寸又峡へ大井川鉄道を見に行こう。】


出発はここ。道の駅『玉露の里』。


道の駅にしては、静かで自然色豊かないい感じの所。


【寸又峡温泉】

以前入ったことがあるが、屋根付きの露天風呂で、

しかも混んでおり、あまり風情を感じなかった記憶がある。

けっして悪い風呂ではないのだが、今回は入浴せず。

井川線の終点、【井川駅】

列車に比べてレール幅が広く感じるが、実は列車が小さいのだ。

ホームの高さも低いよね。

開業時はもっとレールの幅が狭かったらしい。

車両は当時からのトンネルの大きさに合わせてあるんだと思う。

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アプト式のエントランス部。

この部分で機関車側のピニオンと

レール側のラックを噛み合わせるのだ。

アプトいちしろ駅ホーム。

海抜396mとある。

アプト式機関車は、

この【アプトいちしろ駅】〜【ながしまダム駅】の

一駅区間のみ牽引運行する。(勾配は90‰)

よってこの一駅区間のみ電化されている。

寸又峡から静岡県道388号接阻峡線に戻り脇道に入って

大井川鉄道・井川線 【アプトいちしろ駅】へ。

ポイントの形状がJR等の一般路線とは異なる(転轍機もふたつ)。

ポイントの先には重連のアプト式機関車が留置されている。


駅の周りは駅舎と変電所に人がいるのみで

あとは人の気配がない。

 

レールはここで行き止まりになるが、

何故かレールの下を川が流れている。

日程 : 200514日(火)

行程 : 道の駅・玉露の里(県道209R362) ⇒ 千頭(県道77) ⇒ 寸又峡温泉(県道77) ⇒ アプトいちしろ駅(県道388
      ⇒ ながしまダム駅(県道388) ⇒ 井川駅(県道388) ⇒ 千頭駅(
R362 ⇒ 小石間(県道389) ⇒ 明神峡(県道389
      ⇒ 山住峠(天竜スーパー林道) ⇒ 水窪湖(天竜スーパー林道) ⇒ 水窪(R152) ⇒ 兵越峠(兵越林道、R152
      ⇒ しらびそ峠(御池山林道、蛇洞林道) ⇒ 地蔵峠(R152) ⇒ 高遠町(R152) ⇒ 茅野市


【寸又峡大橋】

寸又峡は川幅が広く、中下流域のようなゆるやかな流れ

水の色が抜群にきれい。

【寸又峡】

朝日トンネル付近。

道は静岡県道77号川根寸又峡線。

川は寸又川である。


お隣の【ながしまダム駅】。

無人駅だがけっこう小ぎれい。


駅の対岸に変電所があり、吊り橋がかかっている。


川もきれいだし、ロケーション抜群。

ただ、山の中の駅で周りに民家もなく、

県道からも奥まった位置にあるので、

利用者はかなり少ないと思われる。

急坂を登るためのアプト式機関車を連結するのが

目的の駅か。

駅前はすぐ【長島ダム】

大井川に建設された重力式コンクリートダムで、発電はせず

洪水調節、灌漑、上水道等に利用される多目的ダムだ。

ダム湖の名前はは接岨湖である。

 


日立製作所製アプト式機関車 【ED90】型

側面にはアプト式のロゴマークと、

SYSTEM ABT の文字。


大井川鉄道本線の千頭駅までを往復する。

基本的に未電化でディーゼル車が牽引。

アプト区間のみ電気機関車を連結する。

列車編成はけっこう長い。

休日には観光客で賑わうのだろう。

平日に来るのは朝夕を除きマニアが数名か。

寸又峡温泉駐車場。農産物直売所の左には小さな簡易郵便局がある。


大井川鉄道本線の【千頭駅】

蒸気機関車が走ることで有名で

観光客も多い。


大井川鉄道・井川線は、

別称を 【南アルプスあぷとライン】

と言うらしい。


ちょうど、C108号機が牽引する

列車が着いたようだ。


【千頭駅時刻表】

本線、井川線を含めて結構本数がある。

井川から静岡方面の通勤、通学の足なのだろう。


水窪(みさくぼ)【明神峡】

寸又峡と異なり、上流域の荒々しい景観が漂う。


県道389と天竜スーパー林道の合流点

【山住峠】。

近くに山住神社がある。

かなり歴史のある神社らしい。


【天竜スーパー林道】

ほぼ前線が舗装されている。

 


【兵越峠】

「国盗り綱引き合戦」 という

綱引きの行事があるらしい。

その結果で国境の位置が決まるんだと。

『行政の境にあらず』と書いてある。


道幅が1.5車線程度だが

けっこう走りやすい。

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