駅があった風景 日本国有鉄道 士幌線 : 帯広駅木野駅音更駅駒場駅武儀駅
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北 海 道
     

帯  広  ⇔  十勝三股

日本国有鉄道 士幌線(しほろせん)

 
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士幌線
起点



 

 
乗換のご案内
国鉄 根室本線
滝川 ⇔ 根室
国鉄 広尾線
帯広 ⇔ 広尾
         
 
         
200905月撮影  
駅名  帯広(おびひろ)
駅構造
 島式ホーム24線の高架駅。
駅舎
 駅ビル構造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 社員配置。
きっぷ
うりば

 みどりの窓口(6:0022:30)、自動券売機。
 ツインクルプラザ(旅行センター)。

改札  自動改札機。(Kitaca非対応)
トイレ  あり。(改札外)
駅内店舗

 KIOSK(コンビニ形式)、駅弁、飲食店他。
 エスタ帯広(ショッピングセンター)。
 物産センター、パスポート窓口、
 ハローワーク等の各種施設。
 ホテル日航ノースランド帯広が隣接。

連絡通路
 地上コンコース(南北自由通路)。
乗車人員  2,240人/日(2006年度平均)
管轄
 北海道旅客鉄道 釧路支社。
所属路線  根室本線。
管理
 帯広駅。
発着列車  −
主な歴史

 1905年(明治38年)1021
  逓信省札幌鉄道作業局出張所釧路線
  (後の根室本線)の帯広駅として開業。
 1925年(大正14年)1210
  国有鉄道(鉄道省)士幌線開業。
 1929年(昭和4年)112
  国有鉄道(鉄道省)広尾線開業。
 1987年(昭和62年)21
  日本国有鉄道広尾線廃止。
 1987年(昭和62年)322
  日本国有鉄道士幌線廃止。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道所属の
  駅となる。

所在地
 北海道帯広市西2条南12丁目4番。
接続バス  北口バスターミナルおよび南口の複数の
 停留所より各方面へ多数の便あり。
駅周囲
その他
 帯広市の中心駅として現役である。
 現在は根室本線の途中駅となっているが、
 かつては国鉄士幌線、広尾線が発着して
 いた乗換駅であった。
 士幌線、広尾線の廃止後、高架駅に改築され、
 駅前の再開発が行われたため、廃止線の痕跡は
 まったく残っていない。
 駅周辺には市の施設、店舗、宿泊施設等が
 集中している。
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      駅前広場には大きな温度計が設置されている。
訪問時の気温は12℃でした。
     
           
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  1番、2番のりばは、主に釧路方面に向かう
列車に使用されているようだ。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
   
  2番のりばより、下り札内・根室方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    上り柏林台・滝川方面。
ワイヤーをコンクリート被覆した斜張橋がある。
   
     
   
  1Fの駅舎内には橋上ホームと並行して通路が設けられている。
1,2番の島ホームと、3,4番の島ホームは、
別々の自動改札口が設けられており、
乗客は駅員への申請無く行き来が出来ない構造になっている。
 
   
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
       




 



               
       
駅名  木野(きの)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
 (複数の側線があり、列車交換可能駅)
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 有人。(民間委託)
きっぷ
うりば

 出札窓口 : あり
 券売機 : −

改札  −
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −  自動販売機 : 飲料。

連絡通路
 なし。
乗車人員  −
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  士幌線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 4本/日(通過列車1本あり)
 下り 上士幌・十勝三股方面 6本/日
主な歴史  1925年(大正14年)1210
  国有鉄道(鉄道省)士幌線の木野駅として開業。
 1960年(昭和35年)41
  業務委託化。
 1982年(昭和57年)1115
  貨物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)323
  士幌線廃止に伴い廃駅。
所在地
 北海道河東郡音更町木野大通西6丁目1
接続バス  【木野農協前】停留所。
 運行:北海道拓殖バス
  ・ポテトライナー、音上線、鹿追線、士幌線
   新帯線、然別湖線、中鈴蘭・北親線、
   音更・駒場線、緑陽台・雄飛が丘団地線
駅周囲
その他
 木野駅は帯広市の北を流れる十勝川を渡った
 音更町の南部に位置し、広い構内を有した。
 駅跡は既に区画整理され、周囲に鉄道の痕跡を
 見つけることは困難である。
 新旧の航空写真を比較すると、明確な廃線跡が
 木野地区の南側に残り、また駅構内の一部が
 駐車場に変わっている。
 駅舎は現在の音更町役場木野支所があるあたり
 にあったようだ。
 尚、駅跡周囲の線路跡は道路として利用されて
 いる。
 路線廃止後は、北海道拓殖バスが代替運行して
 いる。
 
 
200905月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      旧木野駅前のメインストリート。
この道の突き当たりに駅舎があった。
道路右に木野農協金融本所、左に音更町役場木野支所がある。
     
     
           
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  音更町役場木野支所。
青い建物のあたりに駅舎があったと思われる。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
   
   
   
   
   
  駅構内であったと思われるあたりから駅舎方面を撮影。
写真真ん中の青い建物付近が駅舎跡と推定する。
 
   
     
   
   
   
   
   
    音更町役場木野支所裏。
ホーム跡と思われる位置から帯広方面を撮影。
この道路は士幌線廃止後に開通しており、旧線路跡と推定する。
   
   
     
     
     
     
     
  右上に掲載した撮影位置にて振り返る。
前述の通り、道路が線路跡であり、土が盛られている付近は
23線時代の旧島ホームがあったあたりと推定する。
   
     
     








               
       
駅名  音更(おとふけ)
駅構造
 相対式ホーム22線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 有人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : 有り
 券売機 : −

改札  −
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −  自動販売機 : −

連絡通路
 構内踏切 (警報機:−、 遮断機:−)
乗車人員  −
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  士幌線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 5本/日
 下り 上士幌・十勝三股方面 6本/日
主な歴史  1925年(大正14年)1210
  国有鉄道(鉄道省)士幌線の音更駅として開業。
 1982年(昭和57年)910
  貨物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)323
  士幌線廃止に伴い廃駅。
所在地
 北海道河東郡音更町大通6丁目1
接続バス  【プロスパ6】停留所。 駅跡より約250m音更中央通
 運行:北海道拓殖バス
  ・音上線、鹿追線、上士幌線、新帯線、
   然別湖線、音更・駒場線
 運行:十勝バス
  ・41音更線、49上士幌線、51糖平線
 運行:音更町コミュニティバス
  ・しらかば号、すずらん号
駅周囲
その他
 駅は音更町の中心駅であった。
 現在駅跡は区画整理され、交通公園として
 残されている。
 記念碑やモニュメントが設置され、
 蒸気機関車(8620形)が展示されているが、
 鉄道があった痕跡はほとんど残っていない。
 尚、駅跡周囲の線路跡は市街地道路として
 利用されている。
 路線廃止後は、北海道拓殖バスが代替運行
 している。
 尚、バス停名の【プロスパ6】は、 公共施設、
 商工会、金融機関等が入居する複合施設名。
 
 
200905月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      かつての駅構内の一部は交通公園として整備されている。
     
           
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎があった場所に立ち、西を見る。
前方に延びる道路が、道道415号音更停車場線である。
線路跡に造られた舗装路が、左右に延びている。
   
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
   
   
   
   
   
  同じく駅舎があった場所に立ち、南を見る。
前方に延びる道路が、木野・帯広方面の士幌線跡。
左に延びているのが道道415号音更停車場線である。
 
   
   
     
   
   
   
   
    同じく駅舎があった場所に立ち、北を見る。
前方に延びる道路が、駒場・十勝三股方面の士幌線跡である。
   
     
   
   
   
   
   
   
  駅構内であった部分は整地され、広場になっている。
写真中央部の木立の奥に駅舎があった。
 
   
     
     
     
     
     
      8620形蒸気機関車は、部分的にカットされ
内部構造が見えるようになっている。
     
         




 



               
       
駅名  駒場(こまば)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。(民間委託)
きっぷ
うりば

 出札窓口 :  −
 券売機 : −

改札  −
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。

連絡通路
 なし。
乗車人員  −
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  士幌線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 5本/日
 下り 上士幌・十勝三股方面 6本/日
主な歴史  1925年(大正14年)1210
  国有鉄道(鉄道省)士幌線の駒場駅として開業。
 1970年(昭和45年)910
  貨物・荷物の取り扱いを廃止。同時に無人駅化。
 1987年(昭和62年)323
  士幌線廃止に伴い廃駅。
所在地
 北海道河東郡音更町駒場本通1丁目13
接続バス  【駒場ターミナル】停留所。 駅跡そば。
 運行:北海道拓殖バス
  ・音上線
駅周囲
その他
 駅は音更川の西、音更町駒場地区の
 中心駅であった。
 駅跡は区画整理され、鉄道があった痕跡は
 あまり残されていない。
 かつての駅構内の一部は、道路やバス待合所
 として利用されている。
 駒場地区は、かつての駅を中心とした
 集落である。
 
 
200905月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      駅舎があったあたりより南側(音更・帯広方面)を見る。
真っ直ぐ延びる道路は、士幌線廃線後にできたもので、
道路左側の歩道部分のあたりが線路跡と思われる。
     
     
           
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎跡から西へ延びる、駒場駅のメインストリート、駒場本通り。
撮影立ち位置の後ろ側に駅舎があった。
   
     
       
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  旧鉄道用地内には、士幌線を代替する北海道拓殖バスの待合所と
駐輪場、桔梗の花壇が設置されている。
写真では大きく見えるが、このバス停は異様に小さく、まったく目立たない。
また、駅舎跡=北海道拓殖バス待合所の場所ではないので、
見に行かれる方は注意!
 
    士幌線はこの写真の道路の左右方向に延びていた。
右に武儀・十勝三股方面、左に音更・帯広方面。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      旧駅舎跡付近より北側(武儀・十勝三股方面)を見る。
線路は写真右端の青い壁の前の土の部分に敷設されていた。
(写真では見にくいが廃線跡が残っている)
     
     
         









               
       
駅名  武儀(むぎ)
駅構造
 桁式板張りの単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。(ホーム脇に木造の待合所有り)
駅前広場  なし。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 :  なし。
 券売機 : なし。

改札  なし。
トイレ  なし。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。 自動販売機 : なし。

連絡通路
 なし。
乗車人員  −
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  士幌線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 4本/日(通過列車1本あり)
 下り 上士幌・十勝三股方面 6本/日
主な歴史  1956年(昭和31年)1225
  日本国有鉄道士幌線の武儀駅として開業。
  旅客のみ取扱い。
 1987年(昭和62年)323
  士幌線廃止に伴い廃駅。
所在地
 北海道河東郡音更町字東音更幹線30
接続バス  【中士幌4号】停留所。 駅跡の西1.5kmR241沿い
 運行:北海道拓殖バス
  ・音上線、上士幌線
 運行:十勝バス
  ・49上士幌線、51糖平線
駅周囲
その他
 駅は音更川の東、音更町武儀地区の
 田園地帯にあった。
 現在では駅跡は畑として利用され、周辺の道路
 も舗装・改修されており、駅跡周辺に鉄道が
 あった痕跡はまったく残っていない。
 (今回の訪問では駅跡の碑が建立されていた)
 航空写真にて、畑の中に部分的に路線跡が
 確認できるが、航空写真でも注意して見ないと
 わからないほど痕跡がなくなっている。
 駅周囲に集落はなく、民家がポツポツと
 点在するレベルである。
 付近を北海道拓殖バスと十勝バスが走る。
 
 
201710月撮影
200905月撮影
 
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      武儀駅入口近傍の道路沿いに建立された駅跡の碑と説明板。
同様の物が音更町にあった士幌線全駅跡に建立されているようだ。
     
           
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅跡の碑脇に建てられた説明板。
音更町教育委員会 平成26年(2014年)10月とある。
   
     
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  駅跡より北(上士幌方面)を見る。
士幌線はこの道路を斜めに横切っており、
碑が建っている付近に踏切があった。
  駅跡より北東(線路が敷設されていた方向)を見る。
桁式板張りのホームと木造の待合室はこの畑の中にあり、
碑が建っている付近にあった踏切からアクセスする構造であった。
   
   
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  駅跡より南(帯広方面)を見る。   駅跡より南西(線路が敷設されていた方向)を見る。
鉄道があった痕跡は全くない。
   
         
 
         
  200905月撮影      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  ごめんなさい! 場所を間違えてしまい、駅跡の撮影に失敗しました。
道は東音更幹線。 写真は南側を向いて撮しています。
駅は道路右側に見える白い建物の向こう側にあったようです。
この道路上に踏切があり、その右側に待合所と桁式のホームが
ありました。 付近に鉄道の痕跡は一切ありません。
     
       
       
       
         

 

 




 

 



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