【 富山湾でホタルイカを捕獲せよ! 】
JR只見駅で再度の休息。只見線は6月に金山町川口で、ずり落ちた橋げたの一部に
列車が衝突した事故があったばかりだが、なんとか復旧したようだ。
16:20発、小出行き列車が入ってきた。
”長老”の大好きな風景だ。
【田子倉ダム:田子倉湖】で一休み。R252、田子倉湖付近はスノーシェルターとコーナーの連続。
いい加減カーブを曲がるのがいやになってくる程だ。
先ほど越中境PAで”殺陣や”と打ち合わせた結果は、今日はもうすぐ夕方なので、富山まで行ってビジネスホテル泊。
夜は街へ飲みに行こうということになった。
富山駅の観光案内所でホテル『のぼるや』を紹介してもらう。駅から少し離れているせいか、素泊まり5,250円也。
きのうのオートキャンプ場とほぼ同一料金だ。
シャワーを浴びてからふたりで街へ繰り出す。が、郷土料理の店がなかなかない。 結局全国チェーンの『魚民』へ・・・
8月7日(日)〜8日(月)の NKRM ツー解散後の続編です。
NKRM ツーについては、『喜多方ラーメン お味はいかが?』 を参照下さい。
小出からR17へ。 まだ午前中だが”殺陣や”のたっての希望で、温泉が併設されている道の駅・『ちぢみの里おぢや』でフロに入って
行くことにする。入浴料900円也。 ちと高いな〜と思いながらも入浴を申し込む。 が、フェイスタオル、バスタオル、バスローブが付いてきた。
フロから上がるとちょうど12:00。 バスローブのままお座敷食堂へ直行する。
”長老”こと私は生ビールが飲みたくてしょうがない。 が、運転があるので、ぐっと我慢の子であった。 天ざる1,200円也を食す。
小千谷からはR291で日本海側の柏崎市へ。 R8に出て、道の駅・『米山』で休息。ここでタイヤをチェック。数値はわからないが、こころなしエアが減っている。 やはりわからない程度に少しずつエア漏れしているようだ。
R8は景色もイマイチでつまらないので、米山からは北陸道を利用する。名立谷浜SAを過ぎるとGSのあるSAがぜんぜんない。 越中境PAで休憩の時点でバイクの燃料計は既にエンプティが点滅している。
しかたがないので、朝日ICで高速を降り給油する。 あと1リッターでカラッポというところだった。 ここで、きちんと空気圧を測る。
朝、バイク屋で規定の290kPaにしてもらったのだが、100kPaしかない。 しかしよくこんな空気圧で高速走ってきたなぁ。
後ろを走っていた”殺陣や”いわく、 『”長老”のリヤタイヤは四角くてクルマのタイヤみたいだったよ』 だってさ。
何が原因かはわからないが、やはり少しずつ確実にエア漏れしている。 GSでエアを補充し、再度北陸道・朝日ICへ。
しかし、旅先でタイヤがこんな状態だとこの先不安だなぁ。
日程
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2005年
8 月
8日(月)〜10日(水)
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行程
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喜多方市(R459、県道43) ⇒ 会津坂下(R252) ⇒ 只見(R252) ⇒ 田子倉湖(R252、県道70、501) ⇒ 広神村(戸隠神社公園)/泊 |
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広神村/戸隠神社公園(県道501、70、R17) ⇒ 小千谷市(R291) ⇒ 柏崎市(R8) ⇒ 米山IC(北陸道) ⇒ 富山IC(R41) ⇒ 富山市内/泊 |
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富山市内(R41) ⇒ 神岡町(R471) ⇒ 安房トンネル(R158) ⇒ 松本IC(長野道) ⇒ 諏訪SA(中央道) ⇒ 双葉SA(中央道) ⇒ 談合坂SA(中央道) ⇒ 八王子IC(一般道) ⇒ 長老の庵(自宅) |
喜多方でラーメンを食べた後、”殺陣や”とふたりで走り出す。”殺陣や”は新車 【TDM】 のデビュー戦である。
目的地は、取り敢えず『北陸』方面。
喜多方 ⇒ 会津坂下 ⇒ 小出 ⇒ 小千谷 ⇒ 柏崎 ⇒ 富山
というコースをとることにする。
途中、道の駅・『会津柳津』で休息。 なかなか落ち着いた和風の雰囲気漂う建物の中でソフトクリームを食べる。
ふむふむ、けっこううまい。 が、直後にのどが渇いてまいった。
さあ、時刻も17:00を過ぎ、そろそろキャンプ場の心配をしなくてはならない。明るいうちに新潟の小出までたどり着けそうもないので、その途中の 『キャンピングパーク神湯温泉』 へ寄ってみる。
ここは立ち寄り温泉が併設され、いい感じのキャンプ場だ。 管理棟へ行くと、申し込みは17:00までと書いてあり、閉まっている。
近くで掃除をしていた温泉の職員らしき女の子に聞くと、
『17:00以降は温泉の受付で申し込んでください』 とのこと。 さっそく申し込みに行くと、
『ここはオートキャンプのみで、5,000円/1人です。』
と言われた。バイクでも車と同一料金とのこと。(フリーサイトがなく、区画整理されたオートキャンプサイトしかないのだ)
『う〜ん。テント張るだけで5,000円払うなら食事とふとん付きの民宿の方が良いなぁ。』
ということで、ここはキャンセル。 バイクに戻り、”殺陣や”とふたりで行き先を検討していると、さっきの職員の女の子が
『この先の戸隠神社の近くに公園があって、そこでキャンプができますよ。』 と教えてくれた。 食料品店も近くにあるらしい。
道を教えてもらい、さっそく行ってみると、水場やトイレがあり、それなりにりっぱなキャンプ場である。
ここは正式には公園なので、地図にキャンプ場のマークはなく、地元の人しか知らない場所のようだ。 もちろん無料である。
既に18:30なので先に買い出しに行く。 教えてもらった食料品店は定休日であったが、10分くらい走ると、大きなスーパーがあった。ラッキー!
公園に戻り、テントを張り終えると20:00になっていた。 もう真っ暗。 さっそく食事開始。
が、21:00を過ぎたころに、公園の常夜灯がすべて消えてしまった。 『ありゃ〜。こりゃ真っ暗けっけだべ〜』。
明かりは自分たちのライトだけ。まーなんとかなったのだが、そのライトに大量の虫が寄ってくる。
小さな虫ならまだ我慢するが、大きな蛾やカミキリ虫まで飛んでくる。こりゃたまらん!
早々に食事(実は酒飲み!)を切り上げ寝る。
夜中(3:00頃)に目が覚める。真っ暗の中、風に乗ってかすかに男の人の話し声が聞こえてくる。 空耳? それとも・・・
朝7:00に起きたら雨が降っている。 ホテル泊は正解だったようだ。天気予報では富山は午前中は雨、新潟は1日中雨。
長野・関東は曇りらしい。 出発を遅らせ9:30にする。
すると9:00過ぎから雨がやみ、晴れ間が見えてきた。
なんとか天気は持ちそうだ。
タイヤを見ると案の定ペコペコにエアが抜けている。
昨日捜しておいたホテル近くのGSへエアを入れに行く。
エアを入れるときに、たまたまバルブの部分を曲げたら、
リムとバルブの隙間からエアが漏れてきた。
朝出発すると、どうもバイクの挙動がおかしい。リヤタイヤをさわるとスカスカ。パンクである。
幸い2km程先にバイク屋があったので、持ち込む。
入念に調べてもらうが、何も刺さっていないし、
どこからも空気は漏れていないという。
取り敢えず中のバルブコアを交換して、様子を見ることにし、出発。
う〜ん。なんか大丈夫みたいだなぁ。しばらく走ってみよう。
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原因はどうもバルブ本体のゴム部にあるようだ。エアの漏れ方が微妙なため、バイク屋では気づかなかったのだろう。
やっと原因がわかったが、旅先では根本的な修理が出来ないので、
不安であることには変わりない。
今日は”殺陣や”が帰る日だ。”長老”こと私はこのまま能登をまわろうと思っていたが、
タイヤの調子が悪いので、一緒に帰ることにする。
エアを補充しながら、だましだまし走ればなんとかもつだろう。
”殺陣や”は神奈川、”長老”は埼玉へ帰るが、ホテルのオヤジさんの話だと、関東方面へは
富山 ⇒ 北陸道 ⇒ 長野道 ⇒ 中央道 とすべて高速で帰るより、
富山 ⇒ 飛騨 ⇒ 安房峠 ⇒ 松本 ⇒ 中央道 の方が早いという。
まあ、どれくらい早いかわからないが、天気も回復傾向にあるし、
結局、安房峠経由の一般道を走り、松本から中央道で帰ることにする。
富山からR41を南下。道の駅・『細入』 で休憩。 ここで、飛騨牛トマトカレーなるものを食べる。
トマトの酸味が結構カレーに合っている。うまかった。
途中、神岡町のGSでガス+エアを補充し、R471で安房峠を目指す。ここでのエア補充は正解。R471はカーブの連続だ。
安房トンネル入り口でトイレ休憩後、R158で松本へ。途中の沢渡付近では満員の観光客を乗せた『上高地』行きのバスと
何台もすれ違う。さすが夏休みだ。
松本から中央道へ。 諏訪SAでガス+エア補充+食事。どうもしばらく止めておいて、タイヤが冷えるとエア抜けが大きいらしい。
双葉SAで休息+タイヤチェック後、談合坂SAで再度エア補給。
GSが混んでいて、エア補給にけっこう時間がかかった。
待たせても悪いので、”殺陣や”とはここで別れ、先に行ってもらう。
エアチェッカーの口金の接続が難しく時間がかかったが、無事終了。
八王子ICから、”長老の庵”に着くころには21:00になっていた。