駅のある風景 北海道旅客鉄道 釧網本線 B  : 南斜里駅清里町駅札弦駅緑駅川湯温泉駅
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北  海  道
     
網  走  ⇔  東 釧 路
北海道旅客鉄道 釧網本線(せんもうほんせん)

 
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駅名  南斜里(みなみしゃり)
駅構造
 盛土式単ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。
駅前広場  なし。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。

改札  行わない。(ICカード非対応駅)
トイレ  なし。
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : なし。

連絡通路

 なし。

乗車人員  1.6人/日(2013年-2017年平均)
管轄
 北海道旅客鉄道 釧路支社。
所属路線  釧網本線。
管理
 知床斜里駅。
発着列車  下り 釧路方面 4本/日
 上り 網走方面 2本/日
  一部の普通列車は通過。
主な歴史

 1962年(昭和37年)101
  日本国有鉄道釧網本線の南斜里駅として
  開業。 旅客のみ取扱い。 無人駅。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。

所在地
 北海道斜里郡斜里町字川上。
接続バス  【3号】停留所
  場所 : 駅の北東約5.5km、国道334号線沿い。
  運行 : 網走バス
   ・小清水・斜里線

 (廃) 【西二線】停留所
  場所 : 駅の北約250m、道道1000号線沿い。
  ⇒ 2019.03.31 廃止
駅周囲
その他
 駅周囲は農地の中に民家が点在するレベルで
 まとまった集落はない。
 

 
 
 
201710月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
      南斜里駅出入口。   駅舎・待合室・駅前広場はない。
出入口が接する非舗装の部分は、左手奥の町道「西二線」からの
アプローチ部分で、写真右手奥で行き止まりになっている。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  ホーム東端(中斜里寄り)から、上り網走方面を見る。
ホーム先の踏切は「西二線道路踏切」で、
南斜里駅の構内踏切扱いとなっている。
   
     
       
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ホーム西端(清里町寄り)から、上り網走方面を見る。  
    ホーム東端(中斜里寄り)の「西二線道路踏切」より、
下り釧路方面を見る。  ホーム長さは車両2両分程。
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  待合室がないため、発車時刻表が駅名標に貼られている。
全国的にも珍しいケースであろう。
 
    ホーム中程の下り列車乗車口付近より、下り釧路方面を見る。
     
       
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  町道「西二線」にて北側を見る。
駅は踏切先左手。
駅周囲は主に農地であり、民家は点在するレベルである。
 
    駅名標に貼られた発車時刻表。
発行(ダイヤ施行)年月の記載はない。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  町道「西二線」にて南側を見る。
駅は踏切手前(撮影立ち位置)右手。
   
     
       


 



               
       
駅名  清里町(きよさとちょう)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 CB? の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。(壁で塞がれている)
 券売機 : なし。

改札  行わない。(ICカード非対応駅)
トイレ  あり。(駅舎内、駅前広場に各1ヶ所)
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : なし。

連絡通路

 構内跨線橋。

乗車人員  46.6人/日(2013年-2017年平均)
管轄
 北海道旅客鉄道 釧路支社。
所属路線  釧網本線。
管理
 知床斜里駅。
発着列車  下り 釧路方面 5本/日 (1番のりば)
 上り 網走方面 6本/日 (2番のりば)
  快速「しれとこ」が停車。
主な歴史

 1929年(昭和4年)1114
  国有鉄道(鉄道省)網走本線の上斜里駅
  として開業。 一般駅。
 1931年(昭和6年)920
  区間統合により釧網線の所属駅となる。
 1936年(昭和11年)1029
  線名改称により釧網本線の所属駅となる。
 1956年(昭和31年)410
  清里町駅に改称。
 1983年(昭和58年)520
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1986年(昭和61年)111
  簡易委託駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1996年(平成8年)3
  無人駅化。

所在地
 北海道斜里郡清里町水元町。
接続バス  【清里町新栄】停留所
  場所 : 駅の南西約1km、道道1115号線沿い。
  運行 : 斜里バス
   ・高速バス イーグルライナー

 (廃) 【清里駅前】停留所
  場所 : 駅の東約150m、道道1115号線沿い。
  ⇒ 2019.03.31 廃止
駅周囲
その他
 清里町の中心駅であり、駅南側の町役場を
 中心に町が形成されている。

 かつては木材の貨物輸送で賑わったようだ。
 

 
 
 
201710月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
      清里町駅駅舎。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎出入口。
自転車が駐輪しているところがトイレ。
駅前広場(写真右手奥)にも大きな公衆トイレがある。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
   
  駅舎内の様子。
撮影立ち位置後方の旧出札窓口は壁ですべて塞がれている。
かつてはKIOSKもあったとのこと。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    下り1番のりばより、駅舎を見る。
改札口のラチが残っている。
   
     
   
  構内跨線橋通路。
だいぶ年季が入っている。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    上り2番のりば南端(札弦寄り)から、上り網走方面を見る。
当のりばは島式ホーム構造で、1977年当時の航空写真では
ホーム左側にも線路の敷設が確認できる。
   
     
   
  下り1番のりば南端(札弦寄り)から、下り釧路方面を見る。
1977年当時の航空写真では、ホーム先に貨物ホームと
側線が確認出来るが、現在では跡形もない。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    上り2番のりば北端(札弦寄り)から、上り網走方面を見る。
   
     
   
  下り1番のりば駅舎前から、下り釧路方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    下り1番のりば北端(札弦寄り)から、上り網走方面を見る。
   
     
   
  下り1番のりば北端(札弦寄り)から、下り釧路方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    駅西側の出入口。
ホームへスロープと階段が設置されている。
   
     
   
  上り2番のりばに設置された駅名標。
後方(駅裏)に見えるのは、 札鶴ベニヤ(株)の関連会社である
清里林産工業(株)で、かつては駅から引き込み線を有した。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    斜里岳は斜里岳道立自然公園に属し、日本百名山にも選定されている。
清里町の観光名所のひとつであり、かつては知床斜里から
当駅を経由して斜里岳登山口までの路線バス(斜里バス江南線)が
あったが、2006年(平成18年)41日をもって廃止となっている。
   
   
     
  駅舎前の様子。
正面(東)へ延びる駅前通りは、北海道道857号江南清里停車場線で
斜里岳登山口を起点とし、当駅前を終点としている。
起点の斜里岳付近は冬期通行止めになるようだ。
   
     
     
       

 




               
       
駅名  札弦(さっつる)
駅構造
 盛土式単ホーム11線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。

改札  行わない。(ICカード非対応駅)
トイレ  あり。(駅舎内ホーム側)
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : なし。

連絡通路

 なし。

乗車人員  10.6人/日(2013年-2017年平均)
管轄
 北海道旅客鉄道 釧路支社。
所属路線  釧網本線。
管理
 知床斜里駅。
発着列車  下り 釧路方面 5本/日
 上り 網走方面 6本/日
  快速「しれとこ」が停車。
主な歴史

 1929年(昭和4年)1114
  国有鉄道(鉄道省)網走本線の札鶴駅
  として開業。 一般駅。
 1931年(昭和6年)920
  区間統合により釧網線の所属駅となる。
 1936年(昭和11年)1029
  線名改称により釧網本線の所属駅となる。
 1956年(昭和31年)410
  札弦駅に改称。
 1982年(昭和57年)910
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1986年(昭和61年)111
  簡易委託駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1992年(平成4年)41
  無人駅化。

所在地
 北海道斜里郡清里町札弦町。
接続バス  【清里町新栄】停留所
  場所 : 駅の北東約7km、道道1115号線沿い。
  運行 : 斜里バス
   ・高速バス イーグルライナー

 (廃) 【札弦】停留所
  場所 : 駅の東約200m、道道805号線沿い。
  ⇒ 2019.03.31 廃止
駅周囲
その他
 駅を中心に札弦の集落が広がっている。
 集落の北端には「道の駅 パパスランドさっつる」
 がある。
 集落を外れると、広大な田園地帯が広がる。
 

 
 
 
201710月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
      札弦駅駅舎。
無人駅用に待合室の機能のみ持った駅舎で、トイレの設置あり。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内。
正面窓下のピンク色のケースには、駅ノートが入れられている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  ホーム側から駅舎を見る。
右側の開き戸はトイレ。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    ホーム南端(緑寄り)から、上り網走方面を見る。
かつては左手にホーム(島式か相対式かは不明)と、
複数の側線・引き込み線を有したようだ。
   
     
  ホーム南端(緑寄り)から、下り釧路方面を見る。
1977年当時の航空写真では、ホーム先に貨物ホームと
側線が確認出来るが、現在は藪になっている。
 
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
    ホーム北端(清里町寄り)から、上り網走方面を見る。
   
     
  ホーム北端(清里町寄り)から、下り釧路方面を見る。  
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
     
     
   
  駅裏すぐにある札鶴ベニヤ(株)。
かつては駅からの引き込み線があり、大きな貯木場を有した。
 
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      駅前から東へ延びる駅前通りは、北海道道805号札弦停車場水上線
で、通称「駅前通り」である。
150m程先の道路真正面の建物は、清里町札弦支所である。
     
       

 

 



               
       
駅名  緑(みどり)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : なし。

改札  行わない。(ICカード非対応駅)
トイレ  あり。(駅舎内、駅前広場に各1ヶ所)
駅内店舗

 有人店舗 : なし。
 自動販売機 : なし。

連絡通路

 構内踏切。(警報機 : あり、 遮断機 : なし)

乗車人員  3.0人/日(2013年-2017年平均)
管轄
 北海道旅客鉄道 釧路支社。
所属路線  釧網本線。
管理
 知床斜里駅。
発着列車  下り 釧路方面 5本/日 (1番のりば)
 上り 網走方面 6本/日 (12番のりば)
  快速「しれとこ」が停車。
主な歴史

 1931年(昭和6年)920
  国有鉄道(鉄道省)釧網線の上札鶴駅
  (かみさっつるえき)として開業。 一般駅。
 1936年(昭和11年)1029
  線名改称により釧網本線の所属駅となる。
 1956年(昭和31年)410
  緑駅に改称。
 1982年(昭和57年)910
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1986年(昭和61年)111
  無人駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。

所在地
 北海道斜里郡清里町緑町。
接続バス  (廃) 【緑】停留所
  場所 : 駅の東約250m、道道1115号線沿い。
  ⇒ 2019.03.31 廃止
駅周囲
その他
 駅東側を中心に集落が形成されている。
 西側は山地となっており、清里町営緑スキー場が
 至近である。
 かつては木材輸送で賑わった駅のようで、
 駅裏南の山側に大きな貯木場を有した。
 また、下り釧路方面の川湯温泉駅との間には
 難所である野上峠を控えており、機関車補機
 付替えの為の転車台を備える要衝駅であった。
 

 
 
 
201710月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
      緑駅駅舎。
無人駅用に待合室の機能のみ持った駅舎で、トイレの設置あり。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内。
左手のホームへの引き戸の柱部分に、駅ノートが吊されている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  ホーム側から駅舎を見る。
昔からの木造駅舎の面影が残っている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
      上り2番のりば南端(川湯温泉寄り)から、上り網走方面を見る。
ホームは千鳥配置となっている。
     
       
     
     
     
  下り1番のりば南端(川湯温泉寄り)から、下り釧路方面を見る。
かつてはホーム先に貨物ホームと側線を有したようだが、
現在では藪となり、その痕跡は皆無である。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
      下り1番のりば南端(川湯温泉寄り)から、
構内踏切と上り網走方面を見る。
構内踏切先に見える青いものは、釧網本線全通70周年記念碑。
     
       
     
     
     
  構内踏切より、下り釧路方面を見る。    
     
       
     
     
     
     
     
     
     
      釧網本線全通70周年記念碑。
写真では見にくいが、「感謝と新たなる出発」とあり、
昭和6年(1931年)920日 川湯温泉-札弦間 と記されている。
     
       
     
     
     
  下り1番のりば北端(札弦寄り)から、下り釧路方面を見る。    
     
       
     
     
     
     
     
     
     
      下り1番のりば北寄り(札弦寄り)から、上り網走方面を見る。
写真左手にはかつて転車台や貨物ヤードがあったようだが、
現在ではその痕跡は殆ど残っていない。
     
       
     
     
     
       
       
     
     
     
     
     
     
     
     
      裏摩周展望台へは当駅が最寄り駅となるが、路線バスの便はなく
タクシー等の自動車でのアクセスとなる。
裏摩周展望台は、摩周湖西側の第一展望台より低い位置にあり
霧の発生も少なく、摩周湖を望むことができる。
アクセス途中にある神秘的な【神の子池】もオススメスポットだ。
     
     
     
     
  駅前から東へ延びる駅前通りは、その名の通り
「駅前通り」と標記されている。
     
       
         
         
 
         
         
 
裏摩周展望台
   
神の子池
         
         
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  摩周湖には3つの展望台があり、弟子屈町側の摩周第一展望台、
摩周第二展望台、そして清里町側に裏摩周展望台がある。
摩周第一展望台は一番メジャーで、観光バスも立ち寄るが、
裏摩周展望台は訪問者もそれほど多くなく、また展望台も小さめ。
訪問は順光となる午前中がオススメだ。(写真は午後2時過ぎのもの)
    小さな池だが、とにかく水と水中に沈む樹木がきれい。
神の子池は、摩周湖の伏流水が湧き出す池で、周囲220m
水温8℃、湧水量は12000t/日にも及ぶとのこと。
湧き出た水は札鶴川から2級河川の斜里川に合流し、
オホーツク海へ注いでいる。
     
     
     
  20059月撮影     20059月撮影
         

 

 



               
       
駅名  川湯温泉(かわゆおんせん)
駅構造
 盛土式相対ホーム22線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : あり。(ブラインドが下りている)
 券売機 : なし。

改札  行わない。(ICカード非対応駅)
トイレ  あり。(駅前広場に別棟)
駅内店舗

 有人店舗 : レストラン 「オーチャードグラス」。
 自動販売機 : 飲料。

連絡通路

 構内踏切。(警報機 : あり、 遮断機 : なし)

乗車人員  10.8人/日(2013年-2017年平均)
管轄
 北海道旅客鉄道 釧路支社。
所属路線  釧網本線。
管理
 摩周駅。
発着列車  下り 釧路方面 6本/日 (12番のりば)
 上り 網走方面 5本/日 (1番のりば)
  快速「しれとこ」が停車。
主な歴史

 1930年(昭和5年)820
  国有鉄道(鉄道省)釧網線の川湯駅
  として開業。 一般駅。
 1936年(昭和11年)1029
  線名改称により釧網本線の所属駅となる。
 1979年(昭和54年)715
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1986年(昭和61年)111
  簡易委託駅化。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。
 1988年(昭和63年)313
  川湯温泉駅に改称。
 1995年(平成7年)32
  無人駅化。

所在地
 北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目118号。
接続バス  【川湯温泉駅】停留所
  場所 : 駅舎前。
  
運行 : 阿寒バス
   ・美留和線・川湯線
駅周囲
その他
 阿寒摩周国立公園の玄関口となっている。
 駅の西1.5km程に硫黄山、北3km程に川湯温泉が
 あり、駅前からは路線バスの便がある。
 駅西側を中心に小さな集落が形成されている。
 駅前通りから少し路地を入った所には、かつて
 温泉共同浴場"つつじの湯"があったが、
 20114月末にて閉館したとのことだ。
 かつて木材輸送で賑わった駅で、駅裏に
 大きな貯木場を有した。
 また、上り網走方面の緑駅との間には、難所で
 ある野上峠を控えており、機関車補機付替えの
 為の転車台を備える要衝駅であった。
 

 
 
 
201710月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
      川湯温泉駅駅舎。
古く、大きな木造駅舎は見応えがある。
1936年(昭和11年)築とのこと。
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎出入口。  出入口扉上には、
「摩周湖川湯 COFFEE LOUNGE オーチャードグラス」 とあり、
玄関柱にある立て看板には「祝 阿寒摩周国立公園」とある。
阿寒摩周国立公園は、2017年(平成29年)に「阿寒国立公園」から
名称変更され、同時に神の子池や摩周カルデラ外輪山周辺が
公園区域として拡張されたものである。
   
     
     
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎内の様子。
きっぷうりばが残っている。
写真左手が駅前広場側、右手がホーム側になる。
右手が「オーチャードグラス」 出入口。
   
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
      下り2番のりば北端(緑寄り)から、下り釧路方面を見る。
     
       
     
     
  上り1番のりば駅舎前より、上り網走方面を見る。
左手には臨時改札口が残る。
写真中央の小さなゴジラっぽい置物は、鮭を抱えた熊さん。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
      上り1番のりば構内踏切前より、下り釧路方面を見る。
当のりばは全上り列車と、6:21発下り釧路行き普通列車が発着する。
     
       
     
  上り1番のりば北端(緑寄り)から、上り網走方面を見る。
ホーム先の路盤跡は、かつての貨物ホーム・側線跡である。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      下り2番のりば構内踏切前より、下り釧路方面を見る。
     
       
     
  下り2番のりば中程より、上り網走方面を見る。
当ホームは島式ホーム構造になっている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      下り2番のりば対面の旧3番のりば?より、下り釧路方面を見る。
線路は殆ど廃され、路盤には木が生えているが、こちら側には
かつて複数の側線と貨物ヤード(貯木場)があった。
1948年当時の航空写真より)
     
     
       
     
  上り1番のりば北端(緑寄り)から、上り網走方面を見る。
かつての転車台は線路右手150m程先にあった。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
     
       
       
     
     
  名所案内には道東の有名観光地がズラリと並ぶ。
観光案内所は、駅から北へ3km程離れた川湯温泉街にあり、
無人の駅舎内にはタクシー会社の電話番号が
案内されているのみである。
   
     
     
       
     
     
     
     
     
     
     
      駅前広場から見て、駅舎右手にある「あし湯」。
平成15年に近隣の温泉ホテルより引き湯にて開設。(利用は無料)
ここはかつての
駅トイレを改装したものであり、
当時のトイレを利用させていただいたことのある私から見ると、
小用をたすコンクリート壁はそのままの様であり、
何かトイレの中に足を突っ込んでいるような・・・。
ゴメンナサ〜イ。
     
     
     
     
       
  駅前広場北側に設置された「さわやかトイレ」。
川湯温泉駅を模した造りになっている。
駅のトイレ改装(平成15年(2003年)の「あし湯」開設)と同時期に
設置という説と、平成6年(1994年)の設置説があるが、
手元の資料が乏しく、詳細はよくわからない。
   
     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
        駅舎前の様子。
駅舎前から西へ延びる駅前通りは、総延長0.2 km
北海道道422号川湯停車場線で、当駅前を起点とし、
当地を南北に貫く国道391号との交差点を終点としている。
通り両脇には商店や食堂、公園等がある。
       
       
       
         

 

 





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