駅があった風景 日本国有鉄道 函館本線 南美唄支線 : 美唄駅南美唄駅
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北  海  道
     
美  唄  ⇔  南 美 唄
日本国有鉄道 函館本線 南美唄支線(みなみびばいしせん)

 
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南美唄支線
起点


 

 
乗換のご案内
日本国有鉄道 函館本線
函館 ⇔ 旭川
 
路線廃止のご案内
三菱美唄炭鉱 三菱鉱業美唄鉄道線
美唄 ⇔ 常盤台
 
       
 
201710月 撮影     
     
駅名  美唄(びばい)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 橋上駅舎。
駅前広場  西口東口共、ロータリーあり。
管理形態
 社員配置。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : みどりの窓口(5:4024:00)。
 券売機 : タッチパネル式(1台)。

改札  自動改札(3通路)、有人改札(1通路)。
トイレ  あり(改札外)。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。  自動販売機 : なし。

連絡通路
 構内コンコース、東西自由通路(コスモス通)。
乗車人員  1,300人/日(2014年度平均)。
 1,378人/日(2013年度平均)。
管轄
 北海道旅客鉄道 本社。
所属路線  函館本線。
管理
 美唄駅。
発着列車  下り 滝川・旭川方面 43本/日 : 3番のりば
 上り 岩見沢・札幌方面 41本/日 : 1番のりば
 の発車があり、カムイ、ライラック、オホーツク、
 宗谷の特急列車が停車する。
主な歴史

 1891年(明治24年)75
  北海道炭礦鉄道の美唄駅として開業。
  一般駅。
 1901年(明治34年)91
  駅舎を南(茶志内寄り)に250m移転。
 1906年(明治39年)101
  北海道炭礦鉄道の路線国有化により、
  国有鉄道(逓信省札幌鉄道作業局出張所)
  の駅となる。
 1914年(大正3年)115
  石狩石炭(株)の美唄軽便鉄道
  (後の三菱鉱業美唄鉄道線)開業。
 1931年(昭和6年)121
  函館本線貨物支線(南美唄支線)開業。
 1972年(昭和47年)61
  三菱鉱業美唄鉄道線廃止。
 1973年(昭和48年)99
  函館本線南美唄支線廃止。
 1982年(昭和57年)1115
  貨物扱い廃止。
 1985年(昭和60年)314
  荷物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。

所在地
 北海道美唄市東1条南2丁目31号。
接続バス  【美唄駅前】停留所 : 西口ロータリー
  運行 : 北海道中央バス
   ・24岩見沢美唄線
   ・札幌運転免許試験場線
 【美唄駅】停留所 : 西口ロータリー
  運行 : 美唄市民バス
   ・南美唄線、市民バス東線、上美唄線
   ・進徳・拓北線、茶志内・中村・沼の内線

  運行 : 美自校バス
   ・南美唄線
駅周囲
その他
 美唄市の中心駅であり、駅を中心に
 大きな市街地が形成されている。
 市の主要な施設は西口側に多いが、
 東口側も貨物ヤード跡が再開発され、
 商業施設などが建設されている。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  美唄駅西口駅舎。
かつての地上駅舎時代から西口がエントランスとなっている。
駅舎は橋上化により150m程北へ移動し、
かつての貨物積み卸し場跡に建てられている。
 
   
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  西口ロータリー。
美唄駅の路線バスのりばは西口ロータリーに集中している。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  西口駅舎前より西へ延びる通りは
通称【中央通り】で、美唄市役所方面へ続いている。
また、青い道路案内標識がある所を
国道12号線が左右(南北)に走っている。
 
   
   
     
   
   
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  東西自由通路(愛称:コスモス通)にて、西口側から東口側を見る。
右側に人が歩いている所が駅入口になっている。
また、撮影立ち位置右手にはトイレがある。
   
     
       
     
    自由通路より美唄駅入口を見る。  
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内の様子。
みどりの窓口、自動改札機が設置されている。
また、みどりの窓口左手には運賃表と自動券売機が置かれている。
   
     
       
     
    改札内コンコース。(構内跨線橋通路)  
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  上り1番のりば南端(南美唄寄り)から、本線下り滝川・旭川方面を見る。    
     
       
     
    上り1番のりば北端(本線 茶志内寄り)から、
下り南美唄・本線上り岩見沢・札幌方面を見る。
 
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  上り1番のりば中程にて、ホームの反対側(東側)を見る。
現在の美唄駅東口は、かつて三菱鉱業美唄鉄道線の機関庫や
転車台を有する広い構内があった。
   
     
     
       
    上り1番のりば中程にて、同じくホームの反対側(東側)を見る。
一見、こちら側にものりばがあったかのように見えるが、
1962年(昭和37年)撮影の航空写真では、ホームから少し離れて
線路が敷設されていることが確認出来る。
東側構内(写真左手)には多くの側線が敷設されていた。
 
     
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
  手元に資料がなく推定になるが、南美唄支線は本線に直通する列車の
設定もあり、現在の本線上り1番のりばに発着していたと想像する。
南美唄支線は6往復/日の運転があり、その内札幌発南美唄行き、
南美唄発小樽行きの列車が各1本運行されていた。(昭和42年当時)
尚、南美唄支線はこの先500m程先東側(右手)に転車台を有した。
当時は駅構内に国鉄と三菱鉱業の二つの転車台があった。
   
     
     
     
     
      上り1番のりば南端付近より、
下り南美唄・本線上り岩見沢・札幌方面を見る。
南美唄支線(単線)は、美唄駅構内より、本線(複線)の
東側(写真右側)を並行し、この先1.5km程の美唄川を渡河した付近より、
東へ進路を取っていた。
 
     
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
       
     
    美唄駅東口駅舎。
西口駅舎と対称形となっている。
 
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  東口の駅前通り。
2002年(平成14年)25日の橋上駅舎の供用開始に合わせ
廃止となった函館本線南美唄支線三菱鉱業美唄鉄道線の路盤
および転車台跡、貨物ヤード等の広い構内跡が再開発され、
現在では新しい道路や住宅街が形成されている。

     
       
       
       
         

 

     
路線廃止のご案内
三井美唄炭鉱専用線
(三美鉱業専用線)
 
   炭鉱専用線は当駅西側(美唄寄り)にて南美唄支線より南へ分岐し、炭鉱へ向かって  
延びており、実際には当駅構内南側を通って駅をバイパスする配線となっていた。
 
201710月撮影     
     
駅名  南美唄(みなみびばい)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 構内北側に木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。(1962年:昭和37年当時の航空写真にて確認)
管理形態
 職員配置。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : −
 券売機 : −

改札  −
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −、   自動販売機 : −。

連絡通路
 −
乗車人員  −
管轄
 日本国有鉄道 北海道総局。
所属路線  函館本線 南美唄支線。
管理
 南美唄駅。
発着列車  上り 小樽・美唄行き 6本/日 (小樽行 7:26発)
 到着列車 札幌・美唄発 6本/日 (札幌発 7:21着)
 ※本線への乗入れ列車が上下各1本づつ
   設定されていた。(1967年:昭和42年当時)
主な歴史

 1931年(昭和6年)121
  国有鉄道(鉄道省)函館本線南美唄支線の
  南美唄駅として開業。 貨物駅(主に石炭輸送)。 
 1942年(昭和17年)41
  荷物扱い開始。
 1944年(昭和19年)125
  旅客扱い開始。 一般駅となる。
 1971年(昭和46年)83
  旅客・荷物取り扱い廃止。 貨物駅となる。
 1973年(昭和48年)99
  三井鉱山美唄鉱業所および三美鉱業三美炭鉱
  閉山による南美唄支線廃止に伴い廃駅。

所在地
 北海道美唄市南美唄町下477-5
接続バス  【南美唄中央通】バス停留所
  場所 : 駅跡の東約250m。 市道沿い。 
  運行 : 美唄市民バス
   ・南美唄線
駅周囲
その他

 駅跡はかつての美唄市立三井美唄小学校跡の
 南美唄公園の南側に位置する。
 現在では駅があった痕跡は殆どなく、一部であるが
 道路に転用された廃線跡が残るのみとなっている。
 駅東側には南美唄地区の中心街である南美唄
 中央通りが南北に走っている。
 炭鉱で栄えた街である。

 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  かつての駅前通りにて、東側(南美唄中央通り方向・線路終端方向)を見る。
写真の電柱の先、道端右手の草木が黄色くなっている付近に
駅前広場への出入口があり、その右手奥に駅舎があった。
1962年:昭和37年当時の航空写真と現Google MAPの比較にて確認)
 
   
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  駅前広場や駅舎・構内跡は既に自然回帰が進み、
廃駅から半世紀近いこともあって、現地確認は困難になっている。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
     
     
     
     
     
     
  かつての駅前通りにて、西側(美唄駅方向)を見る。
左手(南側)が駅出入口跡、右手(北側)がかつての
美唄市立三井美唄小学校跡(現:南美唄公園)になる。
   
     
       
     
     
     
     
    南美唄支線の路盤跡より、線路終端方向(東側)を見る。
赤い「消火栓」の標識付近に駅舎があった。
 
     
       
     
     
     
     
     
     
  構内東側の線路終端付近の路盤跡より、美唄方面(西側)を見る。
かつての路盤は道路に転用されており、当時の航空写真では
道路右手(北側)に駅舎、その先に単式ホームが確認出来る。
150m程先左手に見える建物は、「南美唄福祉会館」であり、
美唄方面からの三井美唄炭鉱専用線は福祉会館先で左手(南側)に
分岐し、炭鉱方面(写真左手方向)へ向かう配線であった。
   
     
     
     
     
       
       
      構内東側の路盤跡(駅舎跡前付近)より、線路終端方向(東側)を見る。
突き当たりの藪先が南美唄支線の終端である。
 
       
         

 




南美唄支線
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