駅があった風景 北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線 D  : 小利別駅、釧北仮乗降場、置戸駅豊住駅境野駅
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北  海  道
     
池  田  ⇔  北  見
北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線 : 旧国鉄池北線

 
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駅名  小利別(しょうとしべつ)
駅構造
 盛土式単ホーム11線の地上駅。
 国鉄時代は相対式ホーム22線で
 ホームは千鳥に配置されていた。
 現在でも旧ホームが残っている。
駅舎
 構内東側に木造の地上駅舎。
 (コミュニティーセンターと合築)
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。

改札  行わない。
トイレ  あり。(駅舎内)
駅内店舗

 有人店舗 : なし。  自動販売機 : なし。

連絡通路
 なし。
 (相対式ホーム22線当時は構内踏切あり)
乗車人員  −
管轄
 北海道ちほく高原鉄道。
所属路線  ふるさと銀河線。
管理
 −
発着列車  下り 陸別・北見方面 6本/日
 上り 足寄・池田方面 6本/日
  普通列車のみ停車する。
主な歴史

 1911年(明治44年)925
  国有鉄道(内閣鉄道院)網走線の
  小利別駅として開業。 一般駅。
 1911年(明治44年)1118
  路線名称改変により、網走本線の所属駅
  となる。
 1961年(昭和36年)41
  路線名称改変により、池北線の所属駅となる。
 1971年(昭和46年)101
  貨物扱い廃止。
 1977年(昭和52年)428
  無人駅化(運転要員のみ配置)
  荷物取扱い、出札・改札業務を廃止。
 1986年(昭和61年)101
  交換設備廃止、運転業務終了により
  完全無人駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1989年(平成元年)64
  経営移管により、北海道ちほく高原鉄道
  ふるさと銀河線の駅となる。
 2006年(平成18年)421
  ふるさと銀河線廃線により廃駅。

所在地
 北海道足寄郡陸別町字利別川上94番。
 (43.588172, 143.679472
接続バス
(現在)
 【小利別】停留所
  場所 : 駅裏約50mR242沿い。
  運行 : 北海道北見バス
   ・訓子府・置戸・勝山・陸別線
駅周囲
その他
 駅があった場所は小利別集落の中心であり、
 比較的わかりやすい立地にある。
 (国道からの案内表示も残っている)
 平成初期に立て替えられた駅舎は
 コミュニティーセンターを併設しており、
 ホームと共に現在もそのまま残っている。
 ただし、駅名標やレールは撤去されている。
 代替のバス停は、小利別集落ではなく、
 国道242号線沿いに設置され、駅跡より
 小径(近道)が付けられている。
 
 
 
 
20095月撮影  
   
     
     
     
     
     
     
      現在も残る小利別駅舎。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  大きくモダンな駅舎はコミュニティーセンターとの合築であった。    
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  待合室は施錠されておらず、入室が可能であった。
ただし、鉄道営業に関する掲示物は残っておらず、
入口の駅名表示のみそのまま残っている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
       
   
   
   
   
   
   
  駅舎前のホームより、上り陸別・池田方面を見る。
ホーム先右手に荒れ果てた相対式旧ホームが見える。
 
   
     
   
   
   
   
    旧路盤より駅舎と、下り置戸・北見方面を見る。
   
     
   
   
   
   
   
   
  旧路盤より相対式旧ホームと、上り陸別・池田方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
    駅舎前のホームより、下り置戸・北見方面を見る。
ホーム右手の赤い表示灯は、
日産自動車陸別試験場(寒冷地試験場と思われる)が設置した
温度表示灯である。廃駅後も現役だ。
   
   
     
   
   
   
   
   
  ホーム対面にある看板を越えて進むと、国道に出ることができる。
写真左の白樺の木の向こうに、小さくバス停が見える。
 
   
     
   
   
   
   
   
    旧駅前通りの様子。
きちんと区画整理がされているが、商店や民家はまばらで、
廃屋も見られる。
かつては林業で栄えたとのこと。
   
   
     
     
     
     
     
  国道242号線には駅への案内表示がまだ残っていた。    
     
       





               
       
駅名  釧北(せんぽく)
駅構造
 −
駅舎
 −
駅前広場  −
管理形態
 −
きっぷ
うりば

 出札窓口 : −
 券売機 : −

改札  −
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −、  自動販売機 : −

連絡通路
 −
乗車人員  −
管轄
 日本国有鉄道。
所属路線  網走本線。
管理
 −
発着列車  −
主な歴史

 1916年(大正5年)111
  国有鉄道(内閣鉄道院)網走本線の
  釧北信号場として開設。
 1931年(昭和6年)47
  業務停止。その後廃止(時期不詳)
 1948年(昭和23年)71
  保線(線路班)関係者の通勤・通学ために
  列車の一部を停車開始。
 時期不詳
  日本国有鉄道網走本線の釧北仮乗降場
  (局設定)設置。
 1957年(昭和32年)61
  廃止。

所在地
 北海道常呂郡置戸町字置戸。
 (43.618861, 143.624528
接続バス
(現在)
 仮乗降場跡周囲5kmにバス停はない。
駅周囲
その他
 仮乗降場(旧信号場)は国道242号線の
 池北峠(旧釧北峠)から北へ300m程に
 位置した。
 現在の仮乗降場跡は、牧草地に囲まれた
 森林(防風雪林)の中に埋もれており
 国道や周辺の脇道から到達できるかどうか、
 地図上では確認出来ない。
 
 
 
 
   
   
     
     
     
     
     
     
      すみません! 未訪問です。
その内に探索してきます。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
         






               
       
駅名  置戸(おけと)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 構内北側にRC造の地上駅舎。
 (コミュニティーセンターを併設)
駅前広場  あり。
管理形態
 社員配置。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : あり。(9:0017:25
 券売機 : なし。

改札  行わない。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : 軽食喫茶、休息所他。
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路
 構内踏切。(警報機 : あり、 遮断機 : あり)
乗車人員  −
管轄
 北海道ちほく高原鉄道。
所属路線  ふるさと銀河線。
管理
 −
発着列車  下り 北見方面 12本/日(1番のりば)
 上り 陸別・池田方面 7本/日(2番のりば)
  上り下り共、快速「銀河」が停車する。
  下り列車は当駅始発あり。
主な歴史

 1911年(明治44年)925
  国有鉄道(内閣鉄道院)網走線の置戸駅
  として開業。 一般駅。
 1911年(明治44年)1118
  路線名称改変により、網走本線の所属駅
  となる。
 1961年(昭和36年)41
  路線名称改変により、池北線の所属駅となる。
 1982年(昭和57年)329
  貨物扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物扱い廃止。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1989年(平成元年)64
  経営移管により、北海道ちほく高原鉄道
  ふるさと銀河線の駅となる。
 1996年(平成6年)123
  コミュニティーセンターと合築の駅舎に改築。
 2006年(平成18年)421
  ふるさと銀河線廃線により廃駅。
  コミュニティーセンターは存続。

所在地
 北海道常呂郡置戸町字置戸4561
 (43.677008, 143.589783
接続バス
(現在)
 【置戸】停留所
  場所 : 駅前、道道1001号沿い。
  運行 : 北海道北見バス
   ・訓子府・置戸・勝山・陸別線
駅周囲
その他
 かつては木材搬出で栄え、広大な構内を
 有した置戸町の中心駅であった。
 駅舎は『おけとコミュニティーホールぽっぽ』
 を併設しているため、軽食喫茶や休息所、
 会議室等を有し、現在でも現役である。
 旧駅付近にはスーパーや飲食店等、
 市街地がそのまま機能しており、
 人通りも多く、街の中心は健在である。
 駅舎、ホーム、レールの一部が残っている。
 また構内踏切も残り、自由通路として
 利用されている。
 
 
 
 
20095月撮影  
   
     
     
     
     
     
     
      旧置戸駅舎と駅前ロータリー。
国道242号線と並行する道道1001号線沿いにある。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  旧駅前には蒸気機関車の動輪をデザインしたベンチがある。    
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内(コミュニティーホール内)は明るく、清潔感がある。    
     
       
     
     
     
     
     
       
   
   
   
   
   
   
   
  駅舎前の下り1番のりばより、駅舎とホームの出入口を見る。
旧来より改札は行っておらず、扉には自動ドアが採用されている。
 
   
     
   
   
   
    上り2番のりば東端(豊住寄り)から、上り陸別・池田方面を見る。
平成812月に施工されたホームは、まだ真新しさが残る。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
  駅西側(小利別寄り)の踏切跡から、下り北見方面を見る。
駅周囲には線路の一部が残されている。
写真右の『金色夜叉ゆかりの松』の所には、
『明治44年開駅之碑』がある。
 
   
   
     
   
   
    上り2番のりば西端(小利別寄り)から、旧構内踏切と
上り陸別・池田方面を見る。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
  上り2番のりば東端(豊住寄り)から、下り北見方面を見る。
ホーム右手はかつての貨物ヤードである。
 
   
     
   
   
    上り2番のりば西端(小利別寄り)に残されたホームの施工銘板。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
  下り1番のりば西端(小利別寄り)に残されたホームの施工銘板。  
   
     
   
   
    ホーム付近に残された線路端。
レールの端には 『撤去除外区間→』 とある。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
  上り2番のりば側の『金色夜叉ゆかりの松』の隣にある、
『明治44年開駅之碑』。
 
   
     
   
   
    駅前の道道1001号線にて、留辺蘂・北見方面を見る。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅前の道道1001号線にて、陸別方面を見る。
道道沿いに北海道北見バスの停留所が設置されている。
ちょうど北見行きのバスが到着した。
   
     
       

 

 



               
       
駅名  豊住(とよずみ)
駅構造
 線路北側に桁式板張り単ホーム11線の
 地上駅。
駅舎
 なし。(ホーム上に待合室有り)
駅前広場  なし。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。

改札  行わない。
トイレ  なし。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。  自動販売機 : なし。

連絡通路
 なし。
乗車人員  −
管轄
 北海道ちほく高原鉄道。
所属路線  ふるさと銀河線。
管理
 −
発着列車  下り 北見方面 11本/日
 上り 陸別・池田方面 9本/日
  上り普通列車の一部は通過する。
主な歴史

 1955年(昭和30年)820
  日本国有鉄道網走本線の豊住仮乗降場
  として開業。 旅客のみ取扱い。 無人駅。
 1959年(昭和34年)111
  豊住駅として常設駅化。
  旅客のみ取扱い。 無人駅。
 1961年(昭和36年)41
  路線名称改変により、池北線の所属駅となる。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1989年(平成元年)64
  経営移管により、北海道ちほく高原鉄道
  ふるさと銀河線の駅となる。
 2006年(平成18年)421
  ふるさと銀河線廃線により廃駅。

所在地
 北海道常呂郡置戸町字豊住394番。
 (43.701361, 143.630661
接続バス
(現在)
 【豊住5号線】停留所
  場所 : 駅跡の北東約850m、道道50号沿い。
  運行 :
北海道北見バス
   ・訓子府・置戸・勝山・陸別線
駅周囲
その他
 駅は道道50号線と常呂川に挟まれた
 広大な畑のど真ん中にあった。
 畑の中を通る農道に踏切が設置され、
 その脇にホーム上に待合所という簡素な
 駅であったが、現在はすべて解体され、
 駅跡を特定することが困難になっている。
 駅を囲んでの民家は存在しないが、
 徒歩1020分程度のところに点在して
 民家が見られる。
 
 
 
 
20095月撮影  
   
     
     
     
     
     
     
     

豊住駅跡にて、下り北見方面を見る。
既に解体撤去が終わり、駅跡の特定が困難になっている。

     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  上の写真より少し視点を移し、
旧一般踏切跡より、下り北見方面の路盤を見る。
ホームは線路左手、木製の電柱と通行止め用の柵が
置かれている所にあった。
   
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  同じく旧一般踏切跡より、上り陸別・池田方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    駅を出て左・南側(常呂川)方面を見る。
駅があった頃、この農道は非舗装であったようだ。
駅跡は左手。
   
     
  駅を出て右・北側(道道50号線)方面を見る。
300m程で「北海道道50号北見置戸線」に出る。
道道50号線を左(西)へ北見バスの「豊住7号線停留所」、
右(東)へ同バスの「豊住5号線停留所」。
どちらも駅跡から800m900m程の距離がある。
   
     
     
     
       






               
       
駅名  境野(さかいの)
駅構造
 構内北側に盛土式単ホーム11線の地上駅。
駅舎
 構内東側に木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : −
 券売機 : −

改札  行わない。
トイレ  あり。(駅舎左手に別棟)
駅内店舗

 有人店舗 : 軽食喫茶「まくらぎ」。
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路
 なし。
乗車人員  −
管轄
 北海道ちほく高原鉄道。
所属路線  ふるさと銀河線。
管理
 −
発着列車  下り 北見方面 12本/日
 上り 陸別・池田方面 11本/日
  上り下り共、快速「銀河」が停車する
主な歴史

 1922年(大正11年)81
  国有鉄道(鉄道省)網走本線の境野駅
  として開業。 一般駅。
 1961年(昭和36年)41
  路線名称改変により、池北線の所属駅となる。
 1975年(昭和50年)1225
  貨物扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物扱い廃止。
 1986年(昭和61年)111
  無人駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1989年(平成元年)64
  経営移管により、北海道ちほく高原鉄道
  ふるさと銀河線の駅となる。
 2006年(平成18年)421
  ふるさと銀河線廃線により廃駅。

所在地
 北海道常呂郡置戸町字境野4381
 (43.714242, 143.660128
接続バス
(現在)
 【境野】停留所
  場所 : 駅跡の東約100m、道道50号沿い。
  運行 :
北海道北見バス
   ・訓子府・置戸・勝山・陸別線
駅周囲
その他
 駅は境野地区を貫く道道50号線に面し、
 地区のほぼ中心部に位置した。
 古びた木造駅舎に軽食喫茶『まくらぎ』を併設
 していたが、廃駅前に閉店したとのことである。
 (2002年頃から旧駅事務室にて営業のようだ)
 駅舎、ホームは解体撤去され、事前情報が
 ない限り、現在では駅跡を特定することが
 困難になっている。 駅跡のシンボルは
 『境野交流センターあぐり』であり、
 旧構内は大きな公園化が進んでいる。
 
 
 
 
20095月撮影  
   
     
     
     
     
     
     
     

境野地区のほぼ中心部にある『境野交流センターあぐり』。
北海道北見バスの待合所も兼ねている。
駅舎はこの右隣に存在した。
また、丸形ポストは旧駅舎前より移設されている。
訪問時の駅舎跡は更地になっており、場所の特定が困難であったが、
2009年(平成21年)9月に、駅跡の碑とモニュメントが設置され
わかりやすくなった。

     
     
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  旧構内東側(西訓子府寄り)から、下り北見方面を見る。
整地が進み、わかりにくい写真であるが、
左端の家並みに並行して北海道道50号北見置戸線が東西に、
また、積んである枕木とその向こう側が旧路盤である。
   
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  旧構内東側(西訓子府寄り)から、下り北見方面を見る。
植樹等が行われており、公園化が進んでいる。
左手に「境野公民館」と「置戸消防団境野分団」の赤い塔が見える。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    ホームがあったあたりの路盤跡から、上り陸別・池田方面を見る。
写真右側すぐが駅舎(ホーム)跡になる。
旧構内は、ブランコやすべり台が設置され公園化が進んでいる。
右手の青い三角屋根は旧来からの農業倉庫である。
   
   
  北海道道50号北見置戸線にて、北見方面(東側)を見る。
道路右手の建物が「境野公民館」である。
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      北海道道50号北見置戸線にて、陸別(西側)方面を見る。
旧駅前には北海道北見バスの【境野】停留所が置かれている。
横断歩道左手が旧駅前広場である。
     
       

 







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