東 北
熊ヶ根 行
For  KUMAGANE
東日本旅客鉄道 仙山線(せんざんせん)
羽前千歳
UZEN-
CHITOSE
仙台
SENDAI
西仙台ハイランド
にしせんだい
ハイランド
熊ヶ根
作並
仙台・熊ヶ根方面を見る。
ホーム端より、山形・作並方面を見る。
面白山に向かって既に上り勾配が始まっており、
線路脇に、22‰の勾配標が見える。
尚、ホームは10‰の勾配上にある。
200811月撮影
作 並
さくなみ
西仙台
ハイランド
八ツ森
八ツ森
やつもり
作並
奥新川
200811月撮影
20083月に完成したばかりの駅舎。
1番のりばより、仙台・西仙台ハイランド方面を見る。
ホーム仙台寄りの構内踏切より、山形・八ツ森方面を見る。
200811月撮影
ホーム端より、仙台・作並方面を見る。
ホームの先はすぐ新川川橋梁であり、深い谷になっている。
奥新川
おくにっかわ
八ツ森
面白山高原
山形・面白山高原方面を見る。
ホーム端に警報機のみの構内踏切がある。
仙台・八ツ森方面を見る。
仙台行き快速列車が発車して行った。
周囲は県立自然公園であり、かなりの山奥であるが、仙台市内である。
200811月撮影
広いが何もない駅前広場。 未舗装である。
ホームはカーブに沿って造られている。
(臨)
広い駅前広場の片隅に駅舎がある。
土埃を被ったベンチ。 もう列車を待つ人が座ることはないのだろうか?
新しい駅名標には、両隣の臨時駅が記載されていない。
観光案内所にきっぷの販売が委託されている。
(臨)
バス停の『八ツ森』から先、集落はとぎれ、駅までは林道となる。
《熊出没注意》の看板が立っている。 街灯などはない。
積雪時は集落から駅まで到達不可能と思われる。
臨時駅であるが、駅名標は 《仮乗降場》 のままである。
面白山高原
おもしろやま
こうげん
奥新川
山寺
駅は林道から階段を下りたところに位置する。
個人よりもグループ客の利用が多いためか、
ホーム脇には、少し大きめの待合室が設置されている。
ホームを林道面白山線がオーバーパスしている。
山 寺 行
For  YAMADERA
登山道を思わせる、ホームへの階段。
駅名  西仙台ハイランド
  (にしせんだいはいらんど)
駅構造
 単式ホーム11の地上駅。
駅舎
 鉄骨構造の地上駅舎。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 出札窓口。(現在は閉鎖されている)

駅内店舗
 なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 東日本旅客鉄道 仙台支社
管理
 愛子駅。
平均乗降人員
 200310月より、停車する列車が設定
 されていないため、
1日の平均乗降人員は
 0人であるが、
列車の停車があった頃でも、
 
5人に満たなかったようだ。
開業日
 1987年(昭和62年)321
  西仙台ハイランド臨時乗降場として開業。
 
1987年(昭和62年)41
  西仙台ハイランド駅として常設駅化。
  (扱いは臨時駅のまま)
所在地
 宮城県仙台市青葉区作並字棒目木。
備考

 停車する定期列車のない臨時駅である。
 ただし、近隣駅の運賃表には当駅までの
 運賃が記載され、自動券売機での切符
 購入も常時可能である。
 『仙台ハイランド』の最寄り駅として設置
 されたが、利用者は僅少であった。
 東北三大遊園地のひとつである
 『仙台ハイランド』 までは3km程。
 電話をすれば、1名でも送迎のサービスが
 あるとの張り紙がある。
 
尚、駅は国道48号線・作並街道に面して
 いるが、駅周辺に店舗や民家はなく、
 秘境感が強い。
 『西仙台ハイランド』は、19908月に
 『仙台ハイランド』に改名されたが、
 駅名は改称されずに、現在に至っている。

定期列車の停車がなくなったことを知らせる
『お知らせ』が仙台駅長名義で掲示されている。
駅名  作並(さくなみ)
駅構造
 単式ホーム11線、島式ホーム12線、
 計23
の地上駅。
駅舎
 木造の地上駅舎。
管理形態
 簡易委託。
きっぷうりば

 出札窓口。
 乗車駅証明書発行機。

駅内店舗
 観光案内所売店。
連絡通路
 構内踏切(遮断機あり)。
管轄
 東日本旅客鉄道 仙台支社
管理
 愛子駅。
平均乗降人員
 189人/日(2009年度乗車人員)
 206人/日(2008年度乗車人員)
開業日
 1931年(昭和6年)830
所在地
 宮城県仙台市青葉区作並相の沢27
備考

 駅周辺は小集落であり、商店と住宅が
 まばらである。
 当駅は
作並温泉郷の玄関口となっており、
 列車発着時刻が近づくと
駅前は送迎車で
 賑わう。
 また、駅前からは八ツ森へのバスが
 出ている。(八ツ森駅までは林道のため、
 バスは駅最寄りの集落止まりである)。
 駅には
交流電化発祥の地の碑が
 建っている。

駅構内にある、『交流電化発祥地』の碑。
山形・奥新川方面を見る。
この先は山岳地帯であり、最大33‰の上り勾配が待っている。
駅名  八ツ森(やつもり)
駅構造
 単式ホーム11の地上駅。
駅舎
 なし。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。

駅内店舗
 なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 東日本旅客鉄道 仙台支社
管理
 愛子駅。
平均乗降人員
 2002年より停車する列車設定がないため、
 
1日の平均乗降人員は0人であるが、
 
列車の停車があった頃でも、0人に
 近かったようだ。
開業日
 1937年(昭和12年)1110
  八ツ森仮乗降場として開業。

 1987年(昭和62年)331
  八ツ森駅として
臨時駅扱いとなる。
所在地
 宮城県仙台市青葉区新川字深沢
備考

 停車する定期列車のない臨時駅である。
 ただし、近隣駅の運賃表には当駅までの
 運賃が記載され、自動券売機での切符
 購入も常時可能である。
 元々はスキー場の最寄り駅として仮設置
 され、冬季以外はハイカーの利用もあり、
 当初はそこそこの乗降客があったようだ。
 駅舎や待合室はなく、築堤上に板張りの
 ホームがあるのみである。(ベンチもない)
 最寄りの集落までは500m程離れており、
 勾配の強い林道が通っているのみである。
 林道は当駅にて途切れ、隣の奥新川駅
 まで新川渓谷沿いのハイキングコースが
 通じている。
 (細い道だが、道標はあるようだ)
 山中の駅であり、周囲に民家は全くなく、
 列車での到達も不可能な、第一級の
 秘境駅として有名である。

ホームへの階段上から見た駅前広場。
だが、広場と呼ぶほどのスペースはない。
クルマの通れる道幅の林道は、八ツ森駅裏までで、
その先の奥新川駅までは新川沿いのハイキングコースとなる。
駅裏に掲げられている案内図。
渓谷を中心としたハイキングコースは、仙台市管理のようだ。
駅最寄りの初ノ小屋地区にある 『八ツ森バス停留所』。
バス停の後ろにあるのは、待合所ではなくゴミステーションである。

作並駅・白沢車庫方面へ朝夕合わせて平日4本、休日2本の発着がある。
駅名  奥新川(おくにっかわ)
駅構造
 相対式ホーム22線の地上駅。
 他に側線が1本ある。
駅舎
 コンクリート構造の地上駅舎。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 なし。
 (乗車駅証明書発行機が設置されている)

駅内店舗
 なし。
連絡通路
 構内踏切(警報機あり)。
管轄
 東日本旅客鉄道 仙台支社
管理
 愛子駅。
平均乗降人員
 20人/日(2006年度乗車人員)
開業日
 1937年(昭和12年)1110
所在地
 宮城県仙台市青葉区新川字岳山1
備考

 駅はかなりの山奥に位置し、利用客の
 ほとんどが、ハイキングやキャンプ等の
 行楽客と思われる。
 
駅周辺には行楽客向けの食堂や
 売店が2軒ほど存在するのみで、
 集落は全くなく、一種の秘境駅と言える。
 
国道48号線からは、未舗装の北沢林道を
 45km程と思われるが、
積雪時には
 林道が閉鎖になるらしく、冬季の交通手段
 は鉄道のみとなる。

以前は有人駅であった名残であろうか、
無人駅にしては少し大きめの駅舎がある。
ホームへの入口にのりば案内があるが、
各ホームに番線の表示はない。
仙台方面の隣駅は八ツ森であるが、八ツ森に停車する定期列車が
存在しないため、隣駅は作並と表記されている。
駅前の様子。 郵便車が停まっているが、
冬季の積雪時は電車による配達になるとのことだ。
200811月撮影
駅名  面白山高原(おもしろやまこうげん)
駅構造
 単式ホーム11の地上駅。
駅舎
 プレハブ構造の地上駅舎。
 待合室が駅舎とは別に建てられている。
管理形態
 無人。
きっぷうりば

 簡易自動券売機。

駅内店舗
 なし。
連絡通路
 なし。
管轄
 東日本旅客鉄道 仙台支社
管理
 山形駅。
平均乗降人員
 −
開業日
 1937年(昭和12年)1110
  面白山仮乗降場として開業。
 
1987年(昭和62年)41
  面白山駅として臨時駅扱いとなる。

 
1988年(昭和63年)313
  常設駅化と同時に面白山高原駅に改称。
所在地
 山形県山形市大字山寺8387
備考

 クルマやバイクでは、林道面白山線にて
 アクセスが可能だが、冬季の積雪時には
 林道が閉鎖になり、
交通手段は鉄道のみ
 となる。
 スノーパーク面白山スキー場の
 アクセス駅となっており、冬季は多くの
 スキーヤーやボーダーで賑わうようだ。
 
冬季はスキー、他の季節はハイキング
 等の行楽客の利用が中心である。
 
周囲にはスキーロッジが数軒あるのみで
 集落は一切なく、一種の秘境駅と言える。

 スキー等の大きめの荷物を考えてか、

 ホーム脇には大きめの待合室が
 設置されている。

17:36発 山形行き普通列車が到着。
さすがに立っている乗客はいないが、結構利用者は多い。
ホームの仙台側には、仙山トンネル(面白山トンネル)が口を開けている。
面白山高原駅舎。
簡易自動券売機があるのみで、内部は駅員の詰所になっているようだ。