駅のある風景 三陸鉄道 北リアス線 A  : 摂待駅岩泉小本駅島越駅田野畑駅譜代駅
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東   北
     
宮  古  ⇔  久  慈
三陸鉄道 北リアス線(きたリアスせん)

 
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駅名  摂待(せったい)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。

改札  なし。
トイレ  あり。(駅前広場に別棟)
駅内店舗

 有人店舗 : なし、   自動販売機 : 飲料。
 駅前広場に「地場産品(野菜等)産直所」あり。

連絡通路
 構内連絡階段。
乗車人員   7人/日(2014年度平均)
 10人/日(2013年度平均)
管轄
 三陸鉄道。
管理
 −
発着列車  下り 久慈行き 11本/日。
 上り 宮古行き 11本/日。
主な歴史

 1984年(昭和59年)41
  三陸鉄道北リアス線開業と同時に
  摂待駅として開業。

所在地
 岩手県宮古市田老字摂待。
接続バス  『摂待』停留所 : 駅前を通る国道45号線。
   岩手県北バス : 宮古⇔岩泉
駅周囲
その他
 駅の西側を中心に 【摂待】 の集落が形成
 されている。
 
 
201611月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      摂待駅全景。
ホームは築堤上に有り、階段にて連絡している。
尚、写真右側に写っている建物はトイレである。
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
   
   
   
  駅舎はなく、築堤上の桁式ホームに待合室が設置されている。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
    待合室内。
駅ノートが置かれている。
   
       
   
   
   
  ホーム南端(田老寄り)から、上り宮古・田老方面を見る。
ホーム先の橋梁は国道45号線をオーバーパスしている。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
    待合室前より、下り久慈・岩泉小本方面を見る。
   
       
   
   
   
  ホーム南寄り(田老寄り)から、待合室外観と上り宮古・田老方面を見る。
駅名標の左隣には地図式の名所案内がある。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
    ホーム中程より、下り久慈・岩泉小本方面を見る。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ホーム北端(岩泉小本寄り)から、上り宮古・田老方面を見る。  
   
     
    ホーム北端(岩泉小本寄り)から、下り久慈・岩泉小本方面を見る。
   
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ホームより駅前広場を俯瞰する。
駅は国道45号線に面している。
 
   
     
          隣の小本駅が岩泉小本駅に改称されたため、駅名標も変更されたが、
今後の隣駅の表示はひらがな表記に変えていくようだ。
駅には『旅の八郎』の愛称が付けられている。
     
     



 




               
       
駅名  岩泉小本(いわいずみおもと)
駅構造
 島式ホーム12線の高架駅。
 桁式ホームを有する。
駅舎
 地上駅舎。
 (岩泉町小本津波防災センター内)
駅前広場  あり。
管理形態
 簡易委託。(切符販売のみ岩泉町が受託)
きっぷ
うりば

 出札窓口 : あり。(7:0018:30
 券売機 : なし。

改札  なし。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : 売店、喫茶店、観光案内所。
 自動販売機 : 飲料。
 その他 : 岩泉町小本支所、小本診療所。

連絡通路
 構内連絡通路・階段。
乗車人員  −
管轄
 三陸鉄道。
管理
 −
発着列車  下り 久慈行き 11本/日。
 上り 宮古行き 11本/日。
主な歴史

 1984年(昭和59年)41
  三陸鉄道北リアス線開業と同時に
  小本駅として開業。
 2015年(平成27年)1223
  駅舎を兼ねた「小本津波防災センター」が完成、
  同時に岩泉小本駅に改称。

所在地
 岩手県下閉伊郡岩泉町小本字南中野239-1
接続バス  『岩泉小本駅』停留所 : 防災センター前。
  岩手県北バス : 宮古⇔岩泉
  岩泉町民バス
   ・小本線(小本・大牛内方面)
   ・龍泉洞・岩泉消防署前方面
駅周囲
その他
 日本三大鍾乳洞の一つ【龍泉洞】の玄関口と
 なっている。
 JR東日本・岩泉線岩泉駅より当駅まで
 延伸し、当駅は乗換駅となる予定であったが、
 計画は叶わなかった。(バス便はあり)
 
 
201611月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      岩泉小本駅が入る、【岩泉町小本津波防災センター】全景。
3階に一時避難所を兼ねた多目的室を備える立派な建物だ。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  【岩泉町小本津波防災センター】入口の様子。
バス停が入口前にあるが、鉄道の駅が中にあるように思えない。
尚、龍泉洞までは町民バスで約30分とのこと。
   
     
     
     
       
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  防災センター1Fの様子。
【小本観光案内所】とある所がきっぷうりば、奥に売店がある。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
    防災センター内には数カ所に駅への案内が掲示されている。
   
     
   
   
   
  防災センター2Fとホームを繋ぐ通路。
尚、改札口はない。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
    上り2番のりば北端(島越寄り)から、上り宮古・摂待方面と
防災センター(駅舎)、連絡通路を見る。
   
       
   
   
   
  上り2番のりば北端(島越寄り)から、下り久慈・島越方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
    ホーム昇降階段付近より、上り宮古・摂待方面を見る。
階段の向こうに見えるのは、エレベータ。
   
     
   
   
   
  ホーム昇降階段付近より、下り久慈・島越方面と待合室を見る。
待合室壁面には、【想人待ち愛室(おもとまちあいしつ)】とある。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
    下り1番のりば南端(摂待寄り)から、上り宮古・摂待方面を見る。
尚、右の1番線にも上り出発信号があり、宮古駅から
当駅での折り返し運転に対応可能となっている。
   
   
   
   
   
   
  下り1番のりば南端(摂待寄り)から、下り久慈・島越方面を見る。
線路左側には、もう一本線路とホームを設置可能なスペースがある。
JR岩泉線用であろうか?
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    ウッディな待合室内。
駅ノートが置かれている。
   
       
   
   
   
  駅には『泉湧く岩』の愛称が付けられている。  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      ホームより海側を見る。
写真が小さく見にくいが、高さ12mの小本川水門が見える。
東日本大震災では、津波がこの水門を越えたそうだ。
     
     

 

 

 

 



               
       
駅名  島越(しまのこし)   愛称:カルボナード
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 線路西側に地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 簡易委託。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : あり。(7:3017:00
 券売機 : なし。

改札  なし。
トイレ  あり。(駅舎内)
駅内店舗

 有人店舗 : 売店。  自動販売機 : なし。
 その他 : コインロッカー

連絡通路
 なし。
乗車人員  −
管轄
 三陸鉄道。
管理
 −
発着列車  下り 久慈行き 11本/日。
 上り 宮古行き 11本/日。
主な歴史

 1984年(昭和59年)41
  三陸鉄道北リアス線開業と同時に
  島越駅として開業。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による津波で被災。
  駅舎の土台、階段の一部等を除き、
  駅舎、ホーム、高架線路の全てが消失。
 2014年(平成26年)727
  新駅舎を旧駅舎の約100m北(田野畑寄り)に
  移動し、供用開始。

所在地
 岩手県下閉伊郡田野畑村1-1-20
接続バス  『島越駅』停留所 : 駅舎前。
   田野畑村村営バス
   ・診療所・高校前方面。(3本/日)
   ・島の沢口方面。(5本/日)
駅周囲
その他
 【北山崎断崖クルーズ観光船】の発着所が
 駅から徒歩8分程にある。

 尚、震災の津波で消失した民家は再建せず
 高台へ移設の方針とのこと。
 
 
201611月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      築堤下より、島越駅遠景。
東日本大震災の津波で消失した地上駅舎と高架ホームは、
防潮堤を兼ねた築堤上の地上ホームと地上駅舎に生まれ変わった。
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  島越駅舎。
津波で消失した旧駅舎のイメージを踏襲したデザインのようだ。
   
     
     
         
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  真新しい駅舎ホールの様子。
駅舎出入口の右手に売店スペース、左手に展示スペース、トイレ、
らせん階段の奥にホームへのドア、ドア右手にきっぷうりば、
左手に待合室がある。 らせん階段の上は展望スペースになっている。
 
    売店・喫茶スペース。
   
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  待合室内。
有人駅ということもあり、掃除が行き届いている。
  展示スペース。
地形の模型や写真が飾られている。
(正面の写真は、志村けんさん・横綱白鵬関)
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ホームへの出入口ドア。 改札口のラチはない。
ドア右手がきっぷうりば、左手は自販機ではなくコインロッカー。
  ホームからは島越漁港が間近に見える。
 【北山崎断崖クルーズ観光船】の発着所は道を右手へ。
   
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ホーム南端(岩泉小本寄り)から、第一島越トンネルと
下り久慈・田野畑方面を見る。
  ホーム北端(田野畑寄り)から、浜考トンネルと
上り宮古・岩泉小本方面を見る。
左手にトラックや重機が見えるところが旧駅前広場である。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  すみません! 駅名標の撮影を忘れました。
その内行って撮ってきます。
 
   
   
     
          駅前広場より、北リアス線の築堤を見る。(海方向を見る)
築堤(防潮堤)の陸側は多目的広場となり、
津波発生時には遊水池として機能させるようだ。
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  駅舎前より駅前広場を見る。
広場に接して【島越地区コミュニティセンター】が建てられた。
  旧駅前広場の【宮沢賢治の詩碑】と【駅舎の階段】が、
唯一津波に流されずに残った。
この部分はメモリアルパークとして整備され、残されるとのこと。
   
     
       
       
     

       
       
       
               
       
駅名  島越(しまのこし)
駅構造
 ※単式ホーム11線の高架駅。
駅舎
 津波(東日本大震災)により消失。
駅前広場  ※あり。
管理形態
 ※簡易委託。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : ※あり。
 券売機 : −

改札  なし。
トイレ  あり。
駅内店舗

 ※有人店舗 : 売店、喫茶店。
 ※自動販売機 : −。

連絡通路
 −
乗車人員  −
管轄
 三陸鉄道。
管理
 −
発着列車  −
主な歴史

 1984年(昭和59年)41
  三陸鉄道北リアス線開業と同時に
  島越駅として開業。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による津波で被災。
  駅舎、高架ホーム、線路が消失。

所在地
 岩手県下閉伊郡
   田野畑村第1地割松前沢1-20
接続バス  −
駅周囲
その他
 東日本大震災の被災駅である。
 駅は松前川が太平洋にそそぐ河口部にあり、
 南北を山に挟まれた地形に位置したため、
 山地により行き場を失った津波が河口部に
 集中し、甚大な被害が発生したものと思われ、
 駅前広場と宮沢賢治の詩碑、および高架の
 橋脚を残し、すべてが消失してしまった。
 (高架の橋桁は倒壊)
 北リアス線は全線に渡り被災したが、
 駅としては当駅が最大の被害を受けた。
 訪問の時点で北リアス線は当駅部分のみが
 不通のため、南北に分断されている。
 当駅以北(田野畑−久慈)、
 以南(小本−宮古)にて折り返し運転を
 行っている。
 島越地区は、駅はもとより集落自体が消失し、
 現在は無人地帯になっている。
 尚、上記データの※印は消失前のデータ
 である。
 駅には『カルボナード島越駅』の愛称が
 付けられていた。
 また、東北の駅百選に選定されていた。
 
 
201205月撮影  
     
     
     
     
     
      たいへん残念ですが、
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により
駅が消失してしまいました。
     
     
           
           
     
           
           
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  松前川より駅跡を見る。(西側を見る)
写真左端に浜岩トンネル、中央が駅舎跡(基礎部分が残っている)、
その右手に高架の橋脚が残る。
   
     
     
     
     
     
     
     
       
       
   
   
   
   
   
   
  旧駅前広場(ロータリー)より、駅舎跡を見る。(西側を見る)
瓦礫の撤去が終わり、かなり更地に近い状態になっている。
写真中央付近に見えるのは、ホームへの階段であろうか。
旧駅前は海抜6m程とのことだ。
 
   
   
   
     
   
   
    旧駅前広場右手には、宮沢賢治の詩碑が
流されずに残っている。
   
       
   
   
   
   
   
   
   
   
  『第一島越トンネル』より、上り宮古・小本方面を見る。
正面に『浜岩トンネル』が見える。
この『第一島越トンネル』と『浜岩トンネル』の間に駅があった。
高架駅と線路は津波によりすべて消失している。
 
   
   
   
     
    旧島越駅側より、下り久慈・田野畑方面を見る。
『第一島越トンネル』手前で線路がちぎれている。
また、トンネルまでの線路も歪んでしまっているが、
トンネル自体は(たぶん)無事のようだ。
   
   
   
   
     
     
     
   
   
   
   
   
  旧島越駅北側の、岩手県道44号岩泉平井賀普代線より、
『第一島越トンネル出口』を見る。
不通区間は、小本駅−島越駅−田野畑駅間の10.5kmであるが、
復旧には路盤の整備や高架橋の架け直し、
駅の新設等、まだまだ時間とお金がかかる。
 
   
   
   
  201205月撮影       
     
     
     
      島越駅北側の、岩手県道44号岩泉平井賀普代線より、
『第一島越トンネル出口』を見る。(左の写真とほぼ同位置より)
流出した高架橋(コイコロベ沢橋梁)が新しく架けられた。
     
      201611月撮影     
       

 


 



               
       
駅名  田野畑(たのはた)   愛称:カンパネルラ
駅構造
 島式(盛土式)ホーム12線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 簡易委託。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : あり。(7:3016:00
 券売機 : なし。

改札  なし。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : 物産・土産物店、喫茶店。
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路
 構内地下通路、構内踏切(遮断機有り)。
乗車人員  −
管轄
 三陸鉄道。
管理
 −
発着列車  下り 久慈行き 9本/日。
主な歴史

 1984年(昭和59年)41
  三陸鉄道北リアス線開業と同時に
  田野畑駅として開業。
 2011年(平成23年)311
  東北地方太平洋沖地震による津波により
  駅周辺が壊滅的被害を受け営業休止。
 2012年(平成24年)41
  北リアス線 陸中野田駅 - 当駅間の
  復旧により営業再開。

所在地
 岩手県下閉伊郡田野畑村和野38-14
接続バス  『たのはた』停留所 : 駅舎前。
   田野畑村村営バス
   ・田野畑中学校方面。(5本/日)
   ・立山方面。(7本/日)
駅周囲
その他
 当駅を発車する列車は、震災の影響で
 久慈駅と折り返し運転で、9本/日の発車
 がある。(訪問時)
 駅は標高18m程の海が見える高さにあり、
 岩手県道44号岩泉平井賀普代線に面する。
 田野畑村の中心部は、内陸側を走る国道45
 号線沿いにあり、当駅は村の中心部から
 東に5km程離れた海のそばに位置する。
 震災の影響で、当駅より低い部分に集落は
 なくなった。
 駅舎は津波による倒壊・消失を免れたが、
 50cm程浸水したとのことだ。
 駅には『カンパネルラ田野畑駅』の愛称が
 付けられている。
 また、東北の駅百選に選定されている。
 
 
201205月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      田野畑駅舎。
東日本大震災で被害を受けた三陸鉄道の復旧応援と、三陸地方の
復興を支援する「キット、ずっとプロジェクト」の一環として、
当駅舎は桜模様の装飾が施され、『キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅』
となり、2012年(平成24年)41日〜831日の期間にて公開されている。
尚、同プロジェクトは、三陸鉄道とネスレ日本の共同プロジェクトとのこと。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅前広場より、駅を見る。(北側を見る)
駅前広場からは駅舎を経由せず、ゆるい傾斜の鉄骨階段から
構内踏切を通ってホームにアクセスできる構造になっている。
   
     
     
       
     
     
     
     
       
       
   
   
   
   
   
   
   
  津波により浸水した駅舎内もきれいに復旧している。
レトロ調の駅舎内は非常に良い雰囲気だ。
 
   
     
   
   
   
    ホーム南端の構内踏切より、下り久慈・普代方面を見る。
構内踏切の下は駅舎とホームを連絡する地下通路が通っている。
   
       
   
   
   
   
   
   
   
  1番のりば北寄りから、上り宮古・島越方面を見る。
北リアス線はこの先、震災により当駅−小本駅間が復旧しておらず、
路線北方は、訪問の時点で当駅−久慈間にて折り返し運転をしている。
 
   
   
     
   
   
    地下通路昇降口付近より、下り久慈・普代方面を見る。
写真ではわかりにくいが、のりば番号表示が
12番のりばとも 『普代・久慈方面』 と表示されている。
尚、訪問の時点で列車はすべて2番のりばに発着している。
   
   
   
     
   
   
   
   
   
   
  1番のりば南端より、上り宮古・島越方面を見る。
上り方面の出発信号機は消灯している。 また、
線路は正面の平井賀トンネル手前で車止めが設置されている。
 
   
   
     
   
   
   
    ホーム南端の構内踏切より、下り久慈・普代方面を見る。
羅賀トンネルが見える。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
  駅には『カンパネルラ田野畑駅』の愛称が付けられている。  
   
     
     
     
     
      駅前広場より海側(東側)を見る。
駅前を左右(南北)に走るのは、岩手県道44号岩泉平井賀普代線である。
写真中央付近には、水門上部の建物(動力室らしい)に
三陸鉄道の列車カラーを施した 『平井賀川水門』 が見える。
津波は水門上部の建物の窓上まで及んだそうだ。
     
     
     
     
       
     

       
       
 
自 然 景 勝 地  【 北 山 崎 】
   
     
       
      200705月撮影   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  陸中海岸国立公園の北方、岩手県下閉伊郡田野畑村北山にある断崖絶壁の自然景勝地である。
高さ200mの断崖に、奇岩や海蝕洞窟等、ダイナミックな海岸美が約8kmにもわたり続いている。
田野畑駅からは、田野畑村民バス机行きで20分、北山崎停留所下車、徒歩すぐ。または、観光乗り合いタクシーがある。
普代駅からは、普代村営バス北山崎展望台行きで15分、北山崎展望台停留所下車、徒歩すぐとのことだ。
尚、以前は北山崎を海側から眺める観光船が運行していたが、震災により島越港等、
港湾施設の復旧や航路の安全確保の問題もあり、現在運休中とのことだ。 (
201205月現在
 
 
 
 
 

 

 



               
       
駅名  普代(ふだい)
駅構造
 島式ホーム12線の地上駅。
駅舎
 線路西側に地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 簡易委託。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : あり。(6:3017:30
 券売機 : なし。

改札  なし。
トイレ  あり。
駅内店舗

 有人店舗 : ふだいのアンテナショップ、
         ベーカリー&カフェ他。 
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路
 構内地下通路。
乗車人員  −
管轄
 三陸鉄道。
管理
 −
発着列車  下り 田野畑行き 9本/日、
 上り 久慈行き 10本/日
主な歴史

 1975年(昭和50年)720
  日本国有鉄道・久慈線、久慈 - 当駅間
  開業に伴い、普代駅として開設。終着駅。
 1984年(昭和59年)41
  第三セクターの三陸鉄道に移管。
 2011年(平成23年)311
  東北地方太平洋沖地震による津波被害
  のため、当駅を含む区間が不通となり
  営業休止。
 2012年(平成24年)41
  北リアス線 陸中野田−田野畑間の
  復旧(運行再開)により営業再開。

所在地
 岩手県下閉伊郡普代村第9地割字銅屋5-3
接続バス  『譜代駅前』停留所 : 駅前
  運行 : 普代村営バス
   黒崎線、代替バス、鳥居線、鳥茂渡線、
   堀内線。
駅周囲
その他
 高い築堤上にある盛土式島式ホームと、
 築堤下に平屋建てコンクリート造の駅舎を
 有する有人駅である。
 駅舎はかつての終着駅らしく、国鉄式の
 大きなものとなっている。
 訪問の時点で、列車は震災の影響により、
 久慈駅−田野畑駅間にて折り返し運転を
 している。
 駅は海から2km程西の内陸部にあり、
 周囲は山地となっている。
 普代村の中心駅であり、駅には
 『はまゆり咲く普代駅』の愛称が付けられて
 いる。
 日本最長の迷宮型鍾乳洞である 『安家洞』
 (あっかどう)が駅の西方約22kmに位置し、
 当駅が最寄り駅となっているが、路線バス等
 の交通機関はない。
 
 
201205月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      普代駅駅舎。
駅入口は、右寄りの白い自動販売機の左側になる。
     
           
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内にはきっぷうりば兼用の観光案内所がある。    
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
  上の写真の開き戸を出ると、ホームへの通路がある。
駅舎とホームは少し離れている。
通路は築堤下から階段にてホームへ連絡している。
 
   
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    下り1番のりば昇降階段前より、上り宮古・田野畑方面を見る。
   
       
   
  下り1番のりば南端付近より、下り久慈・白井海岸方面を見る。
左斜め前方に見える茶色い壁の建物は、普代村役場である。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    下り1番のりば北寄りから、上り宮古・田野畑方面を見る。
横取り線が1線敷設されている。
   
       
   
  下り1番のりば北寄りから、下り久慈・白井海岸方面を見る。
路盤左手に、宮古駅からの45キロポストが建っている。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    ホーム中程にある待合室。
明るくきれいだ。
   
       
   
  駅には『はまゆり咲く普代駅』の愛称が付けられている。  
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      駅前より、北側の村役場方向を見る。(駅は写真右手奥になる)
左手には岩手県警察久慈警察署普代駐在所がある。
前方に延びる村道の西側(写真左方向)の普代川を渡った先には
国道45号線が並行しており、集落は国道沿いを中心に形成されている。
正面を横切る高架道路は、三陸北縦貫道路であろうか。
     
     
     
         

 

 

 

 

 


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