 1931年(昭和6年)91
  国有鉄道(鉄道省)上越南線の
  土合信号場として開業。
 1932年(昭和7年)127
  スキー季節中に限り、旅客営業を開始。
 1936年(昭和11年)1219
  土合駅として常設駅化。
 1967年(昭和42年)928
  複線化に伴い清水トンネル内の
  下りホームを供用開始。
 1985年(昭和60年)314
  無人駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。

所在地
 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽218-2
接続バス  【土合駅前】停留所
  場所 : 駅前の国道291号線沿い。
  運行 : 関越交通。
  ・水上駅-谷川岳ロープウェイ駅線
駅周囲
その他
 特殊な環境下にある駅として全国的に
 有名な駅である。
 上りホームは地上に、下りホームは
 新清水トンネル内の地中深くに設けられ、
 ている。
 谷川岳への群馬県側からの玄関口に
 なっており、天神平へのロープウェイ
 のりばまで、徒歩20分程度である。
 駅は国道291号線に面しているが、
 山間部であり、周囲には民宿と山の家、
 ドライブインの3軒しか建物がなく、
 一種の秘境駅と言えるかもしれない。  
 『関東の駅百選』に選定されている。
 尚、余談であるが、駅前を通る国道291
 線は谷川岳・清水峠へ向かっている。
 道は険しい山岳地帯であることから
 車両が通行不能な区間(点線国道)が
 約15km続いており、とくに豪雪地帯でも
 ある新潟県側の山岳区間は、100年以上
 放置された結果荒れ果て、登山者の
 通行も困難であり、廃道同然となって
 いるらしい。
   
   
   
   
200811月 撮影    
       
       
       
       
       
       
       
      ロッジ風の大きな駅舎を有する土合駅。
かなり広い駅前スペースがある。 無人駅である。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  駅出入口。
扉の上に、 『ようこそ日本一のモグラえき 土合へ』 とある。
     
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  入口を入ってすぐに、テーブルと椅子が設置されている。      
       
         
       
       
       
       
       
       
       
   
   
   
   
   
   
  改札内の通路の様子。
上りの地上ホーム方面を見る。
 
   
     
   
   
   
   
    改札を抜けると通路が左右に延びており、
ホームへの案内板と発車時刻表が掲げられている。
   
     
   
   
   
   
   
   
  新清水トンネル内の下り専用ホームより、上り高崎方面を見る。
左に旧ホームが残る。
現在は旧通過線にホームが設置されている。
 
   
     
   
   
   
   
    通路を出ると、上り方面専用の島式ホームがある。
ホームには待合室が設置されている。
片側1線が廃されているが、単線時代は
ここで列車交換が行われていたようだ。

下り長岡方面を見る。
   
   
   
     
   
   
   
   
  下り地下ホーム中程より、下り長岡方面を見る。
右の黄色い看板が出口案内、
その奥に待合室、運転事務室、トイレがある。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
    上りホーム端(湯桧曽寄り)から、上り高崎方面を見る。
赤い屋根が駅舎である。 右側には側線がある。
   
     
   
   
   
   
  下り地下ホームの駅名標。  
   
     
   
   
   
   
   
   
    上りホーム端(土樽寄り)から、下り長岡方面を見る。
清水トンネル上り入口が見える。
   
     
   
   
   
   
  下りホームから駅舎へ向かう有名な462段の階段。
左脇がエスカレータ設置用のスペースであろうか。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
    上り地上ホームの駅名標。
駅名標の右足に、標高665.51mとある。
   
     
   
   
   
   
  階段を上がった通路。
正面にあるのは通過列車によるトンネルからの突風抑止板とのこと。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
    突風抑止板の脇に置かれていた扉にある激励文?
   
     
     
     
     
     
  上の写真の通路を外から見る。
通路は利根川水系湯檜曽川にかかる橋である。
橋は左へホームへの階段、
右へ国道291号をオーバーパスして駅舎へ続いている。
   
     
     
       

 

 

 

新清水トンネル
 

   
新清水トンネルと土樽駅の間にある上越北線殉職碑付近より撮影。
左に土樽駅、右に新清水トンネル出口が見える。
尚、新清水トンネル開通前の単線時代は、清水トンネル内に列車交換を
目的とした、茂倉信号場が設置されていた(1984111日廃止)。
20098月撮影
 
 
 
   

 



 

           
         
駅名  土樽(つちたる)
駅構造
 桁式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : 閉鎖されている。
 券売機 : なし。

改札  行わない。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路

 構内跨線橋。

乗車人員  −
管轄
 東日本旅客鉄道 新潟支社。
所属路線  上越線。
管理
 越後湯沢駅。
発着列車  −
主な歴史

 1931年(昭和6年)91
  国有鉄道(鉄道省)上越線の
  土樽信号場として開設。
 1933年(昭和8年)128
  スキー季節中に限り、仮乗降場として
  旅客営業を開始。
 1941年(昭和13年)110
  土樽駅として常設駅化。 旅客駅。
 1945年(昭和20年)1215
  貨物の取扱を開始。 一般駅となる。
 1961年(昭和36年)101
  貨物の取扱を廃止。 旅客駅に戻る。
 1984年(昭和59年)21
  荷物の取扱を廃止。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。

所在地
 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽4504
接続バス  【蓬橋】停留所
  場所 : 駅の南東約300m、県道541沿い。
  運行 : 南越後観光バス。
  ・湯沢〜中里〜土樽〜蓬橋線
駅周囲
その他

 清水トンネルを出てすぐにある駅である。
 
谷川連峰への新潟県側からの玄関口で
 あり、川端康成の小説『雪国』の舞台に
 なった駅でもある。
 かつては通過線2線を挟んだ相対式
 ホーム24線であったが、現在は
 旧通過線に新ホームが設置されている。
 また、下りホーム端より土樽スキー場の
 ゲレンデへ直結している。
 現在スキー場は営業中止になっているが、
 ゲレンデに隣接した土樽山荘は通年営業
 しているようだ。
 周囲には土樽山荘以外に人家はなく
 一種の秘境駅と言えるが、土合駅同様、
 行楽駅として大きな役割を果たしている。

   
   
   
   
20098月 撮影    
       
       
       
       
       
       
       
      土樽駅駅舎。
中央の祠のようなものの中には
公衆電話と登山カードのポストが収められている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  木の温もりを感じさせる駅舎内。
待合室になっている。
     
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  ホーム側からの駅舎。      
       
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    構内跨線橋より、上り高崎方面を見る。
行く手には谷川連峰が立ちはだかっている。
また、関越自動車道が上越線をオーバーパスしている。
  下り新ホームより、下り長岡方面を見る。
左手に旧ホームがそのまま残っており、新ホームに設けられた
フェンスで転落防止の 安全対策がなされている。
 
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    下り旧ホーム端(土合寄り)から、上り高崎方面を見る。
左手が上り線で清水トンネルへ、
右手が下り線で新清水トンネルへ繋がっている。
  下り旧ホームより、下り長岡方面を見る。
旧副本線は側線になり、新ホーム手前で廃されている。
尚、廃された副本線の先には、車止めは設置されていない。
 
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    下りホーム端(越後中里寄り)から、上り高崎方面を見る。
  国鉄タイプの駅名標が残る。  
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    地元の観光施設『たくみの里』が描かれた駅名標。
この他に谷川岳をバックにした『猿ヶ京温泉』が
描かれた駅名標もある。
  駅前の様子。
右手が駅舎、左手は関越道の高架になっている。
谷川岳方面へは、ここから撮影立ち位置前方へ徒歩となる。
 
     
       




 

毛渡沢橋梁(けどざわきょうりょう)
 

   

  土樽駅北側にある 【毛渡沢橋梁】。

  上り線に単線時代からの古い橋梁が残っており、
  素晴らしい佇まいを見せている。

  上の写真の右側が単線時代からの煉瓦橋脚のプレートガーダー橋、
  左側が複線化時に新設されたコンクリート橋脚の
  コンクリート製ガーダー橋である。

上り線に残る単線時代の 【毛渡沢橋梁】
門形の架線柱も印象的である。
橋は1931年(昭和6年)築とのことだ。





 

           
         
駅名  越後中里(えちごなかざと)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム12線、
 計23線の地上駅。
 盛土式ホームを有する。
駅舎
 コンクリート造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : 閉鎖されている。
 券売機 : 簡易自動券売機。

改札  行わない。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路

 構内跨線橋。

乗車人員  -
管轄
 東日本旅客鉄道 新潟支社。
所属路線  上越線。
管理
 越後湯沢駅。
発着列車  下り 長岡方面 10本/日(12番のりば)
 上り 水上行き  5本/日(3番のりば)
 長岡方面からは、当駅で折り返す列車が
 設定されている。
主な歴史

 1931年(昭和6年)91
  国有鉄道(鉄道省)上越線の
  越後中里駅として開業。 一般駅。
 1970年(昭和45年)1215
  貨物の取扱を廃止。 旅客駅となる。
 1984年(昭和59年)21
  荷物の取扱を廃止。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。

所在地
 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽5135
接続バス  【中里駅角】停留所
  場所 : 駅の南西約200m、県道541号沿い。
  運行 : 南越後観光バス。
  ・湯沢〜中里〜土樽〜蓬橋線
駅周囲
その他
 湯沢中里スキー場に直結した駅である。
 普段は閑散とした無人駅であるが、
 スキーシーズンには有人駅となる場合が
 あるらしく、休日等は賑わうようだ。
 駅の東側(スキー場側)には、中里スキー
 センターがあり、シーズンは構内跨線橋
 から直接のアクセスが可能になっている。
 駅東側はスキー場を中心とした山地、
 西側が町になっており、旅館やホテル等
 宿泊施設も数軒ある。
   
   
   
   
20098月 撮影    
       
       
       
       
       
       
       
      1980年(昭和55年)12月に改築・供用開始された越後中里駅駅舎。
スキー等で大きめの荷物を持った客に対応するためか、
待合所等のスペースは広い。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  駅舎内の様子。
入口脇には、簡易自動券売機が設置され、入場券も購入できる他、
乗車駅証明書も発行可能となっている。
     
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
   
   
   
  駅舎対面には、『中里スキーセンター』があり、
構内跨線橋が接続している。
『中里スキーセンター』では、レンタルスキー、レストラン、
更衣室、売店等があり、無料の温泉も備えている。
 
   
   
     
   
     
   
   
   
   
    下り1番のりば北寄り(岩原スキー場前寄り)から、
下り高崎方面を見る。
右側は旧貨物ホームと思われ、更地に側線が1線のみ残っている。
   
     
   
   
   
   
   
   
  構内跨線橋内部。
シーズン以外『中里スキーセンター』は営業しておらず、
跨線橋の連絡通路も閉鎖されている。
 
   
     
   
   
   
   
    下り2番のりば中程より、下り高崎方面を見る。
改築された駅舎に比べ、ホームには古い上屋が残る。
吊り下げ式ののりば番号標が素晴らしい味を出している。
   
     
   
   
   
   
   
   
  下り1番のりば北寄り(岩原スキー場前寄り)から、
下り長岡方面を見る。
 
   
     
   
    3番のりばより、高崎・土樽方面を見る。
大きなリゾートホテルが目を引く。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  下り1番のりば南端(土樽寄り)から、下り長岡方面を見る。  
   
     
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎前より西へ延びる駅前通りを見る。
通りは新潟県道541号土樽越後中里停車場線で、
当駅前が路線の終点になっている。
通りの両側には宿泊施設やレンタルスキー店、
土産物店等が並んでいる。
   
     
     
     
       
       
       
 
       
 
湯沢中里スキー場
   
     
       
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  駅東側には、『湯沢中里スキー場』があり、『ブルートレイン中里』という名称の廃客車を利用した無料休憩所がある。
車両は国鉄スハ43形、オハ47形等、同系列の客車で、きちんとレールの上に設置され、台車や補機類もそのまま残してあるようだ。
地面から客車入口へは階段が設置されているが、扉は施錠されており内部の確認はできなかった。(静態保存ではないため、だいだいの想像はつくが・・・)
また、再塗装を施したためか、半分以上の客車の型式表示が消されてしまっているのは残念であった。
 
 
       




 

 

 


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