HOME駅があった風景江差線湯ノ岱駅
   
 
   
湯ノ岱
ゆのたい
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駅名  湯ノ岱(ゆのたい) : 廃駅
駅構造
 盛土式島ホーム12線の地上駅。
 側線(留置線)が1線ある。
電化/軌間  江差線 : 非電化/1067mm
駅舎
 構内北側に木造の地上駅舎。
駅前広場  ○
管理形態
 社員配置。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : ○(6:5021:00)。
 券売機 : ×
 乗車駅証明書発行機 : ×
 乗り越し精算機 : ×
 ICカードチャージ (現金:×、 ビューカード:×)。
改札  有人改札。
 ICカード対応 : ×
トイレ  ○(駅舎内ホーム側)
駅内店舗
 有人店舗 : ×
 自動販売機 : ×
 コインロッカー : ×
連絡通路
 構内踏切(警報機 : ×、 遮断機 : ×)
平均
乗車人員
 23人/日(2013年度)
 11人/日(2012年度)
管轄
 北海道旅客鉄道 函館支社。
所属路線  江差線。
管理
 江差駅。
発着列車  上り 江差行き 6本/日
 下り 木古内、函館方面 6本/日
  普通列車が停車する。
主な歴史

 1935年(昭和10年)1210
  国有鉄道(鉄道省)上磯線の湯ノ岱駅として開業。
  一般駅。 職員配置駅。
 1936年(昭和11年)1110
  上磯線の当駅 - 江差駅間開通に伴い、上磯線が
  江差線に改称。
 1949年(昭和24年)61
  日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
 1982年(昭和57年)1115
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR北海道へ継承。
 1988年(昭和63年)2
  木古内-湯ノ岱間の特殊自動閉塞化・CTC化により、
  湯ノ岱-江差間がスタフ閉塞化。
 1990年(平成2年)91
  木古内-江差間でワンマン運転を開始。
 2014年(平成26年)512
  江差線の木古内- 江差間の区間廃止に伴い廃駅。

所在地
 北海道檜山郡上ノ国町字湯ノ岱142
  緯度・経度(10進数) : 41.750367, 140.243572
 開業時は、北海道檜山郡上ノ国村字湯ノ岱。
接続バス  【湯ノ岱】バス停留所
  場所 : 駅の東約230m。 道道5号沿い。(湯ノ岱郵便局近く)
   運行 : 函館バス
    ・631系統 他。
駅周囲
その他

 木古内−江差間において、唯一の列車交換可能駅である。
 当駅より終点の江差駅までは、スタフ閉塞となり、
 すべての列車が閉塞業務のために停車する。
 駅周囲は小集落になっており、徒歩10分程の所に
 【湯ノ岱温泉】がある。 (2008年訪問時)

 
 
 
 
 
 
20088月 撮影  

 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
湯ノ岱駅 駅舎。
ペンション風の比較的小さな駅舎を有している。
現在の駅舎は1989年(平成元年)1225日改築の2代目駅舎で、初代駅舎は現在の駅舎より
少し大きめの平屋の木造駅舎であった。(書籍 『写真で見る北海道の鉄道』)による)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上り2番のりば西寄り(宮越寄り)から、下り木古内・函館方面を見る。
右手に側線が1線ある。(かつては2線の側線を有したようだ)
また写っていないが、駅舎のある右手には古い貨物ホームが残っている。
木材産業が盛んで、ベニヤ材や薪、木材などが貨車に積み込まれたとのこと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
構内踏切より、下り木古内・函館方面を見る。
13:44発下り函館行き普通列車が到着。1分間の停車である。
尚、ホームにのりば番号は表示されておらず、方面表示のみで案内されている。
 
 
 
 
 
 
 
 
上り2番のりば西端(宮越寄り)から、上り江差方面を見る。
この先、当駅-江差駅間は第2種スタフ閉塞となっており、
この先の分岐器もスプリングポイントが採用されている。
また、写真中央付近の木立の手前に信号機が見える。
スタフの受け渡しと安全確認がとれた状態で、
駅の信号扱い所にて現示が切り替えられるシステムのようである。
また、線路右手の白い建物先に古びた小さな木造の小屋が見える。
手動式分岐器時代からの転轍小屋であろうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上の写真を部分拡大。
ホームでは運転士と駅員によるスタフ(通票)の受け渡しが行われている。
下り函館行き列車のため、運転士→駅員への受け渡しである。
当駅から終着の江差駅までは交換設備がなく(江差駅も単式ホーム11線)、
1
閉塞(列車1編成のみ進入可)となっている。
尚、当駅-木古内駅間は1988年(昭和63年)2月に特殊自動閉塞化が行われている。
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 
 
 
建植型駅名標。
駅名は開業時の地名である 『檜山郡上ノ国村字湯ノ岱』 より字名が採用されている。
当地は旧来より上ノ国町(村)の一部で、江戸時代より 『湯ノ岱』 と呼ばれ
林業の盛んな地域だったとのこと。
『湯ノ岱』 とは、湯の出るタイ(アイヌ語で川沿いの木原)が由来という説があり、
昔から冷泉が出続けている地域とのこと。
 
 
 
 
 
     

 
     
湯ノ岱駅 跡
20256月 撮影  
     
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
湯ノ岱駅 駅跡。
駅跡には上ノ国町の 『湯ノ岱地区複合施設』 が建てられている。
手前から 『上ノ国消防署湯ノ岱分遣所』、『上ノ国町役場出張所』、
『バス待合所(町民ホール)』、『湯ノ岱地区集会所』 で構成されている。
所在地は上ノ国町字湯ノ岱109番地4。  オープンは 2018年(平成30年)121日。
写真中央の更地部分が駅舎跡である。
駅舎があった付近より、旧構内(ホーム跡)を見る。
鉄道施設はすべて撤去され、駅があった痕跡は一切残っていない。
 
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駅跡にて旧駅前広場を見る。
突き当たりの民家前を左右(東西)に北海道道5号江差木古内線が通っている。
 
 
『湯ノ岱郵便局』 東側から、駅跡に移転した 『上ノ国消防署湯ノ岱分遣所』。
消防ポンプ車が1台配置され、救急車の配備はない模様。
見えにくいが、写真右端の白い柱(古レール)の所に 『湯ノ岱バス停』 がある。
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
旧駅前広場から、下り木古内・函館方面を見る。
わかりにくいが、写真右側の民家の間が路盤跡である。
 
 
旧構内より、上り江差方面の路盤跡を見る。    
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『湯ノ岱地区複合施設』 内の 『町民ホール』 には町役場の窓口が開設されている。
窓口右側には掲示スペースの飾り付けのように 「ここに線路があったんだよ!」
を示す粋な計らいがなされている。 測ったわけではないが、軌間も1,067mmっぽい。
下り木古内・函館方面を見る。
 
『湯ノ岱地区複合施設』 内の 『町民ホール』 の様子。
トイレの扉部分に何気なく2本のレールが飾り付けされている。
ここに江差線が通っていたことを残すために施設内に軌道跡を作ったとのこと。
上り江差方面を見る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『湯ノ岱地区複合施設』 の 『町民ホール』 + 『バス待合所』 出入口。
使われている白い柱は、江差線で使用されていた古レール。
 
 
 
 
 
 
 
 
柱に使用されている(残されている)江差線のレール。
1976年(昭和51年)製のレールであるが、ちょっと驚いたのは在来線の
幹線に使用される50Nレールであったこと。
江差線は地方交通線のため、40kgNレールが使われていると思っていたが、
江差線の五稜郭-木古内間は海峡線に組み込まれており、かつては多くの
優等列車が運行していた路線であることを考えると ”50N” で納得である。
 
 
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
『湯ノ岱地区複合施設』 前に設置された、函館バス 『江差木古内線』 の 『湯ノ岱』 停留所。
当路線は江差線の代替路線であり、かつては道道5号のみを走っていたバスは、
道道から当施設前に入り、転回して行くようになった。
   
   
   
 

神明

宮越
 
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