駅があった風景　三井金属鉱業　神岡鉄道線

鉄道事業者	三井金属鉱業株式会社
管轄	－
路線名	神岡鉄道線（神岡軌道）
区間	笹津　⇔　神岡町（浅井田）
軌間	610mm
営業キロ	笹津 - 猪谷： 16.4km 猪谷 -鹿間 - 神岡町： 23.9km 鹿間 - 浅井田： 8.2km
電化／非電化	全線非電化
単線／複線	全線単線
路線情報	1910年（明治43年）　　専用馬車軌道として運行開始。　1915年（大正4年）3月　　西村小次郎個人名義で部分延伸。　　762mmへ改軌。　1922年（大正11年）　　神岡軌道設立。　1923年（大正12年）7月21日　　神岡軌道（西村小次郎経営）に路線を　　譲渡。　　同時に軌道法に基づく軌道線となる。　1927年（昭和2年）3月7日　　三井鉱山神岡軌道線となる。　1932年（昭和7年）3月8日　　三井鉱山が神岡水電に軌道線を譲渡。　1942年（昭和17年）9月19日　　神岡水電が三井鉱山に軌道線を譲渡。　1949年（昭和24年）10月1日　　猪谷 - 神岡町間で旅客営業開始。　1950年（昭和25年）5月1日　　三井鉱山の金属部門が神岡鉱業　　として分離。　　同時に神岡鉱業に鉄道線を譲渡。　1952年（昭和27年）12月1日　　神岡鉱業が三井金属鉱業に改称。　1967年（昭和42年）3月31日　　廃線。　　（川を挟んだ対岸に国鉄神岡線開業）

駅名	駅間営業キロ	累計営業キロ	廃線時接続路線	開業	廃駅	備考
笹津	-	0	富山地方鉄道笹津線：地鉄笹津駅（1975年4月廃止）	1923年7月21日	1931年9月16日	国有鉄道（鉄道省）飛越線開通により神通川を挟んだ並行区間となるため廃線。
寺津	7.2	7.2		－
猪谷	9.2	16.4		1923年7月21日
神通川南岸の飛越線猪谷駅に乗り入れるため、鉄橋（水面からの高さ57m、全長294m）を架橋（1931年8月25日開通）し、猪谷駅を移設。
猪谷	2.2	2.2	国有鉄道（鉄道省）飛越線：現JR高山本線	1931年9月16日	1967年3月31日	飛越線猪谷駅（1930年11月27日開業）
東猪谷	0.4	2.8		1937年以前
茂住	4.7	7.5		1923年7月21日
土	5.0	12.5		1923年7月21日	1966年9月30日
桂渕	(9.0)	(21.5)		1966年7月1日	1966年9月30日
鉱山前（鹿間）	0.8	22.3		1923年7月21日	1966年6月30日
六郎（六郎分岐点）	0.7	23.0	六郎（六郎分岐点）－浅井田	1937年6月22日
神岡町（東町）	0.9	23.9		1923年7月21日
六郎（六郎分岐点） - 浅井田： 1963年8月20日廃止
六郎（六郎分岐点）	0	0		1937年6月22日	1966年6月30日
殿	2.7	2.7		－	1958年4月3日
浅井田	5.5	8.2	双六・金木戸森林鉄道（1963年全路線廃止）	1937年6月22日	1958年4月3日
.　　 ※1、廃線後すでに50年前後が経過しており、駅跡の痕跡がほとんど残っていないようだ。　 ※2、データは、『Wikipedia』および『日本鉄道旅行地図帳・北信越』より引用。