【 日本水(やまとみず)は遠かった。 】
ほどなく【刈場坂峠】着。しかし、”かろやん”ののんびり走りは初めてみたが、徹底してすごい!
原チャリのスクーターでのんびり走っている感じ。
時速30km。カーブでは更にスピードが落ちる。
渋滞をすり抜けている時とスピードが変わらないのだ。
う〜ん。上り坂ということもあって、”長老”はこのスピードでは
ローとセカンドしか使えない。
もう”長老”のエンジンはチンチン。水温104度。ファンが回りっぱなしだ。
R299 【正丸トンネル】手前の信号を右折。
やっと渋滞から解放され、一休み。
ここからは1.5車線程度のクネクネ山道。
【奥武蔵グリーンライン】の【刈場坂峠】を目指す。
JR川越線・【西川越駅】 10:00集合。自宅から川越市までの県道はそこそこの混み具合。
が、川越市から埼玉県道15号線に入ったとたんに大渋滞が始まる。
ゴールデンウイークを感じる瞬間だ。
すり抜けを繰り返し、なんとか9:58 【西川越駅】着。
さすが時間に正確な”長老”だ。
”かろやん”もほんの少し前に着いたらしく、既にバイクが置いてあった。
さあ、秩父に向けて出発。
しかし、秩父に近づくにつれ渋滞はひどくなるばかり。
R299に入っても渋滞は変わらず、常にすり抜けの連続となる。
しかし、R299の秩父方面が完全渋滞しているのは初めて見た。
ゴールデンウイークまっただ中。”長老”は旧友”かろやん”と秩父へツーリングに出かけた。
秩父大好き、森林浴大好き、のんびり走りの”かろやん”のツーリングに便乗した感じの”長老”
さてさて、うまくいきますことやらチョイ不安も・・・。
【秩父高原牧場】は家族連れで賑わっている。花もきれいに咲き、山々の眺めも抜群だ。
昼飯を食ったら、さあ、【日本水】(やまとみず)。”かろやん”の案内で【釜伏峠】にバイクをとめ、【釜山神社】の境内を抜け
徒歩で【日本水】を目指す。
二人の手にはしっかりペットボトルが握られている。
【大野峠】、【白石峠】、【定峰峠】を越え、【秩父高原牧場】で昼食。
”かろやん”は山菜そば、”長老”はざるそばを食す。
バーベキューは1600円だって。
なんで、自分で焼いて食べてそんなに高いの?
日程
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2005年05月03日(火) 日帰りツー
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天候
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晴れ
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行程
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西川越駅集合 ⇒ 正丸トンネル ⇒ 刈場坂峠 ⇒ 大野峠 ⇒ 白石峠 ⇒ 定峰峠 ⇒ 秩父高原牧場 ⇒ 二本木峠 ⇒ 釜伏峠 ⇒ 釜山神社 ⇒ 日本水 ⇒ 釜山神社 ⇒ 釜伏峠 ⇒ 二本木峠 ⇒ 秩父高原牧場 ⇒ 道の駅『おがわまち』 ⇒ 川越市解散 |
2005年05月03日(火) 晴れ
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【刈場坂峠】は、ドライバー、ライダー、チャリダー、ハイカーで
結構な賑わい。
天気も良く、眺めも良く、絶好の休息場所だ。
バイクのとめてある釜伏峠までは、また山越え。まあ、これもツーの楽しみのひとつと思えばなんとかね・・・・。
帰りは”長老”が先頭。寄居方面へ出るはずが、道を間違えて
小川町へ出てしもうた。
ごめんね。でも近道だからいいじゃん。
Photo by ”かろやん”
写真では良くわからないが、かなりの急勾配。写真右の鎖を頼りに登って行く。
急坂を一山越えたあたりで【日本水】の道標。
が、【日本水水源】のチョイ手前で通行止め。なんでも崩落の危険があるらしい。
どんなところでも、山では遭難の可能性がある。
でも。急な鎖場を登って下ってやっとたどり着いたところで、
あと40m平坦な道を進めば水源にたどり着けるのだ。
”かろやん”は引き返そうと言うが、”長老”は危険を承知でロープをくぐる。どうしても危険だったらその場所で判断して引き返せば良いのだ。
もう、あんな鎖場を戻るのはイヤだし、道標によると水源の向こうには
歩きやすそうな道がある感じなのだ。
が、進んでみると、何のことはない落石や崩落の跡も何もなく、
スムーズに【日本水水源】に到着。
水源で水を汲んだ後も”かろやん”は、まだ早く引き返そうと繰り返す。
ここまで来たら先へ進もうよ。楽な道がありそうじゃない?
水源の水は、飲んで見ると、うまいと言うより生水の味がする。本当に【日本名水百選】なのかなぁ?
水源からは、急峻な鎖場もなく、森林のなだらかな道を行く。道幅も広く、アップダウンも少ない。
何で最初からこの道を来なかったの?
引き返そうと繰り返し言っていた”かろやん”も
この森林に大はしゃぎ。
喜ぶったらありゃしない。
森林を過ぎると一般の車道。しばらく歩くと【釜山神社】への道標。
歩きやすいなだらかな車道からまた山道へ。
やれやれ、また急な階段じゃ。