離島へ行ってみよう 3!(焼尻・天売島編) 】


日程
2006年 99日 (土) 〜 921日 (木)
 
行程
 自宅 ⇒ 外環浦和IC ⇒ 水戸大洗IC ⇒ 大洗フェリーターミナル/フェリー泊

910日(日)

 苫小牧フェリーターミナル/【苫小牧フェリーターミナル】泊
 苫小牧フェリーターミナル ⇒ 支笏湖 ⇒ オロフレ峠 ⇒ 登別温泉 ⇒ 室蘭市 ⇒ 洞爺湖 ⇒ 長万部町
 ⇒ 八雲町 ⇒ 森町 ⇒ 大沼公園/【東大沼野営場】 泊
 大沼公園/【東大沼野営場】 ⇒ 森町 ⇒ 鹿部町 ⇒ 恵山町 ⇒ 函館市 ⇒ 木古内町 ⇒ 知内町
 ⇒ 福島町 ⇒ 松前町 ⇒ 江差町 ⇒ 厚沢部町/【厚沢部レクの森】泊
 厚沢部町/【厚沢部レクの森】 ⇒ 乙部町 ⇒ 熊石町 ⇒ 瀬棚町 ⇒ 寿都町 ⇒ 島牧町 ⇒ 岩内町
 ⇒ 【積丹岬キャンプ場】泊
 積丹岬/【積丹岬キャンプ場】 ⇒ 余市町 ⇒ 小樽市 ⇒ 石狩市 ⇒ 厚田村 ⇒ 浜益村 ⇒ 増毛町
 ⇒ 留萌市 ⇒ 小平町 ⇒ 苫前町 ⇒ 羽幌町 ⇒ 初山別村/【みさき台公園キャンプ場】泊
 初山別村/【みさき台公園キャンプ場】 ⇒ 羽幌町 ⇒ 焼尻島/【白浜キャンプ場】泊
 焼尻島/【白浜キャンプ場】 ⇒ 天売島 ⇒ 焼尻島/【白浜キャンプ場】泊
 焼尻島/【白浜キャンプ場】 ⇒ 羽幌町 ⇒ 天塩町 ⇒ 抜海 ⇒ 野寒布岬 ⇒ 稚内市 ⇒ 宗谷岬
 ⇒ 猿払村 ⇒ 浜頓別町 ⇒ 枝幸町/【はまなす交流広場】泊
 枝幸町/【はまなす交流広場】 ⇒ 雄武町 ⇒ 興部町 ⇒ 紋別市 ⇒ 湧別町 ⇒ 佐呂間町 ⇒ 常呂町
 ⇒ 網走市 ⇒ 東藻琴村 ⇒ 川湯温泉 ⇒ 弟子屈町/【多和平キャンプ場】泊
 【多和平キャンプ場】 ⇒ 磯分内 ⇒ 【多和平キャンプ場】泊 
 【多和平キャンプ場】 ⇒ 弟子屈町 ⇒ 阿寒湖 ⇒ 足寄町 ⇒ 上士幌町 ⇒ 日勝峠 ⇒ 日高町 ⇒ 平取町
 ⇒ むかわ町 ⇒ 厚真町 ⇒ 苫小牧市 ⇒ 苫小牧フェリーターミナル/フェリー泊
 大洗フェリーターミナル ⇒ 水戸大洗IC ⇒ 戸田東IC ⇒ 自宅

 


暑い!

無理矢理ウインタージャケットを着込み、14:20 長老の庵出発。

18:30 大洗発のフェリーに乗るべく高速に乗る。 (今年はフェリーを予約をしたのだ)

17:00頃、大洗FTに着くが、既にバイクの乗船が始まっていた。

今年は原油高騰の影響で、フェリー代も通常 \18,850 ⇒ \21,800 と高い。

さあ、たいくつな 19時間30分の始まり。 いつもの通り酒飲んで寝るか〜。


支笏湖から洞爺湖方面へのR276を途中でR453伊達市方面へ左折。

北湯沢温泉を過ぎ、蟠渓という温泉集落を通る。

この付近に、無料露天風呂の 【オサル湯】 がある。

川沿いの露天風呂で、川が増水すると水没してしまうという風呂なのだが、

看板も何もない。 蟠渓温泉健康センターの裏にあるらしいのだが、

まったくわからなかった。(真剣に探していないせいもあるが・・・)

風呂は道路からは見えないらしく、脱衣所もないとのこと。

ちなみに 【オサル湯】 とは変な名前だが、

脇を流れる長流(おさる)川から来ている。

いつもは根室に【花咲ガニ】を買いに行くのだが、今年はちょっと趣向を変えて、離島(焼尻島、天売島)へ行ってみようと思う。

この2島は今まで行ったことがない。 はてさてどんな島やら楽しみだ。

走り方も今までの反時計回りではなく、時計回りに変更。

今までと違った発見があるかも・・・。


『オサル湯』を過ぎ、久保内集落から道道2号線を

登別温泉方面へ左折すると、【オロフレ峠】 がある。

展望台からの眺めは最高で羊蹄山、噴火湾、洞爺湖などが

連なる雄大な風景を一望できるスポットだ。

冬は雪と樹氷に覆われた真っ白な山肌が波打つ景色も見られ、

まさに北海道という景色に感動だ。 ・・・らしい。


登別温泉から道道350号線へ左折すると、【倶多楽湖】に出る。

温泉街の東に位置する倶多楽湖(くったらこ)は、周囲8km

ほぼ円形のカルデラ湖であり、大きな河川の流入出はなく、

道内屈指の透明度を誇る湖・・・。  らしい。

2006911日(月) 晴れ

苫小牧フェリーターミナル(R276) ⇒ 支笏湖(R453) ⇒ オロフレ峠(道道2) ⇒ 登別温泉(R36) ⇒ 室蘭市(R37、道道132
⇒ 洞爺湖(R230) ⇒ 長万部町(R5) ⇒ 八雲町(R5)  ⇒ 森町(R5、道道338) ⇒ 大沼公園/【東大沼野営場】 泊


【函館朝市】

函館駅前にバイクを停め、朝市を見に行く。

カニや魚介類が豊富に店先に並んでいる。

ちょうど昼時だったので、ドンブリ横町なるところに歩を進める。

ウニ丼、イクラ丼、海鮮丼等を売りにした店が軒を連ねている。

値段は飛び抜けて高くはないが、安くもないといったところ。

横町の中に1軒だけラーメン屋があった。

ラーメンと言えば、札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩が有名だが、

そのものズバリ『しお屋』という店で、興味がわき入ってみる。

食べてビックリ、うまい! こんなにうまい塩ラーメンは初めて食べた。

東京の塩ラーメンは、ただ塩っ辛いものが多いが、

まろやかな味のスープが非常においしかった。 完食!

 

200699日(土) 晴れ 

自宅 ⇒ 外環浦和IC(東京外環、常磐道) ⇒ 水戸大洗IC(一般道) ⇒ 大洗フェリーターミナル/商船三井フェリー船中泊

2006910日(日) 雨 北海道・苫小牧上陸 

苫小牧フェリーターミナル/【苫小牧フェリーターミナル】泊

2006912日(火) 晴れ

大沼公園/【東大沼野営場】(R5) ⇒ 森町(R278) ⇒ 鹿部町(R278) ⇒ 恵山町(道道231R278) ⇒ 函館市(R228
⇒ 木古内町(R228) ⇒ 知内町(R228) ⇒ 福島町(R228) ⇒ 松前町(R228) ⇒ 江差町(R229R227
⇒ 厚沢部町/【厚沢部レクの森】泊

 

支笏湖畔にある 【苔の洞門】。

早朝のため、まだ駐車場が開いておらず、門の脇から忍び込む。

駐車場から樹海の中を歩き出すと、『熊出没注意』の看板。

こんな道をたったひとりで歩くのは非常に恐い。

熊鈴を鳴らしながら歩くこと約20分、800m。 やっと 【苔の洞門】着。

昔は中まで入れたのだが、今は岩盤崩壊の危険があるらしく、

その入口で通行止め。 写真だけ撮ってまた寂しい道を引き返す。


ここは、支笏湖の南岸、樽前山の裾野にあり、

樽前山の噴火で流れ出した溶岩の割れ目が浸食されてできた渓谷で、

渓谷としての深さは最大で約10m、幅は広いところで約3m

長さは約400mとけっして大きなものではないが、

岩の表面には30種類以上の苔が密生しており、

まるで緑色のビロードに覆われているようです。  ・・・らしい。

 


船内のアナウンスでは、苫小牧地方の天気は ”曇り” とのこと。

天気予報では雨模様とのことだったが、よしよし。 予定通り 支笏湖 ⇒ 登別温泉 ⇒ 室蘭 ⇒ 洞爺湖でキャンプといこうか。


いよいよ苫小牧FT到着。 14:00

バイクは一番最後の下船。 一番船底のデッキから上がると、甲板が濡れている。 何かいやな予感。

上陸すると、やはり雨。 いやな予感的中。

私は北海道での雨の日は特例を除き走らないことにしている。 走ってもつまらないし、メリットがないからだ。

早々に苫小牧FTでの夜明かしを決める。 船の発着があるので、このフェリーターミナルは24時間開いているはずだ。

一緒に到着したバイクの連中は、雨の中走り去って行った。

カッパに着替えている人に話しかけたら、宿がとれたから走ると言うことだった。

今日の夜明かし組は私を含め全3名。

ウインタージャケットを羽織って寝たが、寒くて何回も目が覚めた。

外は雨が降ったりやんだりのようだ。


さあ、今日も夕暮れが近い。

函館まではまだ少しあるようだ。

地図で今夜の宿を探すと、ちょうど近くに国定公園の大沼公園があり、

ここに、【東大沼キャンプ場】がある。

途中のセイコーマートで食料と酒を買い込み、

今日はここでキャンプ。

月曜の晩だというのに、先客がたくさんいて賑やかだ。

キャンプ場に『マムシに注意』の看板あり。 やな感じ。


大沼公園から海沿いのR278を行くと、恵山(えさん)岬への

道があり、その行き止まりに、【水無海浜温泉】がある。

ここは海中から温泉が湧き出しており、干潮時のみ入浴でき、

満潮時には水没する海水の温泉である。

午前中は干潮で、ちょうど入り時のようだ。

昔はただ石の湯船があるだけだったが、今は公園になっており、

駐車場やきれいな脱衣所も完備されていた。

ただし、シャワーまではない。

入ろうか迷ったが、結局入浴しなかった。


【厚沢部レクの森】/厚沢部(あっさぶ)町  無料

キャンパーはひとりもおらず、本日貸し切り。

ただ、すぐとなりが民家なのと、

常夜灯が明るくひとりでも心強い。

近くにセイコーマートと『道の駅・厚沢部』あり。


場所がわからなかったので、道の駅で聞いてたどり着く。

ここも初めて泊まったが、結構良いキャンプ場だ。


国定公園内のキャンプ場にしては、マナーにうるさくなく、

管理人もいない。

ロケーションも良い。

初めて泊まったが、また利用しようかな。


【積丹岬キャンプ場】/積丹岬  有料 \820  だけど管理人不在で無料。

テントの区画が割り振られたキャンプ場で、見るからに有料。

でも、管理棟閉まってるし、キャンパー誰もいないし

ただで泊まっちゃえ。

場所は積丹岬駐車場のすぐ下。


朝一で積丹岬を見に行く。

アップダウンがきつく、けっこう歩かされた。

朝から疲れてしまった。


【瀬棚フェリーターミナル】

 奥尻島へのフェリーが2便/日。

 結構クルマを置いて、人だけ渡るケースが多いようだ。

 普段は閑散としている。

 


ちょうど12:00

このフェリーターミナルの2Fは食堂になっていて、

去年も食べた『イクラ丼』、\1,200を食す。安い。

イクラが新鮮で、もうプチプチ口の中ではじける〜っ!

これは絶対にオススメっ!


今日は積丹岬あたりでキャンプしようかな。


岬の食堂でブランチ。

『ウニ丼』を注文するが、『ウニ丼』は8月末で終わりだそうな。

しかたなく、『海鮮丼』を注文。 \1,200なり

けっこううまかった。 満足。

2006915日(金) 晴れ

初山別村/【みさき台公園キャンプ場】(R232) ⇒ 羽幌町(羽幌沿海フェリー) ⇒ 焼尻島/【白浜キャンプ場】泊


【みさき台公園キャンプ場】/初山別村

7/10・8/20 有料 \500  それ以外の季節は無料。

  今日の同宿者は夫婦者のライダーとカナダ人のチャリダー。

  三重ナンバーの軽ワゴンのオッチャン。

  あとはバンガローにライダー2名と賑やか。


JR小樽駅】

小樽の街は去年観て回ったので、今年は

函館本線・小樽駅でパチリ。

街が大きいだけあって、駅前も賑やか。

ちょうど札幌行きの急行バスが発車したところだった。


相変わらずロケーション抜群。

オートキャンプ場も併設されている。

 

さあ、今日は焼尻(やぎしり)島に渡る日だ。

『天売島』に沈む夕陽


【焼尻港】

今日はバイクを焼尻港に置いて

単身 『天売(てうり)島』 へ渡る。

 

2006916日(土) 晴れ

 焼尻島/【白浜キャンプ場】(道道255866) ⇒ 天売島(道道548) ⇒ 焼尻島/【白浜キャンプ場】泊


9:40発 『天売島』行き始発フェリーに乗る。

所用時間は20分くらいか。

人間のみの運賃は、焼尻〜天売 \700 なり。


【赤岩展望台付近】

かなり急な登りの連続でギブアップ寸前。

『サイクロン号』を降りて押して歩く。

この灯台付近は地面に沢山の穴が開いている。

海鳥・ウトウの巣だ。

ウトウは夕方にならないと戻ってこないので、

姿を見ることはできなかった。


【天売島】

天売(てうり)島へは単身で渡ったので、

島内散策用にレンタサイクルを借りる。

半日 \1,000 なり。

私はこのレンタサイクルを 『サイクロン号』 と名付けた。

『サイクロン号』は前3段、後6段の18段変速だが、

前の変速ワイヤが切れていて、実質6段変速。

(狭い島なので、チャリンコ屋ないのかも・・・)

島のアップダウンには、ちとキツいか。

2006917日(日) 晴れ

焼尻島/【白浜キャンプ場】(道道255、羽幌沿海フェリー) ⇒ 羽幌町(R232) ⇒ 天塩町(道道106) ⇒ 抜海(道道106254) 
⇒ 野寒布岬(道道254) ⇒ 稚内市(R238) ⇒ 宗谷岬(R238) ⇒ 猿払村(R238) ⇒ 浜頓別町(R238
⇒ 枝幸町/【はまなす交流広場】泊


登別温泉から室蘭市内へ。

久し振りに 【地球岬】 に寄ってみた。

ここは、「北海道の自然100選」で1位に選ばれた

「地球が丸く見える」岬だ。

その名の通りロケーションは抜群に良い。

【地球岬】からの眺め。 このユニークな名前は、「地球の丸さを実感できる」ことから来ている・・・ らしい。


室蘭から 【洞爺湖】 へ。

初日はここでキャンプの予定だったが、今日はまだ午前中。

軽く湖を半周して、函館方面へ進む。

 


JR余市駅】

函館本線・余市駅で一休み。

『道の駅・スペースアップルよいち』 や

『ニッカウヰスキー』 が近い。

2006913日(水) 晴れ

厚沢部町/【厚沢部レクの森】(R227R229) ⇒ 乙部町(R229) ⇒ 熊石町(R229) ⇒ 瀬棚町(R229) ⇒ 寿都町(R229
⇒ 島牧町(R229) ⇒ 岩内町(R229、道道913) ⇒ 積丹岬/【積丹岬キャンプ場】泊


島の数少ない食堂、【炭火海鮮・番屋】で昼食。 けっこう混んでいる。

安い『ウニ丼』 \1,500 が食べたかったが、ここもウニ丼は8月末で終了。

しゃぁない、『海鮮丼』 \1,500 で我慢しよう。

ちくしょう どこかで必ず『ウニ丼』食べるぞ!


さあ、『サイクロン号』を返して、14:45発の最終フェリーで焼尻島へ戻ろう。

天売島での滞在時間は、約4時間30分ってところか。

周囲12kmの島では食事をして、チャリでちょうど良い時間だ。

しかし、焼尻島と天売島は地形的に非常に良く似ていると感じた。


【白浜キャンプ場】/焼尻島  無料

それ程広くないが、海の見えるロケーション抜群のキャンプ場。

海は見えないが、この下にもサイトがある。

今日はチャリダー1名、外人のトホダー2名と賑やか。

この島は島民400名程。食料品店兼酒屋も2軒。

娯楽店舗の類は全くない。

が、島民は皆親切で、バイクやチャリですれ違うと

大人も子供も皆挨拶をしてくれる。


【はまなす交流広場】/枝幸町  無料

ここは毎年来る。

だってサイトのAC電源が無料だから。

(携帯とデジカメの充電ね)

今年もオートキャンプ用の区画をひとつゲットできた。

周りは相変わらず秋アジ(鮭、鱒)釣りの人達が

キャンピングカーで生活している。

聞けば、8月から10月まで長期滞在するそうな。


【野寒布岬】/稚内市

道道106号線と別れて道道254を行くと

野寒布(ノシャップ)岬に着く。

寒流水族館があるが、去年入ったのでパス。

ここで昼食を食べるのだ。


【道道106号 オロロンライン】

羽幌から手塩を過ぎると、道道106号線の始まり。

どこまでも続く長い道が魅力。

最高に北海道を実感できる場所だ。


【ウニ丼】

野寒布岬にある土産物店の2Fにある

『海鮮レストラン・シピリカ』にて食す。

やっと出会えたって感じ。

お値段 \2,000なり。

いやあ満足満足。


【宗谷岬】

今年もやって来ました。

日本最北端の【宗谷岬】

日曜日ということもあってか、岬は賑やか。

土産物屋での今年の流行は、PUMAならぬKUMAとか、

ADIDASならぬAZIDASとからしい。



今日は枝幸町の 【はまなす交流広場】でキャンプぢゃ。

【サロマ湖竜宮台】 右に『サロマ湖』、左に『オホーツク海』

2006914日(木) 晴れ

積丹岬/【積丹岬キャンプ場】(道道913R229) ⇒ 余市町(R5) ⇒ 小樽市(R5R337) ⇒ 石狩市(R231) ⇒ 浜益村(R231) 
⇒ 増毛町(R231) ⇒ 留萌市(R232) ⇒ 小平町(R232) ⇒ 苫前町(R232) ⇒ 羽幌町(R232
⇒ 初山別村/【みさき台公園キャンプ場】泊


このキャンプ場は島で唯一の海水浴場がある。

上のテントサイトから下のトイレ(左)、脱衣所(右)が見える。

海上には天売島が見え、夜は明かりがきれい。

また、羽幌の街の明かりもきれいに見える。


さあ、11:10発羽幌行きの一番フェリーで、羽幌へ戻ろう。

【藻琴山】付近からの【屈斜路湖】

火山活動によってできた盆地に水が溜まってできた「カルデラ湖」です。

屈斜路湖は、カルデラ湖としては日本最大の面積を誇ります。

湖周辺で続く火山活動はいまも、植物や動物たちに大きな影響を与えています。  ・・・らしい。

2006921日(木) 晴れ

大洗フェリーターミナル(R51 ⇒ 水戸大洗IC(北関東自動車道、常磐道、東京外環) ⇒ 戸田東IC(一般道) ⇒ 自宅


【焼尻港】

羽幌からフェリーで約1時間。 焼尻(やぎしり)島着。

どうも、フェリーでのバイクの輸送は予約がいるらしいが、

空いているため予約なしで難なくクリア。

近距離のわりにバイクをガッチリ固定するので、不思議に

思っていたら、まあ、フェリーが小さいためか揺れるのなんの。

このフェリーは観光と生活を兼ねたフェリーらしく、

けっこう客で混んでいる。 島民の利用者が多いようだ。

この季節は2便/日と少ない。

羽幌〜焼尻 \1,530  バイク \3,370


函館で昼食を済ませ、さらに南下。

木古内町を過ぎると、知内町に入る。

ここに 【道の駅・知内】 がある。

知内町は知る人ぞ知る『北島サブちゃん』の出身地だ。

 


ここを更に南下すると、福島町に 『道の駅・横綱の里ふくしま』 がある。

福島町は、名横綱・ウルフ千代ノ富士の出身地である。

 

地図を見て、今日は厚沢部(あっさぶ)町の【厚沢部レクの森】に

初めてテントを張る。


島の最高点、海抜184.5m付近。

隣の焼尻島が見える。

しかし、海抜3m付近の港から、チャリでよくここまで登ったものだ。

【能取(のとろ)湖】 赤く見えるのは『サンゴ草』


今日のキャンプ地。 お気に入りの【多和平】。

左の写真は展望台から釧路方面を撮ったもの。

何しろ360°どこを見渡しても牧場と地平線なのだから、恐れ入る。


ラジオによると、明日は『台風13号』が北海道に接近するらしい。

今夜はかなり雨が降るとの情報あり。

まあ、テントでもなんとかなるだろう。

明日は苫小牧から帰りのフェリーを予約してある。

雨が弱いようなら苫小牧まで走ってフェリーで帰ろう。

そうこうしている内に17:00過ぎから雨が降り出した。


18日(月)の夕方から降り出した雨が今日も降っている。

雨足はそれほど強くないが、それでもけっこうな降りである。風も強い。

完全に走る気をなくし、今夜の苫小牧からのフェリーをキャンセルすることにする。

予約の変更をするべくフェリー会社にTELするが、変更はインターネットでやって下さいとのこと。

フェリーは一旦予約すると、乗っても乗らなくても定額の料金を取られるんだそうだ。(まあ電車の予約もそうだけど・・・)

携帯電話の電池がもうエンプティでヤバいので、インターネットなんか出来ない。

しかたなくそのTELにて予約をキャンセル。 キャンセル料として定額の30% \6,000も取られた。

夕方になると、雨足が弱まってきた。 一番近い磯分内のセイコーマートに買い出しに行く。

道の駅は、JR津軽海峡線の知内駅に併設されている。


【東大沼キャンプ場】/七飯町  無料

サイトは結構広い。というか縦に長いようだ。

近くに食料品店があるが、置いてあるものは

カップラーメンや乾物の類とビールぐらい。

2006918日(月) 晴れのち曇りのち雨

 枝幸町/【はまなす交流広場】(R238) ⇒ 雄武町(R238) ⇒ 興部町(R238) ⇒ 紋別市(R238) ⇒ 湧別町(道道656
 ⇒ 佐呂間町(R238) ⇒ 常呂町(R238) ⇒ 網走市(R244) ⇒ 東藻琴村(道道102) ⇒ 川湯温泉(R391
 ⇒ 弟子屈町/【多和平キャンプ場】泊

2006919日(火) 風雨強し(台風13号)

弟子屈町/【多和平キャンプ場】(道道1040) ⇒ 磯分内(道道1040) ⇒ 弟子屈町/【多和平キャンプ場】泊

2006920日(水) 曇りのち晴れ

【多和平キャンプ場】(道道1040R391) ⇒ 弟子屈町(R241) ⇒ 阿寒湖(R241) ⇒ 足寄町(R274) ⇒ 上士幌町(R274
⇒ 日勝峠(R274) ⇒ 日高町(R237) ⇒ 平取町(道道5974) ⇒ むかわ町(R235) ⇒ 苫小牧市(道道259
⇒ 苫小牧フェリーターミナル/商船三井フェリー泊


網走から道道102号線で『藻琴山』を過ぎると【川湯温泉】にでる。

右の写真はJR釧網本線【川湯温泉駅】

駅舎の右側に無料の『あし湯』がある。

大沼に沈む夕陽 〜東大沼キャンプ場にて〜
晴天の支笏湖畔。 R453沿いで樽前山をバックに撮影。
バイク運送料 \11,300.-  2等寝台 \9,450.-


フェリーターミナルで夜明かしをしたかいがあって、今日は晴天。

早速予定通り【支笏湖】へ向かう。

【支笏湖】は、周囲40km、最大深度360m、平均水深256m

秋田県の田沢湖に次ぐ、わが国で2番目の深度を誇る湖である。

・・・らしい。

【苔の洞門】
オロフレ峠からの眺め
洞爺湖の眺め。遠く駒ヶ岳が見える。
【水無海浜温泉】の湯船。 水着の先客がいた。
函館朝市の風景。
積丹岬 『島武意海岸』。
この積丹ブルーは日本の渚100選とのこと。
岬の展望台からの眺め。


JR留萌駅】

留萌本線・留萌(るもい)駅で休憩。

駅は国道から少し離れていて、わかりにくい。

街はそれほど大きくない。


さあ、今日の宿泊はお気に入りの

『みさき台公園キャンプ場』/初山別村へ。

時間に少し余裕があったので、遠別まで行き

買い出しをして夕方のちょうど良い時間に着いた。

『岬の湯』 \500 で入浴し、冷えたビールを買って戻る。

 

焼尻港にて。 羽幌から焼尻を出て天売島に向かうフェリー
森と花の島、【焼尻島】。 島の高台からの風景。
島では綿羊が行われている。キタキツネや鹿はいないみたい。


港の近くの食料品店で買い出しを済ませ、

今日は島で唯一のキャンプ場、

『白浜キャンプ場』に泊まる。

今日もキャンパーは自分ひとり。 チョット心細い。

常夜灯もない真っ暗なキャンプ場で一夜を過ごす。

かすかに波の音が聞こえる。

でも何か快適。

島は市街地を抜けると激しいアップダウンの連続。
【千鳥ヶ浦】 このあたりも海鳥の繁殖地になっている。
海鳥の島、【天売島】。 海鳥は昼間は海上で生活し、夕方巣に戻る。


羽幌からは宗谷岬を目指して北上する。

景気づけに北海道での元気印、【カツゲン】を飲む。

北海道限定発売の乳酸飲料で、ヤクルトよりも酸味が少ない。

(もちろんヤクルトも売っています)

今日は羽幌のセイコーマートで購入。  \74 なり。

海鮮丼で昼食。
バイクは一番底のF甲板へ。


定刻14:00 大洗FT着。 たいした揺れもなく、天気も良好で、順調な航海だったようだ。

大洗から北関東自動車道を利用し、常磐道友部SAでおそい昼食、三郷から東京外環で、17:30 長老の庵 着。

途中、バイクの燃料系に不調を来すが、今年もなんとか無事にめでたしめでたしぢゃ!

 


【多和平キャンプ場】/弟子屈町  有料 \360 + ゴミ袋 \120

風雨に良く耐えたなと思いつつ、テントを撤収すると、

アルミ製のポールに曲がりが入っていた。 ちょっとショック。

昨日のフェリーをキャンセルしたことで、『もういつ帰ってもいいや』との

放浪癖がわいてきた。

が、やはりケジメをつけないといけないとの正義感が芽生え

今日は苫小牧まで走ろうと決心する。

いつもと同じ、9:00出発。

まだ少し小雨の残る多和平を後にする。


JR釧網本線・摩周駅】

 弟子屈駅より駅名変更してどれくらいになるか。

 ここは摩周湖への玄関口となっているが、駅前は閑散としていた。


【阿寒湖】

特別天然記念物のマリモや、

ここが日本国内での原産湖となっている、

ベニザケの湖沼陸封型であるサケ科の魚・ヒメマスなどが

生息することで有名。  ・・・らしい。


【道の駅・あしょろ銀河ホール21

ここは 『北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線・足寄駅』に

併設された道の駅だったが、

ふるさと銀河線廃止と共に、2006421日に廃駅となった。

今は線路のみが寂しく残っている。

(道の駅は営業中)


※足寄では有名なライダーハウス『大阪屋食堂』さんが

このたび国道拡張に伴い移転になりました。


【日勝峠】

標高760.5m、道央と十勝方面を結ぶ国道274号にある展望のいい峠。

展望台からは眼下に広大な十勝平野を、

遠くに大雪や阿寒の山々を眺望する。

土産物やドライブインもあり、

道央方面から十勝へ向かう人にとって

ロングドライブの後の休憩スポットとなっている。 ・・・らしい。

大型トラックが峠を登れず、渋滞の名所にもなっているよ。


苫小牧港には以外と早く、16:30着。

18:45発の大洗行き夕方便にちょうど間に合った。

台風の中、キャンプしたのは、私ともうひとりのライダーのみ。
【日勝峠】からは十勝平野を一望。
廃線となった【足寄駅】
近くで観ると結構きれいな【阿寒湖】
メルヘンチックな【摩周駅】
【多和平】からの地平線。
【川湯温泉駅】 駅舎は古いが結構賑わっている。
【はまなす交流広場】。 道の駅『マリーンアイランド岡島』の裏手にある。
真冬でもライダーで賑わう【宗谷岬】
【倶多楽湖】 ボート遊びもできる。
 HOMETouring > 離島へ行ってみよう3!(焼尻・天売島編)
大沼から駒ヶ岳を望む。
焼尻港を定刻に離岸。
HOMETouring > 離島へ行ってみよう3!(焼尻・天売島編)
バイク、ツーリング、北海道、道東、道央、道北、道南、支笏湖、苔の洞門、オロフレ峠、登別温泉、地球岬、洞爺湖、
大沼公園、積丹岬、みさき台公園、羽幌、焼尻島、天売島、野寒布岬、宗谷岬、宗谷丘陵、多和平、阿寒湖、日勝峠