甲 信 越
東日本旅客鉄道 只見(ただみ)線
会津若松
AIZU-WAKAMATSU
小出
KOIDE
柿ノ木
東日本旅客鉄道 只見線大白川駅柿の木駅入広瀬駅上条駅越後須原駅
柿ノ木
かきのき
入広瀬
入広瀬
いりひろせ
柿ノ木
上条
上 条
かみじょう
入広瀬
越後須原
200909月撮影
200909月撮影
200909月撮影
200909月撮影
駅名  大白川(おおしらかわ)
駅構造
 島式ホーム12線の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。(そば店を併設)
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 簡易自動券売機。
 (出札窓口は閉鎖されている)

駅内店舗

 そば処平石亭、飲料の自動販売機。

連絡通路
 構内踏切。
管轄
 東日本旅客鉄道 新潟支社。
管理
 浦佐駅(越後湯沢駅)。
乗車人員
  9人/日(2007年度平均)
 11人/日(2006年度平均)
開業日
 1942年(昭和17年)111日。
所在地
 新潟県魚沼市大白川。
備考

 北側を山林、南側を破間川(あぶるまがわ)
 に挟まれた狭い場所にある。
 只見線は当駅をほぼ東西に走っている。
 北側の山林と駅の間を国道252号線が
 走っており、駅舎は国道沿いにある。
 周囲はかなり山深く、駅の東側に末沢の
 小集落があり、西側に集落はない。
 また、駅名になっている大白川地区は
 末沢集落から更に東へ1kmほど山側に
 位置している。
 駅舎は2階建てで、1Fが駅事務室、待合室
 2Fが『そば処平石亭』になっている。
 現在は無人駅であるが、2009年(平成21年)
 3月までは有人駅であった。
 尚、駅構内東側にはSL時代の給水塔が
 残っている。
 かつては転車台も有していたが、
 現在では廃されており、跡地には
 側線が1線残されている。

1988年(昭和63年)12月築の大白川駅駅舎。
2Fは『そば処平石亭』になっている。
平石亭(ひらいしてい)は基本的に土日祝営業だが、季節により平日も
営業しているので、訪問される方はHPにての確認をお勧めする。
駅舎内の様子。
無人化により出札窓口は閉鎖され、簡易自動券売機が設置されている。
構内東側に残るSL時代の給水塔。
 給水塔奥の側線と周りの不自然な更地は、かつて手動式転車台が
あった場所である。部分的に舗装されており、明確な痕跡は残っていない。
ホーム東端より、小出・柿ノ木方面を見る。
周囲は山深く、この先は隣の柿ノ木駅周辺まで集落はない。
駅名  柿ノ木(かきのき)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。(ホーム入口に待合室がある)
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗

 なし。

連絡通路
 なし。
管轄
 東日本旅客鉄道 新潟支社。
管理
 浦佐駅(越後湯沢駅)。
乗車人員
 −
開業日
 1951年(昭和26年)31
  柿ノ木仮乗降場として開設。
 1987年(昭和62年)41
  東日本旅客鉄道に承継と同時に
  柿ノ木駅として常設駅化。
所在地
 新潟県魚沼市穴沢字柿ノ木。
備考

 単式ホーム11線と待合室のみの
 簡素な駅である。
 只見線は当駅を南東から北西に走って
 いる。
 駅は北側の山林と南側の破間川の
 間の狭い田園地帯にあり、駅を中心に
 小さな集落が形成されている。
 集落を突っ切る形で国道252号線が
 走っており、国道沿いに駅がある。
 国道からホーム端へは小径が通じて
 おり、小径の途中に木造の簡素な
 待合室が設けられている。
 国道の交通量もそれほど多くなく、
 
静かな環境にある。

国道とホームの間にある待合室。
雪重での倒壊防止のためか、建物脇に鉄骨補強が施されている。
後ろの建物は、 柿ノ木籾乾燥調整施設という魚沼市の建物である。
ホーム西側より、会津若松・大白川方面を見る。
ホーム端の線路部分は、暗黙の踏切になっている。
駅名  入広瀬(いりひろせ)
駅構造
 島式ホーム11線の地上駅。
 (ホーム片面の1線は廃されている)
駅舎
 木造の地上駅舎。
 (雪国観光会館との合築)
管理形態
 簡易委託
 ※2010年(平成22年)41日に
   無人化されたとのこと。
きっぷうりば

 出札窓口。

駅内店舗

 なし。

連絡通路
 構内踏切。
管轄
 東日本旅客鉄道 新潟支社。
管理
 浦佐駅(越後湯沢駅)。
乗車人員
 31人/日(2008年度平均)
 36人/日(2007年度平均)
開業日
 1942年(昭和17年)111日。
所在地
 新潟県魚沼市大栃山136-6
備考

 かつては交換設備があり、また複数の
 側線も有していたようである。
 
構内は線路を廃した跡が目立ち、少し
 不自然な線路敷設形態になっている。
 駅舎は雪国観光会館(資料展示が中心)
 との合築になっており、内部は非常に
 きれいであるが、閑散とした雰囲気が
 あることも否めない。
 訪問時は簡易委託駅(雪国観光会館の
 管理を含む)であったが、平成224月に
 きっぷ販売委託が解除され、駅の部分
 のみ無人となったようである。
 余談だが、委託は魚沼市が(財)魚沼市
 地域づくり振興公社に行っている。
 只見線は当駅をほぼ南北に走っている。
 山間の平地部に駅と町があり、
 駅を中心に大栃山集落が広がっている。
 町の中心は駅の東側を流れる
 破間川を渡った穴沢地区であり、
 当駅から400500m程の距離がある。
 また、駅の南側を国道252号線が走って
 おり、町の西側の山中にある鏡ヶ池の
 畔に、『道の駅いりひろせ』が開設
 されている。

1988年(昭和63年)12月築の雪国観光会館との合築駅舎。
無人駅化により、きっぷうりばも閉鎖されたと思われる。
駅舎内に待合室はなく、写真右の赤いベンチがあるのみである。
(待合室はホームにある)。
ホーム南側より、小出・上条方面を見る。
ホーム端には、構内踏切が設けられている。
駅名  上条(かみじょう)
駅構造
 単式ホーム11線の地上駅。
駅舎
 なし。(ホーム脇に待合室がある)
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗

 なし。

連絡通路
 なし。
管轄
 東日本旅客鉄道 新潟支社。
管理
 浦佐駅(越後湯沢駅)。
乗車人員
 −
開業日
 1951年(昭和26年)31
  上条仮乗降場として開業。
 1951年(昭和26年)101
  上条駅として常設駅化。
所在地
 新潟県魚沼市渋川上条。
備考

 東西を山に囲まれているが、南北に流れる
 破間川の流域に平地がひろがっており、
 その破間川と並行するように、只見線と
 国道252号線が走っている。
 駅は国道252号線と国道290号線が
 交差する渋川交差点を東に少し入った
 突き当たりにある。
 単式ホーム11線と待合室のみの
 簡素な無人駅である。
 只見線は当駅をほぼ南北に走っている。
 集落は国道等の道路沿いに広がっており、
 田園地帯の中に住宅が散らばって
 いるように見える。
 駅周囲には数軒の店舗がある。

渋川交差点から少し引っ込んだ突き当たりに駅がある。
駅前広場があり、撮影立ち位置右側に上屋のある駐輪場がある。
ホーム南側より、会津若松・入広瀬方面を見る。
ホーム中程より、小出・越後須原方面を見る。
田んぼが広がっている。
ホームより、渋川交差点方面を見る。
手前の建物はトイレである。
魚沼田中 行
For  UONUMA-TANAKA
ホーム東端より、会津若松・田子倉方面を見る。
写真ではわかりにくいが、左への側線脇に給水塔が残っている。
ホーム中程より、駅舎と会津若松・田子倉方面を見る。
列車は右前方の鬼が面山の更に右(南側)を通り、県境の
六十里越トンネルに向かって最大25‰の上り勾配に挑んで行く。
ホーム中程より、小出・入広瀬方面を見る。
駅前より、国道252号線六十里越方面(福島県方面)を見る。
ホーム待合室脇より、小出・上条方面を見る。
田子倉
田子倉 行
For  TAGOKURA
駅舎前より、小出・柿ノ木方面を見る。
ホームには上屋がなく、のりば番号表示もない。
右に側線が1線あるが、かつてはホーム左側に1線、
右側に2線あり、機回し線の機能も備えていたようだ。
ホーム待合室脇より、会津若松・柿ノ木方面を見る。
駅舎とホームの間には横取り線が1線のみ残っている。
ホーム中程より、会津若松・入広瀬方面を見る。
ホームの対面は、田んぼを挟んですぐ山林になっている。
待合室のベンチには駅ノートが置かれていた。
待合室内部。
簡素であるがきれいに管理されている。
駅前のバス停前より、国道252号線の小出・柿ノ木方面を見る。
駅前を通るバスは小出駅と大白川集落を結ぶ『南越後観光バス』の
路線バスである。上下線合わせて6本/日の便があり、只見線の
発車時刻にバッティングしないような時刻設定がされている。
尚、小出へは只見線が5本/日であり、
バスを合わせると計8本/日の発車がある。
ホームより、駅舎と構内踏切を見る。
越後須原
えちごすはら
上条
魚沼田中
200909月撮影
駅名  越後須原(えちごすはら)
駅構造
 島式ホーム11線の地上駅。
 (ホーム片面の1線は廃されている)
駅舎
 コンクリート構造の地上駅舎。
管理形態
 簡易委託
 ※2010年(平成22年)41日に
   無人化されたとのこと。
きっぷうりば

 出札窓口。

駅内店舗

 なし。

連絡通路
 連絡通路(旧構内踏切)。
管轄
 東日本旅客鉄道 新潟支社。
管理
 浦佐駅(越後湯沢駅)。
乗車人員
 61人/日(2008年度平均)
 66人/日(2007年度平均)
開業日
 1942年(昭和17年)111日。
所在地
 新潟県魚沼市須原1419
備考

 かつては交換設備があり、側線も1
 有していた。
 
構内の廃線跡はすでに消え、バラストの
 間から緑が顔を出しているが、荒れ地に
 ならないよう管理されているようだ。
 駅舎はコンクリート製の立派なもので
 待合いのためのベンチが置かれており、
 地元のお年寄りの待ち合わせ等にも
 利用されているようである。
 訪問時は簡易委託駅であったが、
 平成224月に無人化となったらしい。
 余談だが、駅の業務は魚沼市が
 (財)魚沼市地域づくり振興公社に
 委託していた。
 周囲は山地に囲まれた破間川流域の
 平地であり、駅は須原地区(旧守門村)の
 中心駅となっている。
 国道252号線が至近であり、駅前には
 スーパー等、店舗も多く、車や人通りも
 多い。

越後須原駅駅舎。
中央が乗客スペース、左側が駅事務室、右側にトイレがある。
空車内の様子。
待合室はなく、写真右手奥にベンチが設置されている。
駅舎より、構内通路(旧構内踏切)とホームを見る。
ホームと駅舎の間の草地には、ホームに接して交換線1線、
駅舎前に側線1線の計2線があったようだ。
前方は、会津若松・上条方面。
ホーム端より、会津若松・上条方面を見る。
ホームより、駅舎を見る。
前方は、
小出・魚沼田中方面。
駅舎前より見るメインストリート。 JACOOPがある。
店名等には各所に○○守門店という標記が見られる。
これは200410月まで存在した、旧守門(すもん)村の名残と思われる。
余談であるが、当地の地名は合併等により、
須原村⇒上条村⇒守門村⇒魚沼市須原と変遷している。
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大白川
おおしらかわ
大白川
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