HOME駅のある風景東北仙山線山寺駅
   
 
   
山 寺
やまでら
 ← 面白山高原 1番のりば 仙山線 2番のりば 高瀬
駅名  山寺(やまでら)
駅構造
 盛土式島ホーム12線の地上駅。
電化/軌間  仙山線 : 20,000V50Hz1067mm
駅舎
 構内北側に木造の地上駅舎。
駅前広場  ○
管理形態
 業務委託。
きっぷ
うりば
 出札窓口 : 8:2516:00 (休止時間帯あり)
 券売機 : タッチパネル式券売機 1
 乗車駅証明書発行機 : ×
 乗り越し精算機 : ×
 ICカードチャージ (現金:○、 ビューカード:×)。
改札  簡易suica改札機。
 ICカード対応 : ○
トイレ  ○(改札外)
駅内店舗
 有人店舗 : ×
 自動販売機 : 飲料。
 コインロッカー : ○
連絡通路
 構内地下通路 (エレベータ : ×、エスカレータ : ×)
乗車人員  414人/日(2023年度平均)。
 365人/日(2022年度平均)。
管轄
 東日本旅客鉄道 東北本部。
所属路線  仙山線。
管理
 山形駅。
発着列車  下り 山形行き 18本/日 (2番のりば)
 上り 仙台行き 18本/日 (1番のりば)
  快速および普通列車が停車する。
 かつては 急行 『べにばな』、『あさひ』、『月山』、『仙山』、
 快速 『仙山』、臨時列車 『仙山もみじ』 などが停車していた。
主な歴史

 1933(昭和8年)1017
  国有鉄道(鉄道省) 仙山西線・羽前千歳 - 当駅間の
  開通により、山寺駅として開業。
  一般駅。 職員配置駅。 終着駅。
 1937年(昭和12年)1110
  仙山東線と仙山西線が全通し、仙山線と改称。
  同線の所属駅となる。
 1971年(昭和46年)41
  貨物扱い廃止。
 1983年(昭和58年)41
  簡易委託駅化。 ただし運転要員の配置は継続。
 1985年(昭和60年)314
  CTC化に伴い運転要員の配置を廃止。
 1987年(昭和62年)41
  国鉄分割民営化により、JR東日本の所属駅となる。
 1993年(平成5年)31
  社員配置駅化と同時にみどりの窓口を開設。
 2013年(平成25年)101
  業務委託駅化。
 2014年(平成26年)41
  ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  転車台が「仙山線鉄道施設群」の一部として
  土木学会選奨土木遺産に登録される。
 2023年(令和5年)1130
  みどりの窓口の営業を終了。

所在地
 山形県山形市大字山寺4273
  緯度・経度(10進数) : 38.309889, 140.435139
 開業時は、
山形県東村山郡山寺村。
接続バス  【山寺駅前】バス停留所
  場所 : 駅の北約140m。 県道19号沿い。
  運行 : 山交バス
   ・山形-山寺線
駅周囲
その他

 天台宗の寺院である宝珠山阿所川院立石寺の
 アクセス駅となっている。
 駅周囲には宿泊施設や飲食店が並び、門前町の雰囲気が
 漂っており、国内外を問わず参拝・見学者は多い。
 寺社造りの駅舎を有するとして、2002年(平成14年)に
 東北の駅百選に選定されている。
 駅開業時は終着駅であり、構内東側にはSL時代に
 使用された転車台が残され、見学が可能である。

 
 
 
 
 
 
20248月(20238)撮影  

 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
山寺駅 駅舎。
宝珠山立石寺(山寺)の玄関口にふさわしい寺社造りの駅舎で、
2002年(平成14年)に東北の駅百選に選定されている。
改築の記録は見当たらず、開業時からの駅舎を修繕しながら使用しているようだ。
駅舎正面右側には見晴台が建てられている。
見晴台の入場は無料、2008年(平成20年)の完成との未確認情報あり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駅舎内の待合スペースにてきっぷうりばを見る。
この写真は
20238月撮影のもので、みどりの窓口(営業時間 8:2515:50)があり、
窓口右側に自動券売機が1台設置されている。
自動券売機の右側が駅前広場側、左側の引き戸がホームへの通路である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
みどりの窓口前より待合スペースを見る。(20238月撮影)
小上がりが設置され、格天井(ごうてんじょう)からは ”御神燈”の提灯が下がっている。
山寺(宝珠山立石寺)は、慈覚大師(円仁)によって開かれた天台宗の寺院であり、
神仏習合の時代背景を持っている。
薬師・釈迦・多宝・阿弥陀如来などの「仏様」を本尊としつつ、境内には開山と同時に
開かれた”山寺日枝神社”があり、神仏習合の歴史を伝える霊場として信仰されている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駅舎とホームを繋ぐ地下通路。
写真左側が駅舎へ向かう通路で、コインロッカーが多数設置されている。
(スーツケースなどの大型の荷物にも対応しており、両替機も置かれている)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
地下通路とホームの連絡階段。
駅は山麓の傾斜地にあるため、駅舎とホームには高低差がある。
エレベータなどの設置はない。
 
上り1番のりば東端(面白山高原寄り)から、下り山形方面を見る。
ホームはカーブ上に設置されている。
 
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下り2番のりば東端(面白山高原寄り)から、ホーム出入口と上り作並・仙台方面を見る。
当駅の開業時は終着駅だったこともあり、構内東端で転車台が稼働していた。
転車台は現在も残されており、線路右手の山陰に集電装置のアーチが小さく見えている。
 
下り2番のりば東端(面白山高原寄り)から、下り山形方面を見る。
ホームには待合所やベンチがあり、海外からの利用者も多く見られる。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上り1番のりば東寄り(面白山高原寄り)から、上り作並・仙台方面を見る。
左側に駅舎脇の ”見晴台” が見える。
高さはホームと同程度か少し低いように思える。
 
上り1番のりば中程より、下り山形方面を見る。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下り2番のりば中程より、上り作並・仙台方面を見る。 下り2番のりば西端(高瀬寄り)から、下り山形方面を見る。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上り1番のりば西端(高瀬寄り)から、上り作並・仙台方面を見る。
当駅では1971年(昭和46年)頃まで貨物を扱っていたようで、地形の関係から推察すると、
左手の建物先の砕石が積んである所が貨物積み卸し場であったと思われる。
尚、この部分には駅舎前から構内道路(一般車両通行止め)が続いている。
ホーム上にある待合室内の様子。
エアコン完備である。
 
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
吊り下げ型駅名標。
駅名は開業時の地名である 『山形県東村山郡山寺村』 より村名が採用されているが、
『山寺村』 は 『立石寺 = 山寺』 から命名されたもので、そのルーツは 『立石寺』 にある。
『立石寺』 は正式名称を 『宝珠山阿所川院立石寺(ほうじゅさんあそかわいん
りっしゃくじ)』 と称し、平安時代から続く修行の山にあるため、単なるお寺というより
”山そのものが寺院である” ということから広く 『山寺』 と呼ばれている。
駅が開業した 『山寺村』 は、立石寺の門前集落が発展し、
行政地名として成立したものである。
 
建植型のプリント駅名標。
中央に写るのが、立石寺を開祖した慈覚大師(円仁)を祀る開山堂である。
現在の建物は1851年(嘉永4年)に再建されたもので、堂内には大師の木造の座像が
安置され、比叡山延暦寺から分火された不滅の常香が焚かれているとのこと。
開山堂の右上には五大堂(舞台造りの展望台)が見える。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
建植型のプリント駅名標。
こちらには山寺の案内マップがプリントされている。
山寺は山岳信仰の霊場であり、前述した ”山そのものが寺院である” ということが
よくわかる図柄である。
90分〜130分程度で参拝・散策が出来るモデルコースも複数設定されている。
(入山料や開門・閉門時間の規定あり)
 
ホームから立石寺方向を見る。
スケールが大きく全体は見渡せないが、写真中央下側に写る大きな屋根部分が
寺の入口付近に位置する立石寺(山寺)の本坊である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
構内地下通路にて、ホーム側から駅出口側を見る。  
駅出口部の様子。
現在は撮影立ち位置脇に簡易suica改札機が設置されているが、
昔から改札ラチはなく、列車到着時には駅員が通路に立って対応していたとのこと。
また、右側が精算所となっているが使われていないように見える。
トイレは駅舎を出てすぐ左側の見晴台出入口部にある。
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  駅舎前より北へ延びる駅前通り。
飲食店や宿泊施設など和風の建築物が並び、人通りも多い。
 
   
     

 
     
山寺駅 転車台
   
     
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
転車台説明板。
写真が小さいため文字が判別できず申し訳ないが、
仙山線や転車台の歴史などが記述されている。
2014年(平成26年)、土木学会選奨土木遺産認定とある。
山寺駅構内東側に残されている転車台。
横河橋梁製作所大阪工場製、18メートル級バランスト形上路式電動転車台である。
転車台には 中央のピボットを主体に外周軌条を補助的に使うバランスト形と、
中央のピボットと外周の軌条で常に重量を支える三点支持形がある。
またそれぞれに上路式(デッキガーダー橋)と下路式(スルーガーダー橋)がある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
8月の訪問だったこともあるが、雑草に埋もれて全体が見えにくくなっている。
既に本線とは分断され遺構としてのみ残されているが、訪れる人も少ないようである。
 
当転車台は 1915年(大正4年)に設置されたSL用のもので、仙山線が交流電化された
1968年(昭和43年)98日以降は使用されなくなったとのこと。
 
   
     
 

面白山高原

高瀬
 
HOME駅のある風景東北仙山線山寺駅