【 STAGE,3  東北南下編  1,982km       
      


日程
19910922日 (日)  〜  1006日 (日)
東北南下編 (1,982km
行程
 八戸フェリーターミナル ⇒ 三沢市 ⇒ 小川原湖 ⇒ 三沢市 ⇒ 八戸市
 八戸市
 八戸市
 八戸市
 八戸市 ⇒ 三沢空港 ⇒ 岡三沢温泉 ⇒ 小川原湖
0927日(金)  小川原湖 ⇒ 六ヶ所村 ⇒ 尻屋崎 ⇒ 東通村 ⇒ むつ市
0928日(土)  むつ市
0929日(日)  むつ市 ⇒ 恐山 ⇒ 奥薬研温泉 ⇒ 大畑町 ⇒ 大間崎 ⇒ 大間フェリー港 ⇒ 大間崎
0930日(月)  大間崎 ⇒ 仏ヶ浦 ⇒ 脇ノ沢村 ⇒ むつ市 ⇒ 野辺地町 ⇒ 夏泊崎 ⇒ 青森市 ⇒ 八甲田 ⇒ 酸ヶ湯
 ⇒ 田代平
1001日(火)  田代平 ⇒ 田代元湯 ⇒ 田代平 ⇒ 奥入瀬 ⇒ 十和田湖 ⇒ 八甲田 ⇒ 青森市 ⇒ 高野崎
1002日(水)  高野崎 ⇒ 竜飛崎 ⇒ 青函トンネル記念館 ⇒ 小泊村 ⇒ 車力村 ⇒ 鰺ヶ沢町 ⇒ 岩木山 ⇒ 弘前市
1003日(木)  弘前 ⇒ 鰺ヶ沢 ⇒ 能代 ⇒ 男鹿半島
1004日(金)  男鹿 ⇒ 秋田市 ⇒ 協和町 ⇒ 角館町 ⇒ 西木村 ⇒ 田沢湖 ⇒ 乳頭温泉 ⇒ 田沢湖
1005日(土)  田沢湖 ⇒ 角館町 ⇒ 大曲市 ⇒ 象潟町 ⇒ 鳥海山 ⇒ 酒田市 ⇒ 鶴岡市
10月06日(日)  鶴岡市

 


何ともたいくつなものだ。 街の雰囲気もだいたいわかってきた。

何気なく不動産屋を見かける。 それにしてもこのあたりはアパートが安い。

今住んでいる自分のアパート位なら、1万円位で入居できるようだ。 今の家賃なら駐車場付きの1軒屋が借りられる。

物価の違いで一番顕著に現れるのはやはり家賃だろう。 そういえば北海道では不動産屋は見かけなかったなぁ。

 本日の走行 : 0km


パチンコで6000円の大損。 暇つぶしとはいえ、高くついた。

過ぎてみれば早いもので、明日は出発の予定だ。

部品待ちの間、毎日晴天だったのは、少しもったいなかった。これから降らなければよいが・・・。

 本日の走行 : 0km

最果てムードいっぱいの 【下北半島 尻屋崎】


日本はファントム、米はファルコンとホーネットらしい。 イーグルもあると思うが飛んでなかった。

掃除のオバちゃんの話だと明日から演習でずいぶん飛行機が飛ぶそうだ。 日程が合えばまた見に来よう。

【岡三沢温泉】でゆっくり入浴して、今日は【小川原湖キャンプ場】に泊まる。 またもや貸し切り。

滑走路から近いせいか、けっこう飛行機の音が聞こえてくる。 明日は今日空港から見つけた滑走路脇の道へ行ってみよう。

 本日の走行 : 59km

19910927日(金) 雨のち曇り

小川原湖 ⇒ 六ヶ所村 ⇒ 尻屋崎 ⇒ 東通村 ⇒ むつ市


【岩木山】は有料道路が高いので、行くかどうか迷ったが、

せっかく来のだし、天気も良いので行ってみることにした。

(頂上に雲がかかっていたが、麓の食堂のオバちゃんが見えるから行けと言った)

上っていく途中で後ろから冷却水を噴きながら走っている軽ワゴンを抜いた。

合図してやったが、わかっていないようだ。

駐車場に上って来るのを待って教えてやった。

オバちゃんが二人でメカ知識がないらしく、困っていたので見てやると、

ラジエターのキャップがゆるんでいた。 LLCとか言っても理解してもらえそうもないので、

ホースで水道水を入れるよう教えてやった。

 

19910926日(木) 晴れ

八戸市 ⇒ 三沢空港 ⇒ 岡三沢温泉 ⇒ 小川原湖


やはり民宿は正解だった。

朝からものすごい風である。 テントではとても持たなかったろう。 バイクが倒れるのではないかと思うほどの風だ。 家が揺れるのがわかる。

どうも風台風のようだ。 取り敢えず午前中は様子を見るが、昼になっても風は収まらず、雨も降っているので連泊を決意する。

サテンで昼飯を食ってパチンコ屋へ。 一発台ばかりでぜんぜんおもしろくない。案の定でなかった。

本屋を探し回ったが、『週間プロレス』がない。 しかたなく『週間ゴング』を買う。

明日は晴れそうだ。家にTELする。

 本日の走行 : 0km

19910923日(月) 晴れ

八戸市

19910930日(月) 晴れ

大間崎 ⇒ 仏ヶ浦 ⇒ 脇ノ沢村 ⇒ むつ市 ⇒ 野辺地町 ⇒ 夏泊崎 ⇒ 青森市 ⇒ 八甲田 ⇒ 酸ヶ湯 ⇒ 田代平

19910929日(日) 晴れ

むつ市 ⇒ 恐山 ⇒ 奥薬研温泉 ⇒ 大畑町 ⇒ 大間崎 ⇒ 大間フェリー港 ⇒ 大間崎

19911001日(火) 曇り

田代平 ⇒ 田代元湯 ⇒ 田代平 ⇒ 奥入瀬 ⇒ 十和田湖 ⇒ 八甲田 ⇒ 青森市 ⇒ 高野崎


午後から街をブラブラする。

テレビ番組表がほしくて新聞を買う。 明日は休刊日とのことで、2324日分が出ている。 ラッキー!

そういえばもうお彼岸だ。好きなことをやっていると、月日のたつのが早い。

 本日の走行 : 0km

19910922日(日) 晴れ

八戸フェリーターミナル ⇒ 三沢市 ⇒ 小川原湖 ⇒ 三沢市 ⇒ 八戸市


旅館を引き払い、
10:00YSPへ行く。 修理を始めて1時間くらいで直る。

ベアリングはガタガタ、サビも出ている。オイルシールが破損して水が入ったようだ。

交換はベアリングのみで、シールは発注していないが、帰るくらいの距離なら

心配ないという。 チェーン、スプロケ、オイルシールはもう交換時期とのこと。

やはり、日本半周で一度帰ることにしよう。

けっこうバイクに負担がかかっているみたいだ。

今日は木曜なので【三沢駅前】で『少年サンデー』を買う。 この辺は1日遅れだそうだ。

【三沢空港】では送迎ゲートに入るのに100円をとられる。

入ってみてわかったのだが、ここの空港は軍と民間が同じ滑走路を使っている。


夜のテレビニュースで知ったのだが、今日は濃縮ウランの搬入があったそうで、

何でも日本初のウランを使用するらしく (6フッ化ウラン)、

空気に触れると有毒ガスが出るらしい。  反対派がデモるわけだ。

平日の昼間なのに何をやっている人たちが集まっているのだろう。

【むつ市】の民宿を予約してから【尻屋崎】へ向かう。

遮断機をくぐり、牧場の中のダートを通り出た所は、 本当に最果てという感じの岬だった。

淋しさが漂い、いい所だ。

むつ市の日石(現ENEOS)で給油+休息で少し話し込んでから民宿へ入る。

今のところ風もなく台風の気配はない。

 本日の走行 : 173km


台風一過。 快晴とはいかないが、風もおさまり良い天気だ。

【恐山】を目指して走り出す。

路面に湿った落ち葉が恐い。 すべりそうだ。

【恐山】の入場口で神戸ナンバーのライダーと知り合い、一緒に見てまわることにする。

恐山というと、恐いイメージがあるが、けっこう観光地化されていて恐いムードはない。

中には温泉もあり、入りたかったがタオルを持っていかなかったので、入れなかった。


【宇曽利山湖】という湖から流れ出す川に赤い橋がかかっており、

その川が三途川というらしいのだが、

正津川という川を勝手に【三途の川】に見立てているらしい。

火山なのでイオウ分で湖や川は白い。

自分には霊感はないが、霊感の強い人が来たらどのように見えるのだろうか。


【青函トンネル記念館】では展示、映画、体験坑道を見た。

たぶん、先進導坑を利用しているのだと思うが、急坂の狭いトンネルを

ケーブルカーを利用して下る。海底下140mまで降りるそうだ。

トンネル掘削の歴史や技術がわかる、大変興味深くおもしろかった。

19911004日(金) 晴れ

男鹿 ⇒ 秋田市 ⇒ 協和町 ⇒ 角館町 ⇒ 西木村 ⇒ 田沢湖 ⇒ 乳頭温泉 ⇒ 田沢湖

19911003日(木) 晴れのち雨

弘前 ⇒ 鰺ヶ沢 ⇒ 能代 ⇒ 男鹿半島

19910928日(土) 曇りのち晴れ時々雨(台風19号)

むつ市

【カッパの湯】は無料混浴露天風呂。広くてきれい。


昨夜は風が強く、あまりよく眠れなかった。

神戸のGSX-R氏は酒を飲んだせいか、よく寝ている。

私としては異例の早朝といえる7:30頃に出発する。

フェリー港まで行き【仏ヶ浦】を目指す。

GSX-R氏は10:00頃までにフェリー港に戻り、11:35の 『大間 ⇒ 函館便』 に乗るという。

2時間で戻ってこれるだろうか。 ちょうど1時間。 9:00 に【仏ヶ浦】に着く。

しかし、駐車場から1520分位歩かねばならないという先客のドライバーの話を聞き、

歩くのをやめ、展望台から見るのみにする。

後からタクシーで来た初老の夫婦と少し話しをし、GSX-R氏とはここで別れる。

 


寝付くと船の揺れで目が覚める。の繰り返しで、あまり良く眠れなかった。 荒天のためフェリーは
35分遅れて、 6:50に【八戸】へ入港した。

道路は濡れているが陽が差している。どうやら雨の心配はなさそうだ。 バイクは一番最後の下船となる。

見慣れた八戸のフェリーターミナルでコーヒーを飲んでから【三沢市】へ向かう。 空自の基地を見に行くが、今日は日曜日で演習はないらしい。

静かなものだ。

市内のサテンでモーニングを食べて基地の周りを走る。 やはり軍事基地だけあって、滑走路は見えなくしているみたいだ。

あきらめて海側へ出て【小川原湖】へ向かう。 曲がる所を通り過ぎてしまい、大回りになったがなんとか湖を見る。

ここから【下北半島】へ向かって走る。 走行中にリヤから異音がしたので止まって点検するが原因不明。 なんだろう?

走っているうちにだんだん異音がひどくなるので、再度STOP。 荷物をおろして点検。 タイヤ等、接触しているものは何もない。

リヤのホイールベアリングが何かおかしいようだが、外観からはまったくわからない。

取りあえずチェーンとベアリングにオイルを補給し、荷物を積む。

何気なくタイヤを触ってみると、軸方向にガタが出ている。 どおりで走っているときにふらつくわけだ。

また荷物を下ろし、工具を出してリヤアクスルボルトを締め付けるが直らない。  どうやらベアリングがいかれてしまったらしい。

キーキーガーガーいうバイクを【三沢市内】まで走らせバイク屋を当たるが、日曜日で全部休み。 仕方がないので【八戸市】までだましだまし走ることにする。

電話帳でバイク屋を探したら、八戸にはYSPがある。 ラッキー。

そこでダメならフェリーで 【八戸⇒苫小牧⇒東京】と船旅か、レンタカーで陸送するしかない。  取りあえず【JR八戸駅】まで行き、YSPTELする。

担当が不在とのことで、直接行くことにする。 (八戸駅ではSLが走るというので、祭りをやっていた)。

明日は祭日で水曜日はYSPが休みのため、部品入荷は木曜になるという。

レンタカーだと、乗り捨て手数料で38,000円+貸出料、保険その他で5万を越えるとのこと(ニッポンレンタカー)。 結局部品を待つことにする。

近くの河原でテントを張って過ごそうと思い見に行くが、良い場所がなく、 水場、トイレもないので、YSPで旅館を紹介してもらい、夕食のみ食事で泊まる。

まったくついてない。 コイン洗車がいけなかったのだろうか?

それにしても本州は暖かい。汗ばむほどだ。

 本日の走行 : 151km

19910925日(水) 晴れ

八戸市


奥薬研温泉で【カッパの湯】へ入って行く。 無料の混浴露天風呂だ。

おばちゃんグループが先客でいたが、 神戸ライダー氏が混浴をいやがるので、

おばちゃん達が出るまで待ってから入った。

脱衣所も露天風呂のすぐ脇にあり、風呂からは着替えが丸見えなのだ。

写真を撮ってから飯を食いに大畑の町へ降りる。

 


夜半より雨が降り始める。 結局午前中は雨で動けなかった。

部品待ち中は晴天だったのに走り始めると天気が悪い。 どうも台風が来ているみたいだ。

ここでもう一泊するか迷ったが、貸し切りで淋しいし雨もあがったので少しでも先へ進むことにする。

TELで天気予報を聞くと、今夜は強風で明日は台風上陸の可能性ありとのこと。 どこか民宿に泊まることにする。

走り始めると、やたらと地図上の進みが早い。 スピードは北海道より遅いのに、すごく早く感じる。 やはり地図の縮尺の違いは大きい。

標識により、【六ヶ所村原燃PRセンター】に寄るが、場所がどこだかわからない。 

らしき建物はあるのだが、核反対のデモをあちこちでやっておりイヤなムードだ。 早々に立ち去る。


どうも気になっていたのだが、神戸ナンバー氏の
GSX-Rのリアタイヤがおかしい。

さわってみるとへこむ。 案の定ビスが刺さっていてパンクしている。

食事をしたラーメン屋のそばにバイク屋があったので、そこで修理する。

店のオヤジさんもツーリングクラブに入っているらしく、いろいろと話しをする。

コーヒーをごちそうになった。

けっこう話しをして(この辺では北海道は日帰りコースだそうだ)出発。 【大間崎】へ向かう。

荒涼とした雰囲気が良くでている。


【大間崎】は北海道が目の前に見える。 きれいだ。 今日はここに泊まることにする。

無料休息所が使えそうだ。

フェリー乗り場を見学に行き、(神戸ナンバー氏は北海道に渡ると言う)、

買い出しに行き、18:00頃【大間崎】に戻る。 

無料休息所は鍵が閉まっていた。アンラッキー!!

しかし、【大間崎テントサイト】なる標識を見つけ、50m位歩くとキャンプ場があった。

地図にも載っていない穴場だ。

今日はここに神戸ナンバー氏と泊まることにする。 寒いので私のテントに二人で寝る。

今、神戸ナンバー氏は私の横で寝息をたてている。

大間崎テントサイトにて 21:00   本日の走行 : 127km


コイン洗車をして、チェーン給油をしようと思ったが、コイン洗車場がない。

北海道にはかなりあったのに、本州には少ないようだ。

チェーン音が気になるので【鰺ヶ沢】のあたりで給油する。

サテンで朝食をとって外に出ると、雨が降っていた。

黄金崎の【不老不死温泉】へ行くが、小雨のため露天風呂に入る気にならない。

風呂はあきらめる。

【十二湖】、【日本キャニオン】は天気のせいもあるが、あまりたいしたことはなかった。

日本キャニオンから国道へ出たとたんにいきなり土砂降りになる。

すごい雨だ。道が川と池になっている。


今日はまず【田代元湯】へフロに入りに行く。

ダートを23km走ってそこから川まで熊が出そうな道を10分位歩くと

ランプの宿の【山田屋】があった。木造の古い宿だ。

300円を払いフロ(鶴の湯と言うらしい)に入る。

露天と内湯の両方があり、露天はぬるい上にあまりきれいではない。

写真だけ撮って内湯に入る。

 


やはり山の中は寒い。ブルゾンを着て寝た。

貸し切りのキャンプ場は静かで良いのだが、反面かなり淋しい。 昨夜、テントの中で雑誌を読んでいたら、外で物音が聞こえる。

  『ガサッ』 『ガサッ』 『ガサッ』

おや? 誰か来たのかな?

広いキャンプ場のど真ん中にテントを張ったので誰か来てもおかしくないが、管理人も帰ってしまったし、暗いので私以外もう誰もいないはずだ。

  『ガサッ』 『ガサッ』 『ガサッ』

やっぱり、テントの周りを誰かが歩いている。 もしや・・・。

こんな状態で朝まで歩かれては恐くて眠れないので、思い切ってテントの外に出てみる。 が、誰もいない・・・。

周囲を歩いて調べるが、何もない。 しかたなくテントへ戻ると、足音はしなくなった。何だったのだろう?

 


再び【田代平】まで戻り【十和田】へ向かう。

途中、【奥入瀬渓谷】を通る。

川には遊歩道が完備され、滝もあちこちにあり、

きれいな流れとあいまって、すばらしい所だ。

ホテルに一泊して一日かけて歩いてみたい所でもある。

平日とはいえ、観光バスやマイカーでかなりの混雑ぶりだ。

【本州最北端の地】 にて
【本州最北端のガソリンスタンド】で給油記念。
一度ゆっくり来てみたい【奥入瀬渓谷】
御鼻部山展望台からの【十和田湖】

19910924日(火) 晴れ

八戸市

【三途川】とある。人が橋を渡れば成仏できるのだろうか?

八戸のYSPで景色がいいと教えてもらったダートへと入っていく。 話しほど道は悪くなく、景色も良くない。但し、牧場はあり牛が見れる。

再び【むつ市】へ戻り、サテンでカツカレーを食って【野辺地】へ向かう。 道の景観は忘れていたが、野辺地港は懐かしかった。

昔、宴会をやった芝生がまだ残っていた。 (Turing  My北海道Turing S60バイク仲間と旭川ラーメン】 参照 )

夏泊崎方面は地図に載ってないキャンプ場が何ヶ所かあった。

岬は駐車料を取られるので、少し進んで景色を見る。 左に津軽半島。右に下北半島が見える。 海もおだやかだ。

青森へ出て【田代平】へ。 【酸ヶ湯温泉キャンプ場】に行くが、駐車場からキャンプサイトまでかなり歩くようなので、

【田代平のキャンプ場】へ行くことにする。

酸ヶ湯キャンプ場(地図に載ってない)ではライダーや登山者がいたのに、こちらは誰ひとりいない。 (管理人がいたが、常夜灯を消して帰ってしまった)

料金も50円安い150円で、しかも暗くなってきたので、この【田代平】に泊まることにする。 まわりは真っ暗でまたも貸し切りだ。

 本日の走行 : 324km


【十和田湖】はふつうの湖で、景観はまあまあ。

これからの紅葉シーズンは賑わうのだろう。

特にこれといったものはなかったが、国道のひどさにはまいった。

完全なダートで今まで通った林道のどれよりもひどかった。

工事中でもなさそうだし、本当に国道か?

 


【竜飛崎】はあまり最果てムードはないが、

公園になっており、良く整備されたきれいな岬だ。

 


強風の中、なんとかテントをたたみ出発。

天気予報では午前中天気が悪そうなことを言っていたが、良い天気である。

まず、【青函トンネル記念館】へ。

8:40開館と書いてある。(半端な時間だなぁ)

まだ8:20だ。 先に【竜飛崎】を見に行く。

途中、【青函トンネルの出入口】を発見。写真を撮って行く。

青森県津軽半島【竜飛崎】。北海道の松前が見える。

19911002日(水) 晴れのち曇り

高野崎 ⇒ 竜飛崎 ⇒ 青函トンネル記念館 ⇒ 小泊村 ⇒ 車力村 ⇒ 鰺ヶ沢町 ⇒ 岩木山 ⇒ 弘前市


また【八甲田】まで戻り、青森市内へ。

竜飛を目指し、途中の【高野崎】でキャンプする。

管理人とか誰もいないけど無料なのかな?

え〜いテント張っちゃえ。 雨が降るといやなので、東屋のなかにテントを張る。

 本日の走行 : 216km

【青函トンネル竜飛側出入り口】
展望公園 【眺瞰台園地】 いい天気だ。


【眺瞰台】も最高の天気。

360度展望はなかなかももの。


リフトで上まであがり、【鳥ノ海噴火口】へ登る。

リフトを降りて5分位登ると噴火口に立てる。

(岩木山山頂はここから更に30分位歩く)。

けっこう良い眺めだった。

【岩木山】で帰りのリフトを降りたら、さっきのオバちゃん達が待っていて、

お礼だと言って、梨を2ヶもらった。 恐縮していた。

今日は【弘前】まで行き、ビジネスホテルに泊まることにする。

本日の走行 : 210km

 


たまらずに【JR五能線北能代駅】へ避難する。貨物列車を改造した小さな無人駅だ。

(五能線は列車本数が少なく、地元では無能線と呼ばれているそうだ。)

少したつと小降りになったので出発。

【男鹿半島】へ行ってみる。

今日は半分ほど半島をまわったが、ぜんぜん良くない。

おまけに地図にあった戸賀湾のキャンプ場はなくなっていた。

幸い5km程先にキャンプ場があったので、(男鹿桜島キャンプ場)そこに泊まる。

松林のなかのキャンプ場で、本日も貸し切り。

淋しいので常夜灯の下にテントを張る。

 本日の走行 : 249km

 

【十二湖】というが、池の集まりのようだ。
【落口ノ池】にて。


男鹿の海岸線は下北半島に似ている。

まあ漁港のある町はどこも似たようなものかもしれない。

やはり本州はこれといった景色が少ない。

【田沢湖】までは普通の道であった。

以前来たときは、ダートをかなり走った記憶があるが、今回は全部舗装してあった。

【乳頭温泉】は6ヶ所位あるが、その中の【鶴の湯】へ行く。

昔風の陣屋っぽい建物で良い感じだ。

どこかのオッサンが宿泊予約がなかなかとれない所だと話していた。

フロントではなく、帳場と呼ぶに相応しい受付で入浴を申し込む。

白く濁ったお湯で、風呂が何ヶ所かあり、混浴。 けっこうな人で賑わっていた。


【田沢湖】へ戻り、【田沢湖キャンプ場】へ行くが、

入場料300円に持込テント800円、計1100円だという。

1100円払うならば、民宿素泊まりの方がいい。

管理人のいない無料キャンプ場があるというので、そちらへ行ってみる。

有料道路の料金所で詳しい場所を教えてもらい、キャンプする。

キャンプ場は少し荒れており、トイレもきたない(使えるのかわからない)

本日も貸し切り。

今日は途中のホームセンターで買った携帯ラジオがあるのが救いだ。

県民の森キャンプ場にて  本日の走行 : 213km

乳頭温泉郷で最古の【鶴の湯】。350年前の建物が残っている。
紅葉が始まりかけた乳頭温泉郷の【先達川】

19911005日(土) 曇り時々雨

田沢湖 ⇒ 角館町 ⇒ 大曲市 ⇒ 象潟町 ⇒ 鳥海山 ⇒ 酒田市 ⇒ 鶴岡市


夜中にかなり雨が降った。

やはり安物のテントは雨が浸みてくる。

土産物店で少し休んで【田沢湖】を後にする。


【鳥海山】まではつまらない単調な道だ。

鳥海有料は少し高いが走ってみる。

標高があるだけにかなり寒い。

最初は雲がかかっていてあまり下が見えなかったが、

岩手からの3人組のライダーと話しをしているうちに晴れてくる。

チェーンにオイルをさして(どうも音がキーキーうるさい)出発。

働いていた頃の関連会社である【鶴岡】のYC社へ退職の挨拶に行く。

鶴岡市内で道がわからず困っていると、

私に声を掛けてくるクルマがある。

よく見ると後輩のS.Hだ。

YC社まで道案内を頼む。

今日は昔の職場仲間であるYC社のY氏宅泊。

Y氏、S.M氏、S.A氏と酒田へ飲みに行く。  

                              本日の走行 : 260km

 

【田沢湖】 その深さは日本第一位。

19911006日(日) 曇りのち雨

鶴岡市


休養日。

午前中、チャンピオンという安売りホームセンターへ。

S.I氏が来て、Y氏と三人で101日に開港した【庄内空港】を見学に行く。

12便(東京、大阪)の空港で発着は全て終了していたが、かなりの人で賑わっていた。

 本日の走行 : 0km

出羽富士ともいわれる【鳥海山】
展望台からの【仏ヶ浦】
岩木山鳥ノ海噴火口付近。
ホテルのフロントで受付。
私のために常夜灯をつけてくれたのかもしれない。
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【田代元湯】へは、ここから歩いて約10分。
旅館までクルマで行く道がないのだ。
八甲田山麓田代平【田代元湯温泉 鶴の湯】  お湯が少ない!
現在、この山田屋旅館は廃業。
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