駅があった風景 日本国有鉄道 広尾線 : 幸福駅中札内駅更別駅上更別駅忠類駅
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北 海 道
     

帯  広  ⇔  広  尾

日本国有鉄道 広尾線(ひろおせん)

 
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  200309月撮影
駅名  幸福(こうふく)
駅構造
 盛土式の単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 簡易委託。
きっぷ
うりば

 出札窓口 :  なし。(駅舎内売店にてきっぷ販売)
 券売機 : なし。

改札  なし。
トイレ  あり。(別棟)
駅内店舗

 有人店舗 : あり。 自動販売機 : なし。

連絡通路
 なし。
乗車人員  13人/日(1981年度平均乗降人員)
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  広尾線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 6本/日
 下り 広尾方面 6本/日
主な歴史  1956年(昭和31年)826
  日本国有鉄道広尾線の幸福仮乗降場
  として開業。
 1956年(昭和31年)111
  幸福駅として常設駅化。
 1987年(昭和62年)22
  広尾線廃線に伴い廃駅。
所在地
 北海道帯広市幸福町東1線。
接続バス  【幸福】停留所。 駅跡の西550m R236沿い
 運行:十勝バス
  ・とかち帯広空港連絡バス
  ・60広尾線、S17中札内-高校スクール線
   S19更別-高校スクール線
駅周囲
その他
 駅跡は交通公園になっており、大きな駐車場が
 設置され、観光バスも来る。
 待合室、ホーム、駅名標、レール、車両(キハ22
 等が展示・保存されている。
 各種イベント等も開催されているようで、
 観光地として整備され、定着している。
 夏季の観光客は非常に多く、記念撮影をしたり
 土産物を求めたりする人達で賑わっている。
 駅周囲には広大な畑が広がる。
 かつては帯広空港の最寄り駅であった。
 (現在でも駅前の停留所に、
  帯広⇔帯広空港の路線バスが発着する)
 
 
200905月撮影
200309月撮影
 
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      廃止後も待合室、ホーム、レール、車両が保存され、
人気の観光地となっており、廃駅後も訪問者が絶えないようだ。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  駅舎の中は名刺や切符で埋め尽くされている。    
     
       
     
     
     
    200309月撮影
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  駅舎とホームの間には、『幸福の鐘 Happy Bell』 が建てられている。  
   
     
   
   
   
    車両(キハ22)も展示されホーム上は人気の撮影場所となっている。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
  広い構内はきれいに整備されている。  
   
     
   
   
   
    幸福駅は帯広市が管理する交通公園である。
無料駐車場有り。
   
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  幸福駅前の風景。 広大な畑になっている。    
     
         





               
       
駅名  中札内(なかさつない)
駅構造
 盛土式の相対式ホーム22線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 有人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 :  あり。
 券売機 : −

改札  あり。
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −  自動販売機 : −

連絡通路
 構内踏切。
乗車人員  −
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  広尾線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 6本/日
 下り 広尾方面 6本/日
主な歴史  1929年(昭和4年)112
  国有鉄道(鉄道省)広尾線の中札内駅として
  開業。
 1982年(昭和57年)910
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)22
  広尾線廃線に伴い廃駅。
所在地
 北海道河西郡中札内村東三条南3丁目3
接続バス  【中札内】停留所。 駅跡の西250m R236沿い
 運行:十勝バス
  ・60広尾線、S17中札内-高校スクール線
   S19更別-高校スクール線
駅周囲
その他
 駅は中札内村の南寄りに位置した。
 廃駅後、駅跡は大幅に改修され鉄道記念公園
 になっている。
 当時のまま残されているのはホームの一部と
 展示部分のレールのみと思われる。(詳細不明)
 貨車(有蓋車)2両、腕木式信号機等が公園風に
 展示保存されている。
 広々とした公園内には、機関車を模した遊具等
 も置かれている。
 周囲は市街地であり、中札内村役場が
 至近である。
 また、駅跡から1km程離れて
 『道の駅なかさつない』 がある。
 
 
200905月撮影  
 
     
     
     
     
     
     
     
     
      移設されたと思われる線路部分に、貨車の車輪を利用して
公園の銘板が掛けられている。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  かつての鉄道関連設備が、旧ホーム前に集中して
レイアウトされている。
   
     
       
     
     
     
     
     
     
     
     
   
   
   
   
   
   
  ホームが切断されていたり、盛り土が施されていたりするが、
鉄道記念公園として、きれいにまとめられている。
 
   
     
   
   
   
   
    有蓋車の1両はトロッコ列車のようなイメージに改造され、
子供の遊び場や散歩コースとして通り抜けが出来る構造になっている。
   
     
   
   
   
   
   
   
  有蓋車の内部。  
   
     
     
     
     
     
      道道321号中札内停車場線。
国道236号線に突き当たるまでの200m程の道である。
代替バスの【中札内】停留所は国道に出て右手(北側)にある。
道路左手が中札内駅跡になる。
     
     
       





               
       
駅名  更別(さらべつ)
駅構造
 盛土式の単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 有人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 :  あり。
 券売機 : −

改札  あり。
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −  自動販売機 : −

連絡通路
 なし。
乗車人員  178人/日(1983年度平均乗降人員)
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  広尾線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 6本/日
 下り 広尾方面 6本/日
主な歴史  1930年(昭和5年)1010
  国有鉄道(鉄道省)広尾線の更別駅として開業。
 1982年(昭和57年)910
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)22
  広尾線廃線に伴い廃駅。
所在地
 北海道河西郡更別村字更別南189番地。
接続バス  【更別】停留所。 駅跡の東150m 道道472沿い
 運行:十勝バス
  ・60広尾線、S19更別-高校スクール線
駅周囲
その他
 更別村の中心駅であった。
 路線廃止後、鉄道施設はすべて撤去され
 街の中に鉄道の痕跡を見ることは困難になって
 おり、駅舎跡に記念碑が建てられているのみ
 である。
 記念碑の前には小さな更地がある他は、
 道路と畑、住宅に囲まれている。
 また、確証はないが記念碑はただ建てられて
 いるのではなく、駅舎跡の方向がしっかり把握
 できるように向きを考えて建立されているようだ。
 周囲は市街地になっており更別村役場が至近
 である。
 また、学校、郵便局、農協等が集約されている。
 
 
200905月撮影  
 
     
     
     
     
     
     
     
     
      『国有鉄道 更別駅舎跡記念碑』。(上更別駅と同形式のもの)
1997年(平成9年)91日に更別村によって建立とある。
方角より判断すると、この碑のイラストどおりに
こちら向きに駅舎の入口があったと思われる
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  記念碑の裏側。
同じく方角、ロケーションより判断すると、
この撮影場所にホームがあり、上更別駅と同様に
このとおりの方向に駅名標が向いていたと判断できる。
   
     
     
       
     
     
     
     
     
     
   
   
   
   
   
   
   
  上り中札内・帯広方面を見る。
この道路が広尾線跡と思われる。
 
   
     
   
   
   
    下り上更別・広尾方面を見る。
この道路が広尾線跡と思われる。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
  駅の横には片側2車線の重複道道が通っている。
(道道470号更別停車場線 更別駅跡起点)
(道道472号更南更別停車場線 更別駅跡終点)
 
   
   
     
     
     
      区画整理された現在では、鉄道の面影はない。
この道路上に踏切があったと思われるが・・・
     
         





               
       
駅名  上更別(かみさらべつ)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム11線、
 計22線の地上駅。(盛土式ホームを有した)
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 無人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 : なし。
 券売機 : −

改札  なし。
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −  自動販売機 : −

連絡通路
 構内踏切。
乗車人員  20人/日(1981年度平均乗降人員)
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  広尾線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 6本/日
 下り 広尾方面 6本/日
主な歴史  1930年(昭和5年)1010
  国有鉄道(鉄道省)広尾線の上更別駅として
  開業。
 1974年(昭和49年)1215
  貨物・荷物(発送手荷物を除く)取扱い廃止。
  出札・改札業務を停止し旅客業務を無人化。
  運転要員は営業最終日まで継続配置。
 1984年(昭和59年)21
  手荷物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)22
  広尾線廃線に伴い廃駅。
所在地
 北海道河西郡更別村字上更別裏本通。
接続バス  【上更別】停留所。 駅跡の東150m R150沿い
 運行:十勝バス
  ・60広尾線
駅周囲
その他
 更別村上更別地区の中心駅であった。
 路線廃止後、鉄道施設はすべて撤去され
 街の中に鉄道の痕跡を見ることは困難に
 なっており、駅舎跡に記念碑が建てられている
 のみである。
 記念碑の周囲は広い更地であるが、区画割りが
 されており分譲地として販売されている。
 また、確証はないが記念碑はただ建てられて
 いるのではなく、駅舎跡の方向がしっかり把握
 できるように向きを考えて建立されているようだ。
 周囲はまばらではあるが住宅地になっている。
 
 
200905月撮影  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      『国有鉄道 上更別駅舎跡記念碑』。(更別駅と同形式のもの)
1997年(平成9年)91日に更別村によって建立とある。
方角より判断すると、この碑のイラストどおりに
こちら向きに駅舎の入口があったと思われる。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  記念碑の裏側。
同じく方角、ロケーションより判断すると、
この撮影場所にホームがあり、更別駅と同様に
このとおりの方向に駅名標が向いていたと判断できる
   
     
     
       
     
     
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  上り更別・帯広方面を見る。
この道路が広尾線跡と思われる。
 
   
     
   
    下り上更別・広尾方面を見る。
この道路が広尾線跡と思われる。
更地は分譲地となっている。
   
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
  踏切があったと思われる付近から、
国道236号線方面(北東方面)を見る。
 
   
     
   
   
    区画整理された現在では、鉄道の面影はない。
この道路上に踏切があったと思われるが・・・
ってコメントが更別駅と同じで、何とも申し訳なく・・・
   
   
       
       
       
       
       
       
       
       
  駅跡地付近は分譲地として販売されている。
駅舎があった部分は、No,6区画、213.16坪、149.2万円で
売り出し中である(2009,5現在)
記念碑があるため、分譲される土地の形は正確にはわからないが、
駅舎跡に昔の木造駅舎を再現して住んで見るのも夢があっていいなぁ。
     
       
       
       
         





               
       
駅名  忠類(ちゅうるい)
駅構造
 盛土式の単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
駅前広場  あり。
管理形態
 有人。
きっぷ
うりば

 出札窓口 :  あり。
 券売機 : −

改札  あり。
トイレ  −
駅内店舗

 有人店舗 : −  自動販売機 : −

連絡通路
 なし。
乗車人員  106人/日(1981年度平均乗降人員)
管轄
 日本国有鉄道 釧路鉄道管理局。
所属路線  広尾線。
管理
 −
発着列車  上り 帯広方面 6本/日
 下り 広尾方面 6本/日
主な歴史  1930年(昭和5年)1010
  国有鉄道(鉄道省)広尾線の忠類駅として開業。
 1982年(昭和57年)910
  貨物取扱い廃止。
 1984年(昭和59年)21
  荷物取扱い廃止。
 1987年(昭和62年)22
  広尾線廃線に伴い廃駅。
所在地
 北海道中川郡幕別町忠類幸町511
  (廃駅時:広尾郡忠類村字忠類)
接続バス  【忠類】停留所。 駅跡の西150m R236沿い
 運行:十勝バス
  ・60広尾線
駅周囲
その他
 旧忠類村の中心駅であった。
 駅跡は交通公園として残っており、駅舎、ホーム、
 貨車等が公園化され管理・保存されている。
 また、駅舎は鉄道資料館になっている。
 特別な展示物はないが、当時の様子を窺い知る
 ことができる貴重な施設である。(入場無料)
 駅跡から1km程離れて、国道236号線に沿って
 『道の駅忠類』が開設されており、多くの人が
 訪れるが、駅跡は国道から100m程奥まった
 目立たない位置にあり、訪問者も少ないようだ。
 
 
200905月撮影  
 
     
     
     
     
     
     
     
     
      駅舎は鉄道資料館として補改修され、管理・保存されている。
     
           
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  資料館として多少のデフォルメはあると思うが、
国鉄時代の雰囲気が良く出ている。
発車時刻表の掲示はなかったと記憶する。入館無料。
   
     
     
       
       
     
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  上り上更別・帯広方面を見る。
ホーム端には線路に下りる階段が設置され自由散策が可能だ。
 
   
     
    ホーム側からの駅舎。
古びた木造駅舎は何とも言えない趣がある。
   
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ホームの十勝東和・広尾寄りには、遮断機のある構内踏切が残る。
かつての相対式ホーム時代の名残と思われるが、
通り道として、一般にも使われていたかもしれない。
 
   
    廃駅時の所在表記は広尾郡忠類村であった。
(現:中川郡幕別町忠類幸町)
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  忠類駅前通り。
道道657号美成忠類停車場線である。
     
       
         



 

 


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