駅のある風景 JR東日本 常磐線 O : 広野駅Jヴィレッジ駅木戸駅竜田駅、(廃)金山信号場
HOME駅のある風景関東東北常磐線(駅一覧) > 常磐線 O
関 東 ・ 東 北
     
日 暮 里  ⇔  岩  沼
東日本旅客鉄道 常磐線(じょうばんせん)

 
駅一覧へ
末続駅へ


  20224月 訪問    
駅名  広野(ひろの)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム12線、
 計23線の地上駅。
 盛土式ホームを有する。
駅舎
 構内西側に木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。(西口・東口)
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : 板張りされ掲示スペースになっている。
 券売機 : 指定席券売機(1台)、多機能券売機(1台)。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : あり。(チャージ可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : 行わない。
トイレ  あり。(駅舎北側に公衆トイレ)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 構内跨線橋。(エレベーター : 訪問時は設置工事中)
 東西自由通路。(エレベーター : あり)
乗車人員  456人/日(2020年度平均)。
 438人/日(2019年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 いわき駅。
発着列車  上り いわき・水戸 方面 19本/日 (23番のりば)
 下り 原ノ町・仙台 方面 14本/日 (1番のりば)
 特急「ひたち」、および普通列車(全列車5両編成)が
 停車する。
 当駅止まりの下り列車 5本/日あり。
主な歴史

 1898年(明治31年)823
  私鉄:日本鉄道(にっぽんてつどう)磐城線の
  広野駅として開業。
 1901年(明治34年)88
  路線統合により、磐城線から海岸線の所属駅となる。
 1906年(明治39年)111
  日本鉄道が国有化され、逓信省鉄道作業局の
  所属駅となる。
 1909年(明治42年)1012
  国有鉄道線路名称制定により、内閣鉄道院・常磐線
  の所属駅となる。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道・常磐線の所属駅となる。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による列車運行休止により営業休止。
 2011年(平成23年)81
  久ノ浜駅-当駅間で代行バスの運行開始。
 2014年(平成26年)61
  当駅-竜田駅間運行再開に伴い営業再開。
 2020年(令和2年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。
 2021年(令和3年)101
  無人駅化。

所在地
 福島県双葉郡広野町大字下浅見川字築地58
 北緯371243.6秒、東経1405956.8秒。
接続バス  【広野駅前】バス停留所
  場所 : 駅の南西約60m。 県道356号沿い。 
  運行 : 広野町民バス
   ・箒平・かやん平コース
駅周囲
その他

 広野町の中心駅であり、駅東側(山側)の町役場と
 駅を中心に街が形成されている。
 駅と町役場は550m程の距離がある。
 東日本大震災による津波で、線路を境に駅西側
 (海側)が浸水の被害にあっている。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    広野駅 駅舎。
駅舎正面左端の店舗出入口のような上部が丸い扉は、
かつてのトイレ跡で、現在は廃され しっかりと板張りされている。
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎壁面の建物財産標。
見えにくいが、「鉄 本屋-1 S-12-1- 」 とある。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  東西自由通路階段より、西口駅前広場を見る。
写真左端のオレンジ色の建物が公衆トイレ。
その奥に隣接する赤い切妻屋根+白壁の建物が駅舎である。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
       
       
       
  駅舎内の様子。  きれいに管理されている。
202110月に無人化されたが、まだ有人駅の雰囲気が残っている。
     
       
         
       
       
       
       
       
      構内跨線橋通路。
特急停車駅にしては通路が狭いが、窓があるため明るさを感じる。
 
       
         
       
       
       
       
       
  上り3番のりば南端付近(末続寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。      
         
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりば南端(末続寄り)から、上りいわき・水戸方面を見る。
2番のりばは5両対応の短いホームとなっており、
主に水戸・いわき方面からの普通列車の折り返しに使用されている。
また、原ノ町方面からの入線も可能な配線になっており、
上下線共、出発信号機が設置されている。
 
       
       
       
       
       
       
  上り2番のりば中程の構内跨線橋下より、下り原ノ町・仙台方面を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り3番のりば中程のより、上りいわき・水戸方面を見る。  
       
       
       
       
  上り2番のりば北端(Jヴィレッジ寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り3番のりば北端(Jヴィレッジ寄り)から、上りいわき・水戸方面を見る。
東西自由通路がホーム上をオーバーパスしている。
 
       
         
       
       
  下り1番のりば北端(Jヴィレッジ寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。
架線のない側線が1線敷設されている。
駅舎手前で車止めされていることより、旧貨物側線で、
左手の更地が貨物積み卸し場跡と思われるが、貨物扱いが
あった当時の航空写真は、解像度が粗く確認ができない。
     
       
       
       
         
       
       
       
       
       
       
      上り3番のりばの建植式駅名標。  
       
       
       
       
       
       
  下り1番のりば構内跨線橋階段下付近より、下り原ノ町・仙台方面を見る。
駅舎までの通路左手には、童謡 『汽車』 の碑が建っている。
尚、下り1番のりばの上屋はは駅舎から跨線橋階段まで、
上り23番のりばの上屋は跨線橋階段から待合室まで続いている。
     
       
       
       
       
       
       
       
      童謡 『汽車』 の碑。
バックは駅前広場であるが、なぜかホーム側を向いて建てられている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
  東西自由通路。
この人道橋は、2017年(平成29年)41日に供用開始となっており、
「未来のかけ橋」と命名されている。
広野町による建造で、通路は 「町道広野駅未来線」 となっている。
     
       
       
       
       
       
       
      東西自由通路より西側(山側)を見る。
左手奥の大きな建物は広野町立広野中学校、中央の道路先
森林の手前に見えるのは、広野町役場である。
 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  東西自由通路より東側(海側)の駅東口を見る。
東口駅前広場は、2018年(平成30年)329日に完成。
駅利用者の駐車場として活用されている。
左手はオフィスビル、右手は宿泊施設(ハタゴイン福島広野)となっている。
     
       
       
       
         
         
        同じく東西自由通路より東側(海側)を見る。
東日本大震災による津波被害にて、ほとんどが更地となっている。
 
         
           


  20224月 訪問    
駅名  Jヴィレッジ(じぇいびれっじ)
駅構造
 盛土式単対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 構内北側に鉄骨造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : あり。(シャッターが閉まっている)
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : なし。
トイレ  あり。(駅舎より県道を挟んだ無料駐車場に公衆トイレ)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。
 レンタサイクル。
連絡通路
 駅舎-ホーム連絡階段。(エレベーター : あり)
乗車人員  −
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 いわき駅。
発着列車  上り いわき・水戸 方面 11本/日 (1番のりば)
 下り 原ノ町・仙台 方面 11本/日 (2番のりば)
 普通列車(全列車5両編成)が停車する。
主な歴史

 2019年(平成31年)420
  東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線のJヴィレッジ駅
  として開業。 臨時駅。
 2020年(令和2年)314
  常設駅化。
  同時にICカード「Suica」の利用が可能となる。

所在地
 福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字下岩沢1番地2
 北緯371433.3秒、東経141027秒。
接続バス  【Jヴィレッジ】バス停留所
  場所 : 駅の西約750m。 Jヴィレッジ前。
  運行 : 新常磐交通
   ・高速バス 富岡-東京(いわき号)
駅周囲
その他

 サッカー等を対象としたスポーツトレーニング施設の
  『Jヴィレッジ』 と、その南側に少し離れて位置する
  『Jヴィレッジスタジアム』 への利便性を目的とした
 比較的新しい駅である。
 駅周囲にまとまった集落はなく、民家は点在レベル
 となっている。
 また、広野火力発電所の最寄り駅でもある。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    駅が面している 福島県道391号広野小高線の歩道より
駅出入口を見る。
翼のような大きな上屋が印象的である。
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  Jヴィレッジ駅 駅舎。
サッカーゴールがデザインされている。
ホームへは簡易Suica改札機先を右へ長い階段が続いている。
また、正面にはエレベーターが設置されている。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
       
       
       
       
       
  駅舎を正面から見る。
駅舎にはゴールの隅に向かって飛ぶキーパーが描かれている。
無人駅のため、きぷうりばにはシャッターが下りているが
イベント時には営業するとのこと。
窓口脇にはグリーンのきっぷ収受箱と乗車駅証明書発行機がある。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      ホーム連絡階段上部より、ホーム全景と
上りいわき・水戸方面を見る。
駅舎直下で旧来の単線トンネルが並列に設けられている関係で
V字形の配線の中州部分にホームが作られている。
 
       
       
       
  中二階部分より、下り原ノ町・仙台方面を見る。
ホームへはまだ高低差があるため、正面に長いスロープが
設置されている。 イベント開催時はかなり混雑するようだが、
エスカレーターや動く歩道の設置はない。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      同じく中二階部分より、上りいわき・水戸方面(駅舎方向)を見る。
駅舎がかなり高い位置にあることがわかる。
尚、当駅ホームののりば番号は、
ホーム上の表示で 上り1番のりば 下り2番のりば となっているが、
駅舎に掲示された発車時刻表とJR東日本のホームページには
下り1番のりば 上り2番のりば と表記が逆になっている。 要注意!
 
       
       
       
  同じく中二階部分より、下り原ノ町・仙台方面を見る。
高低差のある地形をデザイン性の高い構造
(ある意味複雑な構造)でカバーしている。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      下り2番のりば北寄り(木戸寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。
ホーム先のトンネルは、延長151mの 『崇神山隧道』 で、
銘板には 「竣工:昭和4977日」とある。
上り線側にも同トンネルがあるが、延長140mと表示がある。
 
  上り1番のりば北寄り(木戸寄り)から、上りいわき・水戸方面を見る。
ホーム右手に 黄色い「閉塞境界標識」、左手に「第3閉塞信号機」が
設置されている。 写真ではわかりにくいが、閉塞信号機は
信号板の右半分が切り取られた形状をしている。  信号機自体が
線路近くに設置されているため、建築限界を越えないためであろう。
     
       
       
         
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      下り2番のりば中程より、下り原ノ町・仙台方面を見る。  
  ホーム中程の渡り通路より、上りいわき・水戸方面を見る。
小型の聖火台のような建造物は、サッカー日本代表がワールドカップや
五輪で優勝した際にトロフィーのレプリカを飾る台座とのこと。
「なでしこジャパン」が、2011年(平成23年)の女子ワールドカップで
優勝したこともあり、早く使うことになるように願う。
     
       
       
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り1番のりば南寄り(広野寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。
ホーム長は215mで、10両編成の特急列車の停車も可能とのこと。
 
       
         
       
  下り2番のりば南端(広野寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。
ホーム南端側は右カーブになっており、上り1番線側の曲率が小さく
線路にカントがついているため、1番のりばと2番のりばには段差がある。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り1番のりば南の建植式駅名標。  
       
       
       
  ホーム北端(木戸寄り)のエレベーター脇から、
ホームと駅舎2階を結ぶ連絡階段を見上げる。
なかなかの造形美である。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      県道に面した駅前広場には、「ならは solar e-bike」 という
電動アシストのレンタサイクルが置かれている。
登録・受付は専用アプリをダウンロードして行う形式で、
支払いはクレジットカードのみとなっている。 予約制ではないようで
竜田駅や木戸駅にもサイクルポートがあるようだ。 
 
       
       
       
       
  駅前を通る 福島県道391号広野小高線にて、東側(海側)を見る。      
       
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
        駅前を通る 福島県道391号広野小高線にて、西側(山側)を見る。
Jヴィレッジスタジアムはここを直進。
ホテルなどがあるJヴィレッジは この先を右折である。
 
         
         




  20224月 訪問    
駅名  木戸(きど)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 構内西側に木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。(西口)
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : 板張りされ、掲示スペースになっている。
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : なし。
トイレ  あり。(駅舎より県道を挟んだ対面)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 構内跨線橋。(エレベーター : なし)
乗車人員  145人/日(2000年度平均)。
 160人/日(2009年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 いわき駅。
発着列車  上り いわき・水戸 方面 11本/日 (2番のりば)
 下り 原ノ町・仙台 方面 11本/日 (1番のりば)
 普通列車(全列車5両編成)が停車する。
主な歴史

 1898年(明治31年)823
  私鉄:日本鉄道(にっぽんてつどう)磐城線の
  木戸駅として開業。
 1901年(明治34年)88
  路線統合により、磐城線から海岸線の所属駅となる。
 1906年(明治39年)111
  日本鉄道が国有化され、逓信省鉄道作業局の
  所属駅となる。
 1909年(明治42年)1012
  国有鉄道線路名称制定により、内閣鉄道院・常磐線
  の所属駅となる。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道・常磐線の所属駅となる。
 1972年(昭和47年)102
  貨物扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物扱い廃止。 簡易委託駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による列車運行休止により営業休止。
 2014年(平成26年)61
  広野駅-竜田駅間運行再開に伴い営業再開。
  同時に無人駅化。
 2020年(令和2年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。

所在地
 福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字一升平18
 北緯371527.8秒、東経14109秒。
接続バス  【道の駅ならは】バス停留所
  場所 : 駅の南約1.3km。 道の駅『ならは』内。
  運行 : 新常磐交通
   ・高速バス 富岡-東京(いわき号)
   ・急行いわき駅-富岡駅
 【廃・三本木商店前(木戸駅前)】バス停留所
  場所 : 駅の西約140m。 町道沿い。
  運行 : 楢葉町営バス
   ・ルート14
駅周囲
その他

 駅舎のある駅西側に大きな集落が形成されていたが、
 東日本大震災による家屋倒壊や、全町民への避難
 指示により、震災前に比べて集落内には空き地が
 目立っている。
 2015年(平成27年)131日に楢葉町全域で
 避難指示が解除となったが、震災前の姿に戻るには
 まだまだ時間がかかるようだ。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    木戸駅駅舎。
切妻屋根の古い木造駅舎である。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎壁面に釘打ちされた建物財産標。
見えにくいが、『鉄 本屋-1 S-12-12- 』 とある。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内の様子。
無人駅化により、出改札および手荷物窓口は掲示スペースになっている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
  上り2番のりばより、駅舎を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      構内跨線橋通路。  
       
       
       
  下り1番のりば南端(Jヴィレッジ寄り)の跨線橋階段脇から、
下り原ノ町・仙台方面を見る。
     
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりば南端(Jヴィレッジ寄り)から、上りいわき・水戸方面を見る。
ホームは1番・2番とも跨線橋階段脇にフェンスが設置され、
ホーム端への通行が制限されている。
 
       
       
       
       
  上り2番のりば中程より、下り原ノ町・仙台方面を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりば中程より、上りいわき・水戸方面を見る。
2番のりばには小さな待合室が設置されている。
待合室の建物財産標には、『鉄 待合所-1 S-55-12-15』 とある。
 
       
       
       
  下り1番のりば北端(竜田寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。
ホームは南側と同様、フェンスで通行制限がなされている。
上下線とも、特急列車(運転停車)対応の長いホームを有している。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      下り1番のりば北端(竜田寄り)から、上りいわき・水戸方面を見る。  
       
       
       
  下り1番のりば西側には、ホームと側線が残っている。
側線は本線と繋がっており、横取り線として現役のようだ。
下り原ノ町・仙台方面を見る。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      下り1番のりば西側のホームと側線の車止め。
当駅は 1972年(昭和47年)10月まで貨物扱いを行っており、
駅舎手前の車止めの位置的にも貨物ホーム跡と思われるが、
当時の航空写真が不鮮明で確認は難しい。
 
       
       
       
       
  下り1番のりばの建植式駅名標。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりば(駅舎のほぼ対面)にあるお城のモニュメント。
楢葉町の公式ブログには、『昭和42年、当時の木戸駅長が
木戸のお城をイメージして建立されたものらしく・・・』 とある。
木戸のお城とは、当駅の南1.2km程にある 『楢葉城』 で
本来の名称は、山田岡城・木戸城である。
 
       
       
  駅前通りにて南側を見る。
道路左手が駅舎、右手にトイレと駐輪場がある。
この駅前通りは、延長1.879kmの福島県道162号木戸停車場線で、
当駅前を起点とし、国道6号線の「道の駅北入口」交差点を終点としている。
       
       
       
       
         
         
         
         
         
         
         
         
         
        駅前にあるトイレ脇より北側を見る。
道路左手には、宿泊施設(ビジネスホテル?)がある。
駅周囲に数軒の商店はあるようだが、コンビニはない。
また、人通りは少ない。
 
         
         
         

  20224月 訪問    
駅名  竜田(たつた)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム12線、
 計23線の地上駅。
 盛土式ホームを有する。
 ※2番線は通過列車のみのため、2番のりばには
   フェンスが設置されている。
駅舎
 橋上駅舎。
駅前広場  西口・東口共ロータリーあり。
管理形態
 簡易委託。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : あり。
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : 行わない。
トイレ  あり。(西口・東口ロータリーに公衆トイレ)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 東西自由通路。(エレベーター : あり)
 構内跨線橋。(エレベーター : あり)
乗車人員  158人/日(2020年度平均)。
 183人/日(2019年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 いわき駅。
発着列車  上り いわき・水戸 方面 11本/日 (3番のりば)
 下り 原ノ町・仙台 方面 11本/日 (1番のりば)
 普通列車(全列車5両編成)が停車する。
主な歴史

 1909年(明治42年)325
  国有鉄道(内閣鉄道院)海岸線の竜田停留所として
  開業。(貨物扱いのみ)
 1909年(明治42年)425
  旅客扱い開始。 竜田駅となる。
 1909年(明治42年)1012
  国有鉄道線路名称制定により、内閣鉄道院・常磐線
  の所属駅となる。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道・常磐線の所属駅となる。
 1962年(昭和37年)31
  貨物扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物扱い廃止。
 1985年(昭和60年)314
  無人駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による列車運行休止により営業休止。
 2014年(平成26年)61
  広野駅-当駅間運行再開により営業を再開。
  同時に簡易委託駅化。
 2017年(平成29年)1021
  当駅-富岡駅間の運転再開。
 2020年(令和2年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。
 2020年(令和2年)121
  橋上駅舎の供用を開始

所在地
 福島県双葉郡楢葉町大字井出字木屋126
 北緯371657.68秒、東経14109.42秒。
接続バス  【楢葉町役場】バス停留所
  場所 : 駅の西約1.3km。 役場前。
  運行 : 常磐交通
   ・急行いわき駅〜富岡駅
 【廃・竜田駅前】バス停留所
  場所 : 駅の北約120m。 県道250号線沿い。
  運行 : 楢葉町営バス
   ・ルート16
駅周囲
その他

 楢葉町の中心駅であり、町役場は駅の西約1.3km
 位置する。
 当駅は震災による津波被害は免れたが、福島第一原発
 事故により、当駅を含む楢葉町の大部分が警戒区域に
 指定され、全町民が避難した。
 楢葉町全域で避難指示が解除となったのは、
 2015年(平成27年)131日のことである。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    エントランスである西口ロータリーにある待合所。
旧木造駅舎に掲げられていた屋外用駅名標が残されている。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  東西自由通路階段より、西口ロータリーを見る。
ロータリー右手のグリーンの屋根が、上記写真の待合所、
ロータリー奥のクリーム色の建物が公衆トイレとなっている。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  西口ロータリーより駅舎を見る。    
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  東西自由通路西口側階段上より、東口側を見る。
左手すぐに駅入口がある。
   
     
       
     
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  竜田駅出入口。      
       
      簡易Suica改札機前より、ホーム方向を見る。
改札機よりきっぷうりばが奥(構内側)にある珍しい配置となっている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  構内跨線橋通路の様子。
橋上駅舎の改札口は、旧来の構内跨線橋通路に繋がっている。
     
       
         
      上り3番のりば北寄り(富岡寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。
上り出発信号機は、13番線に設置されている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  上り3番のりば北寄り(富岡寄り)から、使用されていない2番のりばの
様子と,、 上りいわき・水戸方面を見る。
     
       
         
      下り1番のりば中程より、下り原ノ町・仙台方面を見る。
構内跨線橋両側の建造物は、左手が橋上駅舎からの通路、
右手が上り3番のりばのエレベーター通路である。
 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  下り1番のりば中程より、上りいわき・水戸方面を見る。
橋上駅舎が跨線橋階段にへばり付くように建っている。
     
       
         
      下り1番のりば南端(木戸寄り)から、下り原ノ町・仙台方面を見る。
1番のりばにもフェンスが設置され、ホーム幅が狭められている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  下り1番のりば南寄り(木戸寄り)から、上りいわき・水戸方面を見る。
上り出発信号機は、23番線に設置されている。
     
       
         
      上り3番のりばの建植式駅名標。  
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  東口駅前ロータリーより橋上駅舎と東西自由通路を見る。      
       
        東口駅前ロータリー。
無料駐車場となっている。
 
         
           





  20224月 訪問    
駅名  金山(かねやま) : 廃信号場
駅構造
 2線の信号場。
駅舎
 −
駅前広場  −
管理形態
 −
きっぷ
うりば
 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : なし。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  行わない。(旅客扱いなし)
トイレ  −
駅内店舗
 有人店舗 : −
 自動販売機 : −
連絡通路
 −
乗車人員  旅客扱いなし。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 −
発着列車  運転停車のみ。
主な歴史

 1960年(昭和35年)101
  日本国有鉄道・常磐線の金山信号場として開設。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本所属の信号場
  となる。
 1993年(平成5年)21
  廃止。

所在地
 福島県双葉郡富岡町上郡山太田 付近。
 北緯371852.8秒、東経1400008.8秒。
接続バス  【富岡駅前】バス停留所
  場所 : 旧信号場の北4km、 富岡駅前ロータリー。 
  運行 : 常磐交通
   ・急行いわき駅前、富岡町内循環、川内車庫前
  運行 : 大熊町
   ・生活循環バス(富岡駅⇔大野駅)
駅周囲
その他

 信号所跡は、福島第二原子力発電所の西2km程に
 位置する。
 2線の信号場であったが、廃止により交換設備も
 廃され、現在は単線となっている。
 ただし、廃止後も閉塞信号機と信号場の建物は
 残されており、現在も稼働している。
 最寄りのランドマークは、『特定廃棄物埋立情報館
 リプルンふくしま』であり、そのすぐ東側が信号場跡
 である。
 実際のアクセスは、『リプルンふくしま』の北にある
 『セブンイレブン福島富岡上郡山店』から
 南へ300mの『太田陸前浜街道踏切』より、線路沿い
 に南西に進んだ先にある。 

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    町道より、(廃)金山信号場を見る。
町道から信号場跡の建物までは、非舗装の小径が続いている。
現在は単線であるが、設備の一部は閉塞信号機として残されている。
カーブの立地にあり、写真左手に中継信号機が見える。
線路先をオーバーパスしているのは、福島県道391号広野小高線で、
右手すぐで国道6号線に突き当たっている。
   
   
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  特に立入禁止とはなっていないため、旧信号場の建物前まで行ってみる。
上りいわき・水戸方面を見る。
信号場時代は現在の線路左手に、交換設備として
もう1線敷設されている2線の信号場であった。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
       
       
       
       
  上記写真の右手の建物にある建物財産標。
昭和4112月とあるので、信号場廃止前の建物である。
職場-3 ということは、信号場3番目の建物ということであるが、
当所には建物が2軒のみである。
1975年(昭和50年)当時の航空写真を見ると、当所から北(下り方面)へ
300m程の線路沿いに建物が1軒確認出来る。(変電設備か?)
現在はヤブになっている。
     
       
       
       
       
       
       
      旧信号場の建物前より、下り原ノ町・仙台方面を見る。
信号場は1993年(平成5年)に廃されているが、2014年(平成26年)5
撮影の手元の写真資料には、2線用(複線用)の架線柱が写っている。
写真では既に交換側(線路右側)の架線は廃されている。
 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  旧信号場北東にある 『太田陸前浜街道踏切』 より、
上りいわき・水戸方面(旧信号場方面)を見る。
旧信号場へは踏切右手(北側)の道(車が見える所)を直進650m程。
     
       
       
         
         
        『太田陸前浜街道踏切』 より、北側を見る。
正面に見えるピンク色の建物は、国道6号線沿いにある
ガソリンスタンドで、当踏切から300m程の距離がある。
旧信号場は踏切先を左へ。
 
         
         
         


 


富岡駅へ

HOME駅のある風景関東東北常磐線(駅一覧) > 常磐線 O