駅のある風景 JR東日本 常磐線 R : 鹿島駅日立木駅相馬駅駒ヶ嶺駅新地駅
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日 暮 里  ⇔  岩  沼
東日本旅客鉄道 常磐線(じょうばんせん)

 
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原ノ町駅へ


  20221月 訪問    
駅名  鹿島(かしま)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 構内西側に木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。(西口)
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : あり。(カーテンが閉まっている)
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : 行わない。
トイレ  あり。(駅前広場のトイレをホーム側からも使用可)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 構内跨線橋。(エレベーター : なし)
乗車人員  318人/日(2015年度平均)。
 299人/日(2014年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 原ノ町駅。
発着列車  上り 原ノ町 行き 23本/日 (2番のりば)
 下り 岩沼・仙台方面 23本/日 (1番のりば)
 普通列車(4両・6両編成)が停車する。
主な歴史

 1898年(明治31年)43
  私鉄:日本鉄道(にっぽんてつどう)磐城線の
  鹿島駅として開業。
 1901年(明治34年)88
  路線統合により、磐城線から海岸線の所属駅となる。
 1906年(明治39年)111
  日本鉄道が国有化され、逓信省鉄道作業局の
  所属駅となる。
 1909年(明治42年)1012
  国有鉄道線路名称制定により、内閣鉄道院・常磐線
  の所属駅となる。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道・常磐線の所属駅となる。
 1985年(昭和60年)314
  荷物扱い廃止。 簡易委託駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 1990年(平成2年)
  業務委託駅化。
 2009年(平成21年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による列車運行休止により営業休止。
 2011年(平成23年)523
  代行バスの乗り入れ開始。
 2011年(平成23年)1221
  原ノ町駅-相馬駅間での運転再開に伴い営業再開。
 2016年(平成28年)712
  無人駅化。

所在地
 福島県南相馬市鹿島区鹿島字御前ノ内13-7
 北緯37429.10秒、東経1405812.37秒。
接続バス  【鹿島駅前】バス停留所
  場所 : 駅の西約220m。 県道120号(旧国道)沿い。 
  運行 : 福島交通
   ・001 鹿島-上栃窪
   ・005 鹿島・牛島線
   ・008 原町線(原町-立谷-相馬)
駅周囲
その他

 駅舎のある線路西側を中心にに市街地が形成されて
 おり、駅周囲は商店街となっている。
 相馬市鹿島区役所は、駅の西350m程に位置する。
 尚、駅東側すぐを国道6号線が線路に並行しているが、
 周囲は主に田園地帯であり、田畑の中に小さな集落が
 点在している。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    新地駅 駅舎。
古い木造駅舎であるが、改修を重ね大切に使われている。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎壁面の建物財産標。
『鉄 本屋 - 1 M - 30 - - 』 とある。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内の様子。
無人駅であるが、出札窓口が残されている。
窓口左手の発車時刻表が掲示されている部分は旧手荷物窓口であろう。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
       
  下り1番のりばより、駅舎を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      構内跨線橋通路。
構内跨線橋は内外装ともグリーンにペイントされている。
 
       
         
       
       
  上り2番のりば南端(原ノ町寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
特急列車は停車しないが、長いホームを有している。
     
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりば北端(夜ノ森寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。
ホーム先に見える跨線橋は人道橋であり、クルマは通行出来ない。
跨線橋東側(左手)の昇降口付近には 『海老街道踏切』 があり、
この跨線橋の利用者は少ないと思われる。
また、現在通行できるのかは未確認。
 
       
       
       
       
  下り1番のりば駅舎前より、下り岩沼・仙台方面を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      下り1番のりば駅舎前付近より、上り原ノ町・水戸方面を見る。
対面の上り2番のりばには木造の待合室がある。
壁面の建物財産標には、『鉄 待合所-1 S - 29 - - 』 とある。
 
       
  下り1番のりば北端(日立木寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
ホーム左手に側線が1線敷設されている。
1975年(昭和50年)当時の航空写真には、左手の家が建っている部分を
含めて、駅舎北側に広い更地が確認出来る。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりば北端(日立木寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。  
       
       
  駅舎壁面(下り1番のりば側)に掲げられた古い駅名標。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりばの建植式駅名標。  
       
         
  駅舎前の様子。
正面(西側)へ延びる駅前通りは、延長197m
『福島県道170号鹿島停車場線』で、当駅前を起点とし、この先の
『福島県道120号浪江鹿島線』との交差点を終点としている。
       
         
         
         


  20221月 訪問    
駅名  日立木(にったき)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム12線、
 計23線の地上駅。
 盛土式ホームを有する。
駅舎
 構内東側に鉄骨造の簡易橋上駅舎。
駅前広場  あり。(東口)
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : 行わない。
トイレ  あり。(改札内)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 構内跨線橋。(エレベーター : なし)
乗車人員  121人/日(2004年度平均)。
 123人/日(2003年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 原ノ町駅。
発着列車  上り 原ノ町 行き 23本/日 (1番のりば)
 下り 岩沼・仙台方面 23本/日 (2番のりば)
 普通列車(4両・6両編成)が停車する。
主な歴史

 1922年(大正11年)815
  国有鉄道(鉄道省)常磐線の日立木駅として開業。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道・常磐線の所属駅となる。
 1962年(昭和37年)41
  貨物扱い廃止。
 1975年(昭和50年)101
  荷物扱い廃止。
 1977年(昭和52年)31
  簡易委託駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 1993年(平成5年)
  無人駅化。
 2009年(平成21年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による列車運行休止により営業休止。
 2011年(平成23年)1221
  原ノ町駅-相馬駅間での運転再開に伴い営業再開。

所在地
 福島県相馬市赤木字上原田25
 北緯374521.72秒、東経140565.40秒。
接続バス  【立谷】バス停留所
  場所 : 駅の北東約1.3km。  市道沿い。 
  運行 : 福島交通
   ・相馬・舘前線
   ・008 原町線(原町-立谷-相馬)
駅周囲
その他

 駅を中心に小さな集落が形成されている。
 周囲は主に田園地帯であり、田畑の中に小さな集落が
 点在している。
 開業時は相馬郡日立木村の中心駅であった。
 日立木村は、1954年(昭和29年)331日に同村と
 周囲の七つの町村が合併し相馬市となったことにより
 廃止となった。
 旧日立木村役場は、1980年(昭和55年)にRC2
 建ての立派な建物に改築され、相馬市日立木公民館
 として現在も利用されている。
 所在地は、福島県相馬市日下石高根沢31
 駅、郵便局、学校名などに日立木の名は残るが、
 地名・住所表記としての日立木は消滅したようだ。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    日立木駅 駅舎。
待合所の機能のみ有する簡易駅舎である。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  簡易駅舎(待合所)を改札内から見る。    
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  待合所内の様子。    
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
  改札を入って右手の跨線橋階段脇にトイレがある。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      構内跨線橋通路。
階段部外壁の銘板には、『設計 水戸鉄道管理局、
竣工 昭和501125日』 とある。
 
       
       
       
  上り1番のりば北端(相馬寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      下り2番のりば北端(相馬寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
右手の上り1番のりば先の白くなっている部分は、ホームが斜めに
削り取られ、盛土部分に崩れ防止処置が施されているもので、
のりばとの境界にフェンスが設置され、立入禁止となっている。
 
       
       
  上り1番のりば中程の構内跨線橋下より、上り原ノ町・水戸方面を見る。
右手の島式ホームの待合室壁面には、2番・3番のりばの案内がある。
訪問の時点で3番のりばは使用されていないが、表示は残されている。
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り1番のりば中程より、下り岩沼・仙台方面を見る。  
       
  下り2番のりば南寄り(鹿島寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。      
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      下り3番のりば南端(鹿島寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
当のりばは使用停止となっており、路盤には雑草が繁っている。
嵩上げ部には防護柵が設置され、今後ものりばの使用予定は
ないものと思われる。 20113月の震災以降使用停止とのことで、
同年12月の時点でホームの嵩上げや防護柵設置の工事が
行われている様子がグーグルマップにて確認出来る。
 
       
  使用停止の下り3番のりばに残る建植式駅名標。
次駅の『相馬⇔鹿島』の表示は貼り付けにて製作されているようで
両端が浮き上がって見える。
次駅の矢印表示が両方向にあるということは、かつては
上り下り両方向の列車が発着した名残であろう。
     
       
       
         
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
      上り1番のりば待合所前より、上り原ノ町・水戸方面を見る。
1963年(昭和38年)5月撮影、国土地理院の航空写真では、
左手の簡易駅舎(待合所)部分に木造(切妻屋根)と思われる駅舎、
その駅舎前(写真右手)に構内踏切、また写真正面の更地から先の
部分に複数の側線があったと思われる広さの路盤跡が確認出来る。
 
  簡易駅舎前から東側の駅前広場を見る。 既に夕暮れである。
住宅が主体の小さな集落であり、商店は少ない(閉店?)ようだ。
     
       
         
         




  20221月 訪問    
駅名  相馬(そうま)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 構内西側に木造の地上駅舎。
駅前広場  ロータリーあり。(西口)
管理形態
 業務委託。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : みどりの窓口。(9:3017:15
 券売機 : 指定席券売機(1台)、自動券売機(1台)。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : あり。(チャージ可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : あり。
トイレ  あり。(改札内外)
駅内店舗
 有人店舗 : NEWDAYS
 自動販売機 : 飲料、アイスクリーム。
連絡通路
 構内跨線橋。(エレベーター : あり)
乗車人員   841人/日(2020年度平均)。
 1,121人/日(2019年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 原ノ町駅。
発着列車  上り 原ノ町・水戸方面 23本/日 (2番のりば)
 下り 岩沼・仙台方面 26本/日 (1番のりば)
 特急『ひたち』 (10両編成)および
 普通列車(4両・6両編成)が停車する。
主な歴史

 1897年(明治30年)1110
  私鉄:日本鉄道(にっぽんてつどう)磐城線の
  中村駅として開業。
 1901年(明治34年)88
  路線統合により、磐城線から海岸線の所属駅となる。
 1906年(明治39年)111
  日本鉄道が国有化され、逓信省鉄道作業局の
  所属駅となる。
 1909年(明治42年)1012
  国有鉄道線路名称制定により、内閣鉄道院・常磐線
  の所属駅となる。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道・常磐線の所属駅となる。
 1961年(昭和36年)320
  相馬駅に改称。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 2009年(平成21年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による列車運行休止により営業休止。
 2011年(平成23年)412
  常磐線代替バスが亘理駅-当駅間で運行開始。
 2011年(平成23年)1221
  原ノ町駅-当駅間での運転再開に伴い営業再開。
 2016年(平成28年)1210
  当駅-浜吉田駅間で運転再開。

所在地
 福島県相馬市中村字曲田1
 北緯374810.03秒、東経1405531.76秒。
接続バス  【相馬駅前】バス停留所
  場所 : 駅前ロータリー。 
  運行 : 新地町
   ・しんちゃんGO (新地相馬駅線)
 【相馬営業所】バス停留所
  場所 : 駅の北西約200m。 県道121号沿い。
  運行 : 福島交通
   ・塚部線(桜ヶ丘-相馬営業所-塚部)
   ・松川浦・原釜循環線 、他市内外各地へ全8系統。
駅周囲
その他

 相馬市の中心駅であり、駅を中心に市街地が
 広がっている。
 市役所は駅の西約1.2km程に位置し、長らく合併前の
 旧中村町役場の場所にあったが、1976年(昭和51年)
 の改築を経て、2016年(平成28年)に斜向かいの
 現在の位置に移転している。(移転前の市役所跡地は
 市の駐車場として利用されている)
 また、市役所の西側には 『相馬神社』 がある。
 『相馬神社』 は相馬氏の始祖「師常(もろつね)」を
 御祭神として、明治12年に中村城(馬陵城)本丸跡に
 創建された比較的新しい神社である。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    相馬駅 駅舎。
大きな木造駅舎である。
写真左端の赤いゲートの所に駅舎外トイレがある。
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎壁面の建物財産標。
駅舎は国有鉄道(鉄道省)時代の建物である。
改修を重ね大切に使用されており、古さを感じさせない。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内の様子@。
写っていないが写真左手に指定席券売機と自動券売機がある。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内の様子A。
改札右手にあるコンビニ(NEWDAYS)。
天井に渡された多くの梁が駅舎の歴史を物語っているようだ。
   
     
     
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  ホーム側(下り1番のりば)から改札口を見る。      
      構内跨線橋通路。
骨組みには古レールが多用されている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  跨線橋階段外壁にある銘板。
中村駅時代の建造である。(相馬駅への改称は昭和36年)
国土地理院発行1952年(昭和27年)10月米軍撮影の航空写真には
既に構内跨線橋が写っており、現在のものは2代目以降の物と思われる。
     
       
      上り2番のりば北端(駒ヶ嶺寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。  
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  下り1番のりば北端(駒ヶ嶺寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。     下り1番のりば中程より、上り原ノ町・水戸方面を見る。  
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  上り2番のりば中程の跨線橋下から、下り岩沼・仙台方面を見る。     上り2番のりば南端(日立木寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。
現在左手(東側)には保線車両等の留置線が敷設されているが、
国土地理院発行1952年(昭和27年)10月米軍撮影の航空写真には
本線の左右に貯木場らしきものが写っており、右手の下り1番のりばの
右側には貨物線と思われる側線が確認出来る。
 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  下り1番のりば南端(日立木寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
左手の大きな建物は1982年(昭和57年)5月オープンの相馬市図書館。
前述のようにかつては貯木場だったと思われ、現1番のりば左側も
ホームとして使われていた痕跡が残っている。
     
       
       
      上り2番のりば南端(日立木寄り)に残る乗車位置案内。
左側のパネルには、『みちのく号 1号車 指定席』 とある。
『みちのく号』 は、上野-青森間を常磐線経由で走った特急列車で、
上中下段の寝台を有する国鉄583系特急形交直両用寝台電車が
13両編成で、1972年(昭和47年)〜1982年(昭和57年)まで運転されて
いたそうだ。  尚、上野-青森間の寝台特急電車は、東北本線
経由で走った寝台電車の 『はつかり』 が有名である。
 
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  建植式駅名標。
駅名標枠には古レールが使われている。
     
       
         
         
         
         
        駅前から西へ延びる駅前通り(市道)を見る。
直進1.2km程で福島県道・宮城県道228号相馬大内線に合流する。
 
         
           

  20221月 訪問    
駅名  駒ケ嶺(こまがみね)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 構内西側に鉄骨造の簡易地上駅舎。
駅前広場  あり。(西口)
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : 行わない。
トイレ  あり。(駅前に別棟)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料。
連絡通路
 構内跨線橋。(エレベーター : なし)
乗車人員  151人/日(2004年度平均)。
 153人/日(2003年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 原ノ町駅。
発着列車  上り 原ノ町 行き 23本/日 (2番のりば)
 下り 岩沼・仙台方面 23本/日 (1番のりば)
 普通列車(4両・6両編成)が停車する。
主な歴史

 1952年(昭和27年)710
  日本国有鉄道・常磐線の駒ヶ嶺駅として開業。
 1975年(昭和50年)101
  荷物扱い廃止。
 1977年(昭和52年)31
  簡易委託駅化。(駅舎外発券)
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 1993年(平成5年)
  無人駅化。
 2009年(平成21年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による列車運行休止により営業休止。
 2011年(平成23年)412
  常磐線代替バスを亘理駅-相馬駅間で運行開始。
  当駅前に駒ケ嶺停留場を置く。
 2016年(平成28年)1210
  相馬駅-浜吉田駅間での運転再開に伴い営業再開。

所在地
 福島県相馬郡新地町駒ヶ嶺字深町21
 北緯375032.7秒、東経1405530秒。
接続バス  【駒ヶ根小学校】バス停留所
  場所 : 駅の南西約800m。 県道394号沿い。
  運行 : 新地町
   ・しんちゃんGO (新地相馬駅線)
駅周囲
その他

 駅前西口に比較的新しいと思われる小さな住宅地
 があるが、駅周囲は主に田園地帯となっている。
 駅の東側、国道6号線を越えた先には相馬港があり、
 福島県北部や宮城県南部の物流の要となっている。
 当駅からは4.5km程離れている。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    駒ヶ嶺駅 駅舎。
待合所の機能のみ有する無人駅用の簡易駅舎である。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎壁面の建物財産標。
『鉄 待合所-3 H-15-3-12』 とある。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  待合室内の様子。    
     
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  駅舎前よりホーム方向を見る。
駅舎とホームは高低差があり、階段とスロープで連絡している。
     
       
         
       
       
       
       
       
      ホーム側(下り1番のりば)から駅舎を見る。  
       
       
       
       
       
       
       
  構内跨線橋通路。      
       
       
       
       
       
       
      下り1番のりば南端(相馬寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。  
       
       
       
       
       
       
       
  下り1番のりば南端(相馬寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
列車交換可能駅であり、長いホームを有している。
     
       
         
       
       
       
       
      下り1番のりば中程より、上り原ノ町・水戸方面を見る。
ホーム両側に待合所が設置されている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
  下り1番のりば中程の駅出入口階段付近から、下り岩沼・仙台方面を見る。
左手にある待合所壁面の建物財産標には、
『鉄 待合所 - 2 S - 28 - - 』 とある。
     
       
       
       
       
       
       
      上り2番のりば北端(新地寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。  
       
       
       
       
       
       
       
       
  上り2番のりば北端(新地寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。      
       
       
       
       
       
      下り1番のりばの建植式駅名標。  
       
       
       
       
       
       
       
       
  駅舎前右手には小さなトイレがある。
男女共用となっている。
     
       
         
         
         
         
        駅前広場より西に延びる駅前通り。
500m程先で、福島県道394号相馬新地線と交差している。
駒ヶ嶺集落は県道394号線の北側に広がっており、
その中心部は当駅より1.2km程の距離がある。
 
         
         
         





  20221月 訪問    
駅名  新地(しんち)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
 駅舎側1番線の1線スルー構造。
駅舎
 構内西側に鉄骨造の地上駅舎。
駅前広場  西口、東口共ロータリーあり。
管理形態
 簡易委託。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : あり。
 券売機 : なし。
 乗車駅証明書発行機 : あり。
 乗り越し精算機 : なし。(チャージ不可)
改札  簡易Suica改札機。 ICカード対応 : ○
 有人改札 : 行わない。
トイレ  あり。(改札内外 : 身障者対応)
駅内店舗
 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : 飲料、アイスクリーム。
連絡通路
 構内跨線橋。(エレベーター : あり)
 東西自由地下通路。(エレベーター : あり)
乗車人員  279人/日(2020年度平均)。
 231人/日(2019年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 水戸支社。
所属路線  常磐線。
管理
 原ノ町駅。
発着列車  上り 原ノ町 行き 23本/日 (12番のりば)
 下り 岩沼・仙台方面 25本/日 (12番のりば)
 普通列車(4両・6両編成)が停車する。
 仙台発当駅折り返しの列車あり。
 列車は通常1番のりばに発着し、当駅折り返しおよび
 列車交換時(訪問の時点で14回/日)のみ上り列車が
 2番のりばを使用する。
主な歴史

 1897年(明治30年)1110
  私鉄:日本鉄道(にっぽんてつどう)磐城線の
  新地駅として開業。
 1901年(明治34年)88
  路線統合により、磐城線から海岸線の所属駅となる。
 1906年(明治39年)111
  日本鉄道が国有化され、逓信省鉄道作業局の
  所属駅となる。
 1909年(明治42年)1012
  国有鉄道線路名称制定により、内閣鉄道院・常磐線
  の所属駅となる。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道・常磐線の所属駅となる。
 1962年(昭和37年)31
  貨物扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物扱い廃止。 簡易委託駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 2009年(平成21年)314
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。
 2011年(平成23年)311
  東日本大震災による津波により被災。
  ホーム・跨線橋を残して駅および周辺一帯が壊滅。
 2011年(平成23年)412
  常磐線代行バスの運行開始。
  新地町役場前に新地停留場を設置。
  代行バスの快速便が停車。
 2016年(平成28年)1210
  相馬駅-浜吉田駅間運行再開に伴い、旧駅舎から
  約300m南西側に移転した新駅舎で営業を再開。

所在地
 福島県相馬郡新地町谷地小屋字舛形。
 北緯375245.2秒、東経1405532.4秒。
接続バス  【役場前前】バス停留所
  場所 : 駅の南西約850m。 県道273号沿い。
  運行 : 新地町
   ・しんちゃんGO (新地相馬駅線)
駅周囲
その他

 東日本大震災の被災駅であり、津波により駅および
 駅前にあった小集落は壊滅している。
 復興事業による区画整理および整地により、線路は
 西側に付け替えられたため、旧駅前通りも消滅した
 まま更地となっており、跡形もない。
 ただし、旧駅北側にあった東西に延びる農業用水路が
 復興後も残っており、震災前との駅位置を知る
 手がかりとなっている。
 旧駅舎跡地には、「新地エネルギーセンター」が
 建設され、20193月より新地駅周辺の公共施設や
 ホテル・温浴施設に対し熱と電力を供給している。
 尚、付け替え前の線路の東側すぐを並走するような形
 で、福島・宮城県道38号相馬亘理線が開通している。

 

 

 

 
   
   
   
   
   
   
   
    駅前ロータリーより新地駅駅舎全景を見る。
改札内のトイレはホーム側駅舎内にあるが、
改札外のトイレは写真左端に別棟で建てられている。
   
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎(左手)前より見る西口駅前ロータリーの様子。
まだ規模は小さいが、ロータリー南側に隣接して
ショッピングモールが出来ている。

   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  新地駅駅舎。
震災により移転・新築された駅舎である。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内の様子。
きっぷの販売のみ行う簡易委託駅であり、改札は行っていない。
   
     
       
     
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  構内跨線橋通路。      
       
      1番のりば南端(駒ヶ嶺寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。
左手のドームは、2019年オープンの町営 『新地駅前フットサル場』。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  1番のりば南端(駒ヶ嶺寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
ホームの赤いラインは、停目に加え運転停車位置を示している。
     
       
         
      1番のりば中程の駅舎前より、上り原ノ町・水戸方面を見る。  
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  2番のりば中程より、下り岩沼・仙台方面を見る。      
       
      2番のりば北端(坂元寄り)から、上り原ノ町・水戸方面を見る。  
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  2番のりば北端(坂元寄り)から、下り岩沼・仙台方面を見る。
左手の建物は『ホテルグラード新地』、その先の黒い屋根がホテルに
併設の 『つるしの湯』。 震災前の駅前通りは『つるしの湯』の
向こう側(北側)にあったが、現在は跡形もない。
     
       
      2番のりばの吊り下げ式駅名標。
LED内照式となっている。
 
       
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  駅舎(西口)南側にある東西自由地下通路昇降口。
エレベーターが設置されている。
     
      東西自由地下通路の様子。
掲示物もなく殺風景であるが、明るく清潔感がある。
 
         
         
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
  東口ロータリーの様子。
右手(南側)に 『新地駅前フットサル場』 があるが、未だ民家はない。
かつては海沿いに大きな集落が形成されていたが、
津波により消滅し、現在は緑地や公園として整備されている。
     
      構内跨線橋通路より、東口を見る。(ロータリーは右隣)
訪問時は瓦礫の一時置き場となっていたが、将来は
『スマートアグリ生産プラント』という農業植物工場が建つ予定とか。
 
       
       


 


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