駅のある風景 わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 C : 通洞駅、足尾駅、間藤駅、廃・足尾本山駅 | ||||||||
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2022年12月 撮影 |
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通洞駅
駅舎。 北欧の木造建築技法であるハーフティンバー様式で、 柱や梁が外に出ているのが特徴とのこと。 |
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駅舎内にて、きっぷりばと改札口を見る。 掲示物で埋め尽くされている。 撮影立ち位置後方にコインロッカーと飲料の自販機がある。 |
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ホーム側から駅舎を見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホーム側駅舎の改札口上部に掲げられた『近代化産業遺産』の看板。 これは駅舎ではなく、当駅が最寄りの 『足尾銅山通洞抗』 のもの。 当駅は 2009年(平成21年)11月に 駅本屋及びプラットホームが 文化庁(文科省)により登録有形文化財(建造物)に指定されている。 |
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ホーム北端(足尾寄り)から、下り間藤方面を見る。 ホーム先の踏切は 『渋川踏切』。 その先に登録有形文化財の 『渋川橋梁』 がある。銘板には「明治44年 汽車製造合資会社」とある。 |
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ホーム北端(足尾寄り)から、上り大間々・桐生方面を見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホーム中程より、下り間藤方面を見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホーム中程より、上り大間々・桐生方面を見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホーム南端(原向寄り)から、下り間藤方面を見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホーム南端(原向寄り)から、上り大間々・桐生方面を見る。 線路は足尾方面へ左へ緩くカーブして行くが、 かつては右手の石垣が途切れるあたりに分岐があり、 直線的に 『古河鉱業通洞選鉱所』 まで専用線が延びていた。 |
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建植式駅名標。
当路線は、足尾銅山から産出される鉱石輸送のために敷設された 路線であり、坑口の名称がそのまま駅名になっている。 ”通洞”は、本坑に通じる洞窟からの命名と思われる。 |
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構内南側(原向寄り)から、上り大間々・桐生方面を見る。 警報機・遮断機のない踏切がある。(特に一般通行禁止ではないようだ) 踏切先に 『古河鉱業通洞選鉱所』 への分岐があったと思われる。 1975年(昭和50年)撮影の航空写真には、この先で2線に分岐した 専用線と複数の貨車が写っている。 |
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『古河鉱業通洞選鉱所』専用線の路盤より、 通洞駅・下り間藤方面を見る。 |
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駅舎ホーム側に掲示されている”周辺案内”。 銅山関係の案内に混ざって、銀山平や国民宿舎も案内されている。 |
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駅舎前の様子。 当地は山の麓ということで、起伏のある地形となっている。 正面に延びる駅前通りは、 栃木県道142号通洞停車場線である。 正面のモニュメントは、足尾町町制100周年の記念モニュメント。 もちろん銅製である。 正面奥に見える白い建物は、『旧足尾町分庁舎』。 |
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駅前から50m程の
『旧足尾町分庁舎』。 観光案内も行っていたようである。 庁舎は、2013年(平成25年)8月に足尾町役場と共に移転した模様。 現在は 『足尾町漁業協同組合』 となっている? 建物前の案内板には、『足尾の中心地 松原』 とある。 当地(松原地区)は、銅山開山以前の江戸期は『新梨村』 であり、 5〜6戸の農家があるのみであったが、銅山発見後 1885年(明治18年)に 通洞坑が開坑、1920年(大正9年)に鉱業所が当地に移ってからは 活況を呈し、1955年(昭和30年)には248戸(1125人)の規模を有した。 人口は減少傾向にあり、2020年(令和2年)現在は100戸(152人)とのこと。 |
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2022年12月 撮影 |
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足尾駅
駅舎。 開業時からのものだが、昭和13年に改修を受けている。 駅本屋及び上りプラットホーム(09-179)、下りプラットホーム(09-0181) が登録有形文化財に指定されている。 |
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駅舎出入口。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
駅舎内の様子。 正面のきっぷうりば左手に飲料の自販機が置かれている。 |
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上りホームより改札口を見る。 | 下りホームより駅舎を見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下りホーム西寄り(通洞寄り)から、上り大間々・桐生方面を見る。 隣の上りホーム端にレンガ造りの危険品庫が見える。 |
下りホーム西寄り(通洞寄り)から、下り間藤方面を見る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下りホーム中程より、構内踏切と下り間藤方面を見る。 間藤行き普通列車は、この踏切手前に停車し、降車客が踏切を 渡り終えてから発車するが、5両編成の「トロッコわたらせ渓谷号」の 到着時は、列車が構内踏切を跨いで停車するため、列車が間藤側へ 引き上げるまで、降車客はホーム上で待機することになる。 |
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上りホーム東寄り(間藤寄り)から、上り大間々・桐生方面を見る。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下りホーム東端(間藤寄り)から、上り大間々・桐生方面を見る。 当ホームは島式ホームとなっており、ホームの撮影立ち位置側 (右側)は、のりばの形式となっているが、線路とホームが離れている。 ホーム長は109mで、ホーム右手には側線が4線程敷設されている。 1975年(昭和50年)撮影の航空写真には、ここに多くの貨車が写っている。 現在使用されている側線は1線のみで、「トロッコわたらせ渓谷号」の 留置や早朝列車の夜間滞泊に使われるとのこと。 かつて右手の側線は、上下方向とも本線に繋がっていたが、 現在はこの先の構内通洞寄りですべて車止めされ、 本線に繋がっているのは間藤側のみとなっている。 |
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上りホーム東寄り(間藤寄り)から、下り間藤方面を見る。 右手の旧貨物側線には、キハ30 35とキハ35 70が 静態保存されているが、かなり老朽化が進んでいる。 |
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建植式駅名標。 駅名は開業時の町名から命名されたものであるが、 旧・足尾町の中心街は通洞駅周辺となっている。 |
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駅舎東側の貨物ホームと上屋。 三面を間知石の布積で築いた延長24mのプラットホーム上に 桁行22m、梁間5.5m、切妻造、平側吹放ち、妻側外装下見板張とする 木造平屋建の貨物上屋が登録有形文化財(建造物) 09-0180 に指定 されている。 尚、妻側の両壁は補修を受けており、当時の物ではない。 |
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下りホーム西端(通洞寄り)の危険品庫。
間口2.7m、奥行1.8mの片流波形スレート葺の煉瓦造平屋建で、 外壁は半枚厚の長手積、四隅に柱形をつくり、 開口部は欠円アーチ形となっている。 登録有形文化財(建造物) 09-0183 に指定されている。 |
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危険品庫の建物財産標。 「危険品庫 2号」 とあり、2代目の危険品庫である。 |
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駅前広場側の旧貨物側線には3台のモータカーが静態保存されている。 本山で使用のものか、構内の貨車入れ換えに使用のものかは不明。 尚、構内の側線には車掌車やタンク車が留置されている。 いずれの側線も本線とは分断されている。 |
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駅舎前より駅前を見る。 右手の駅前広場出入口部に食料品店がある。 また、正面から左手に 折れるメインストリートは、栃木県道250号中宮祠足尾線である。 |
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2023年10月 撮影 |
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『出川橋梁』
南側(間藤寄り)から、足尾本山方面を見る。 当橋梁北端が足尾本山構内に直結している。 線路左手の高台に旧本山精錬所の硫酸タンク、 右手に大きな貯鉱場が見える。 |
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足尾本山構内の様子。 非公開の国指定史跡のため、立入禁止となっている。 腕木式信号機、転轍機、建屋等が残っている。 左手の建物は駅舎、 見えないが駅舎の奥に駅倉庫とプラットホームがある。 |
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旧本山精錬所の南側にある足尾本山構内南門。
精錬所稼働時からあった門かは不明であるが、 こちらもしっかり閉ざされている。 |
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南側の足尾本山構内南門前より、出川橋梁と間藤方面を見る。 |
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南側の足尾本山構内南門からちょっとのぞき見。 詳しく内部をのぞき見ることは出来ない。 |
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『出川橋梁』の先にある『向赤倉トンネル』。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
『出川橋梁』
南側(間藤寄り)から、足尾本山方面を別角度で見る。 『出川橋梁』 は、利根川水系の一級河川である渡良瀬川支流の出川と 一般道を跨いでいる。 橋梁下の一般道は、右手へ国の重要文化財である『古河橋』。 左手へ『銀山平』方面へ続いている。 |
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