67MKRM結果報告

タヌキのお宿 】


1年の締めの幹事はやっぱり ”オカピ”。 
秘湯探しはすでに達人の域に達している。

と言っても、毎日遅くまで仕事をしながらの温泉探しはかなり面倒なようで、

『いいとこなかったら、前に行った嵯峨塩鉱泉にする〜』

とか言い出す始末。

『え〜っ!またかよ〜』 とか思いつつも、

『まあ、しゃ〜ないか』 ってな感じで、全員がいいかげんなMKRM

『呼ばれたから行く〜』 ってことで、完全に幹事の ”オカピ” まかせで誰も何もしないのでありました。


”オカピ” から最終的に 『場所が決まった!』 と、連絡があったのが、10月末。

場所は、群馬県 水上温泉(湯ノ小屋温泉) タヌキのお宿 洞元荘。

HPで場所と宿の雰囲気を確認する。

『え〜っ! 混浴露天風呂に、夜は餌付けに成功した野生のタヌキが見られるって〜』

出発まで10日くらいしかないし、紅葉真っ盛りの観光シーズンに、よくこんなとこ取れたものだ。 それも二部屋。

 


沼田の手前にさしかかると、【棚下不動の滝】という大看板が見えた。

滝が大好きな”長老”。 ここに寄り道しない手はない。

鳥居をくぐり、急な坂道を上がって行く。

離合のできない完全1車線なので、対向車が来たらアウトである。

帰りに気がついたのだが、本当は大看板の左手に駐車場があったようだ。

ってことはクルマで上がっちゃいけなかったってことね。

それに気付かず、クルマで上まで坂を上がってしまいました。

ども、すみません。

1車線の坂を上りきったところには、不動堂があり、手水場、休息所、公衆トイレがある。

不動堂の脇には長い石の階段があり、『滝はこちら』の看板があるのだが、

なんかけっこう長いぞ! う〜ん、まぁ、せっかく来たんだから行ってみるか。


 毎年恒例になった年末の温泉ツーに、今年も行って来ました。 最後の最後まで行き先が決まらなかったのですが、

 幹事の”オカピ”が良い感じの宿をしっかり予約しておりました。

途中、【棚下不動滝】に寄っていく。

 

昨夜は外へ出るのが面倒で、内湯に入ったので、

今朝は”殺陣や”と一緒に露天に行ってみる。

途中でなんかい〜感じの女の子二人組とすれ違う。

『もしかして、あのふたり露天に入ってたのかな〜。 ゲロゲロ〜』

期待に胸を膨らませてお風呂へ。

『おっ入ってる入ってる〜ぅ』

と思ったら、

『な〜んだ!”漏り屋”ぢゃね〜か〜っ!』

こいついつの間に風呂に来たんだ?

まあしかし、紅葉を見ながらの露天風呂も良いですな〜。

湯加減もちょうど良い。

気持ちよく風呂につかっていると、ありゃりゃ?

『ここ、駐車場から丸見えやんけ』

これじゃ女性が入ってこない訳だ。

しかし、そんなことは関係ないとばかりに”漏り屋”は風呂場で居眠りをはじめた。

風呂の脇に平らな石を見つけて、仰向けになってチンチン丸出しで寝ている。

『お〜い!息子が風邪ひくぞ〜!』

でも気持ちよさそうに寝てるので、起こすのかわいそうだな。

まぁいいや、ほっとけ。

朝食はこんな感じ。  結構豪勢なんだけど、
『温泉タマゴ』、『焼き海苔』、『納豆』 があれば私としてはBESTだね。
【棚下不動の滝・雄滝】
日程
2008 11 08日(土) 〜 09日(日)
     
行程
 自宅(一般道、関越道 ⇒ 赤城ICR17県道255 ⇒ 棚下不動の滝(県道61R291、県道63
 ⇒ 湯ノ小屋温泉/泊

 湯ノ小屋温泉県道63、一般道) ⇒ 矢木沢ダム(一般道、県道63 ⇒ 谷川岳・天神平(ロープウェイ)
 ⇒ 道の駅・水紀行館(R291) ⇒ 赤城IC(関越道) ⇒ 東松山IC(一般道) ⇒ 自宅

2008 1108日(土) 晴れ

自宅(一般道、関越道 ⇒ 赤城ICR17県道255 ⇒ 棚下不動の滝(県道61R291、県道63 ⇒ 湯ノ小屋温泉/泊

20081109日(日) 晴れ

湯ノ小屋温泉県道63一般道) ⇒ 矢木沢ダム(一般道、県道63 ⇒ 谷川岳・天神平(ロープウェイ) ⇒ 道の駅・水紀行館(R291
⇒ 赤城IC(関越道) ⇒ 川島IC(一般道) ⇒ 自宅


今回は温泉を予約ってことで、雨天決行。

『全員でどこかに集まってから行こう!』

という話があったが、”長老”こと私は

『ちょっと寄り道しながら行く〜』

ってことで、みんなとは完全別行動。 まぁ長いつきあいだからいいっしょ。

前夜に行動日程をたてる。 クルマにETCをつけたのだが、

どうもETC割引には結構いろいろ制限があるようで、

高速道路と一般道の使い分けが面倒だ。

(バイクが車検切れのため今回もクルマで参加ね)

関越道を利用するのだが、ETC休日昼間割引は100km以内の規定があるので、

最寄りの所沢ICから乗ると渋川伊香保ICまでしか割引が適用にならない。

結果として、昼過ぎに ”長老の庵” を出発。 一般道を少し走って、

圏央道の川島ICから関越道の赤城ICまでを利用することにした。


昼食がまだだったので、途中の寄居PA
ラーメン・カレーセットを食す。

食事中にふと顔を上げると、窓越しに ”HIU” がこっちを見てニヤついている。

『おいおい、オメーらこんなとこでなにやってんだ?』

浜松からバイクでくる ”漏り屋” をのぞく、今回の参加メンバー全員が

ここで揃ってしまった。

どうも私以外のメンバーは ”オカピ”のクルマに同乗してきたらしい。

『ぢゃぁ、こっから2台でつるんで行こうか?』

『俺、ちょっと寄り道して夕食に間に合うように行くよ』

思惑はすれ違い。

だって、せっかく来たのにあちこち見て歩かなくちゃつまんないよ。


ってな感じで、せっかく偶然に出逢うも

強行に現地集合を主張する”長老”なのでした。


寄居PAで取り敢えず解散。

自由の身になった”長老”は、予定通り赤城ICで下り、

一般道(県道や市道)を使って目的地へ向かう。

坂道を登って行くと、【不動堂】に出る。
【不動堂】の脇から長い階段が続く。この階段を上ると滝かな?


長い階段の上り口からは赤い鳥居が見える。

『あの鳥居まで行けば滝が見えるのかな?』

鳥居まで行ったけど、滝は見えずに、また長い階段の上に赤い鳥居が見える。

『ハァ〜ハァ〜、あの鳥居まで行けば滝が見えるのかな?』

鳥居まで行ったけど、滝は見えずに、また長い階段の上に赤い鳥居が見える。

『ハァ〜ハァ〜ハァ〜、あの鳥居まで行って滝が見えなければ帰ろうかな〜?』

鳥居まで行く途中でやっと滝が見えて来た。(あ〜よかった)


朝食はいつもの8:00

最近は深酒をしなくなったので、しっかり起床。

普段は朝食を摂らない”長老”だが、やっぱり旅館の朝食は楽しみだな〜。

朝食は昨夜と同じ広間。

さすがに朝からカラオケはやっておらず、

不思議なくらい静かだった。


水上駅の手前で日没を迎え、県道63号の藤原湖のあたりですでに真っ暗。

極端に交通量の少ない道を、カーナビを頼りにやっと【洞元荘】着。

ヘッドライトの光を見たのか、親切にも旅館のフロントの方が出てこられて、

駐車案内をしてくれた。


所定の場所にクルマを停めると、誰かがこちらに近づいて来る。

暗くて誰だかわからなかったが、な〜んだ”漏り屋”か。

(今回、バイクでの参加は”漏り屋”のみ。)

到着は”長老”こと私が一番最後で、先発隊は明るいうちに到着。

みんなで露天風呂に入った帰りに、”長老”のクルマを見かけて寄ってきたらしい。

(いつもクルマが汚いのですぐにわかるみたい)


今回は二部屋の予約。7名で大部屋でもOKなのだが、

やはり最近は禁煙部屋と喫煙部屋に分けて泊まるのが慣例になっている。

禁煙部屋に案内されてまずはお茶を一服。

”長老”は初参加のO君とS君と同室である。


ほどなく夕食。

が、案内された場所は、大広間を各団体さん用に仕切ったところで、

隣のカラオケがうるさいのなんの。

何で温泉に来てまでカラオケするのか訳がわからんがな。

夕食はこんな感じです。
写ってないけど、ビールは必須です。
旅館にエサを食べに来る野生のタヌキ。
ストロボ禁止の 暗い場所で
三脚のないズーム撮影のため、ブレブレ写真である。
真ん中の平らな石がタヌキのエサ場。
昨夜は暗くてわからなかったが、紅葉すごいね。
混浴の露天風呂。脱衣所は別だが、風呂は一緒。
風呂はちょうど良い湯加減だった。
出発前に全員集合。
階段を上がると鳥居があって、更に階段が・・・
こりゃちとキツイな。


滝というものは、通常は正面や斜めから見るものが多いが、

【棚下不動の滝・雄滝】は滝を裏側から見ることができる【裏見の滝】である。

以前、水上町の裏見の滝に行ったことがあるが、

このような滝は珍しく、全国でも十数ヶ所のようだ。

滝の裏側には不動堂の奥の院があり、お賽銭がおかれ参拝の後が見られた。

ただし、滝の裏側のオーバーハング部に落石用のネットが張られていたり、

滝壺周辺も何気に築堤が構築されていたりして、まったくの天然の滝ではない。


さあ、遅くなるので旅館へ急がなくては。

滝の裏側にある【不動堂・奥の院】
夕食の図。
左から ”長老”、”殺陣や”、”漏り屋”、”O君”、”S君”、”HIU”、
カメラマンは”オカピ”


夕食をすませ、部屋へ向かうと、【タヌキ見学ホール】発見。

旅館の敷地内に街灯が設置され、その下にエサを置いておき、

タヌキにとって安全な環境を作る事が出来たことで、この宿は

野生動物(タヌキやキツネ)の餌付けに成功している。

我々の部屋は、たまたま【タヌキ見学ホール】の隣だったので、

部屋からタヌキを見ることができた。


さあ、風呂入ってから宴会だ〜。


朝食を終え、しばし部屋でマタ〜リ。

ふと、カーテンを開け外を見ると、

『あらあら紅葉きれいだね〜』

昨日は暗くなってから着いたので良くわからなかったが、

どうもこのあたりは紅葉真っ盛りのようだ。

しかし、こんな紅葉のピークによく予約とれたなぁ。


よく見ると、庭には小さな街灯がある。

そうか、あそこにタヌキがくるんだな。


出発はいつもの通り、マタ〜リ10:00

宿の前で、全員で記念写真を摂る。

さあ、これからどうしようか?

”長老”は例の寄り道を予定。

”漏り屋”はバイクで浜松へ帰る。(ルートはどうするの?)

”オカピ”、”殺陣や”、”O君”、”S君”、”HIU” の5人は1台のクルマ

『オカピ号』である。


宿の玄関前からの風景
タヌキのお宿・洞元荘。
左に並ぶタヌキの信楽焼の左奥が露天風呂
宿を挟んで川向こうに露天風呂が3つほどあるようだ。


宿を出るときのお約束、『途中に【須田貝ダム】があるけど、

【矢木沢ダム】まで止まらないで行こう。』

宿を出て水上町の中心部へ向かう県道63号を標識に従い右折する。

ダムまでの道は地図上では細いが、快適な2車線道路である。

交通量の少ない(この先は行き止まりだから当然か?)

結構ワインディングな道を、【矢木沢ダム】に向かって走る。

後ろを 『オカピ号』 が走っているので、一応ペース配分に気を遣う。


会議の結果、”漏り屋”とはここで解散。

『オカピ号』と”長老”は、とりあえず紅葉見物に【奥利根湖】へ向かう。


宿を出発するとすぐに、大きなダムが目に入る。

【奈良俣ダム】である。

利根川水系楢俣川に設置された、堤高158mのロックフィルダムだ。

来たときは暗くて見えなかったが、改めてみると、なかなか立派なダムである。

 


このあたりは山深く、川が多いため、

多目的ダムがいくつか建造されている。

これから向かう矢木沢ダム(奥利根湖)を始め、

奈良俣ダム(ならまた湖)、須田貝ダム(洞元湖)、藤原ダム(藤原湖)。

まさに関東のダム銀座である。

って、なんか ”長老” ダム好きってか〜?

【矢木沢ダム】堤上の風景


ほどなく 【矢木沢ダム】 着。

クルマから降りてビックリ!

さっっ寒い! 身を切るような風がとんでもなく冷たいのだ。

”長老”は写真を撮りたくてしょうがないのだが、

皆は寒くてそれどころではないらしい。

”オカピ”などはすぐにクルマに引っ込んでしまった。


堤の標高が856mの矢木沢ダムは、もう紅葉のピークを過ぎたようだ。

特に土産物屋があるわけでもなく、

寒いだけのダム風景に長居は無用とばかりに、

皆はもう出発すべく、クルマに向かって歩き出している。


ってことで、”オカピ”号とはここで解散。

”長老”は”オカピ”号を見送った後、もう少しダムを散策していく。

う〜ん、やっぱり寒いな・・・

ってことで、”長老”も出発。


県道63号へ出るべく、来た道をのんびりと戻る。

ここから自宅までは、例によって寄り道旅である。

(どうも団体行動が苦手なもので・・・)


洞元湖のあたりまで下ってくると、鮮やかに色づいた木々が

再び目に飛び込んでくる。

クルマを停めては写真を撮ったり、周囲を散策したりで

なかなか距離を稼げない。

奥利根三湖のひとつ【洞元湖】。 紅葉がピークだ。


ダムが見えてきた。 【須田貝ダム】だ。 

このダムに堰き止められて出来た人造湖が【洞元湖】である。

洞元湖に流れ込む川は、利根川水系利根川本流である。

須田貝ダムは発電を目的とした重力コンクリートダムで、

東京電力が管理しているとのこと。

なんでも、日本初の地下発電所があるそうだ。

紅葉も抜群にきれいだし、【矢木沢ダム】の帰路に

寄ろうと思っていたので寄ってみる。

左下に変電所、中央下に【TEPCO電源PR館・須田貝】。
【須田貝ダム】と【洞元湖】。 楢俣ダムより改名の経緯がある。
【矢木沢ダム】のダム湖は【奥利根湖】。
奥利根三湖のひとつだ。


ダムのパーキングだと思ってクルマを停めた所は

【東京電力TEPCO電源PR館・須田貝】であった。

テレビでお馴染みの『でんこちゃん』の大きな絵と

お人形(フィギア?)がお出迎えしてくれている。

ちなみに、『でんこちゃん』のフルネームは、

『分電でんこ』ちゃんだそうな。


ちょっと興味があったので、PR館を見学して行きたかったのだが、

この後の予定もあって、今回はやむなくパスする。

しかし、駐車場敷地内には水力発電で使う実物大の水車が

展示されていて、それをしみじみ見学させていただく。

”長老”は、このような施設を見始めると、徹底的に見てしまうので、

見学に時間がかかってしょうがないのだ。


前にも書いたが、ここは【矢木沢ダム】へのピストンコースの途中にあり、

わざわざPR館を目的に訪れる人も少ないようで、

多少の交通量はあるものの、

周囲は閑散としていて、少し寂しい雰囲気だったな。

 

さあ、先を急がねば。

紅葉の須田貝ダム。
TEPCO電源PRの敷地内には東屋がある。
紅葉真っ盛りだね。


このスキー場には全部で5本のペアリフトがあるらしいが、

そのうちの1本が動いていた。

【天神峠】へ上がるリフトで、峠は眺望が良く、利用するハイカーも多いらしい。

乗ってみようと思い、リフト乗り場まで行くが、『う〜ん。ちょっと料金高いなぁ〜』

詳細は憶えていないが、確か700円くらいの金額が表示されていたと思う。

たぶん往復料金だと思うが、シーズン中の2倍くらいの値段だ。  と、思ったが、

よく考えてみるとスキーは片道しか乗らないので、

妥当な値段だったのかもしれない。

しかし、天気が良ければ乗ったかも知れないが、今日は曇り。おまけに寒い。

長居をしても体が冷えるだけなので、リフトはあきらめ、ボチボチ下りることにする。

下りのゴンドラも、どっかのアンちゃんとふたりきり。 やっぱり気まずい。


『谷川岳ベースプラザ』に戻り、土産物を物色する。

レジに並んでいると、私の前のおばあちゃんが会計をすませ、

レジ前でモタモタと財布をしまっている。

そのスキにどこかのババアが割り込んできて商品をだしている。

割り込んできたのに店員は注意もせず会計をしている。

『並んでるんだから順番にやれよ!』と店員とババアに文句を言うが、

店員のオバハンは謝罪もせず事務的にレジを打っている。

割り込んできたババアはそそくさと何処かへ消えてしまった。

 


県道63号へ合流し、宝川温泉への道を右に分けると

ほどなく奥利根三湖のひとつである【藤原湖】が見えてくる。

対岸が近く、そこそこ幅があり水位も低いので利根川本流に見えるが、

とりあえずダム湖である。

県道63号から【藤原湖】が見える。 奥利根三湖のひとつである。


藤原ダムから利根川沿いに走り、国道291号へ右折合流。

JR上越線に沿って北上すると、谷川岳登山の玄関口である、

『湯檜曽(ゆびそ)駅』、『土合(どあい)駅』の前を通る。

両駅とも立派な駅舎を持ち、とても無人駅とは思えない。

特に『土合駅』は、下り線ホームが地下80mの新清水トンネル内にあり、

列車利用客よりも、クルマやバイクで駅を訪問する観光客のほうが

圧倒的に多いのではないかと思われる。

JR土合駅上りホーム遠景。


土合駅を過ぎ、少し走ると、大きな建物とロープウェイが目に入る。

谷川岳の天神平へ上る、【谷川岳ロープウェイ】である。

天神平はスキー場であるが、ロープウェイは通年営業なので、

紅葉を期待しつつ上ってみることにする。 が、その前にまず腹ごしらえだ。

この大きな建物は、『谷川岳ベースプラザ』というらしく、

ロープウェイの駅を始め1000台収容の立体駐車場やレストラン、土産物店、

休息スペース等、スキーや登山のBASE基地となっている。

駐車料500円を支払い、係員の指示に従い1Fにクルマを停める。


エレベーターで6Fへ上がり、まずレストランへ。

メニューは一般のスキーロッジにありがちな、ラーメンやカレー、

パスタの類である。 時間はこの時点ですでに14:00

広いレストランはガラガラである。

時間的にできるメニューも限られているようで、

『きのこカレー』を注文。 ふむふむ味はまあまあかな。

(カレーはまず当たりはずれがないからね。)

しかし、食堂のオバちゃん愛想ないなぁ。客商売だろ?

谷川岳ベースプラザの『きのこカレー』


自動券売機で乗車券を購入し、ロープウェイ乗り場である【土合口駅】へ。

まあ【土合口駅】といっても、同じ 『谷川岳ベースプラザ』 内にあるのだが・・・

ロープウェイはとくに混雑するわけでもなく、すんなり乗車。

乗客は、定員22名のゴンドラに私と中年夫婦の計3名。

ちと寂しい・・・ というよりも、なんだか気まずい。

所要時間は7分とのことがが、以外に長く感じる。

冬はこのゴンドラに、スキーやボードを持った人達で満員になるんだろうな・・・

それはそれでまた窮屈そうだな。

ロープウェイで天神平へ。


ゴンドラからはピークを迎えた紅葉がきれいだ。

同乗の中年夫婦と場所を入れ替わりながら景色を楽しむ。


ほどなく【天神平駅】着。

早い話、ここは『天神平スキー場』であり、シーズン以外は雪がないのだが

眺望が良いため、年間を通じて観光客がおり、観光バスの団体客も多い。

ちなみにここの所在地は、

<群馬県利根郡水上町大字湯檜曽字湯吹山国有林> というらしい。

が、標高1,319mの天神平はスキー場なので、樹木が少なく紅葉が望めない。

【天神平駅】。 車いすのためのスロープが設置されている。
左のドーム場の屋根があるところが、天神峠へのリフト乗り場。


おばあちゃんは自分がおこられたと思って、『ごめんなさい』と謝っていた。

『ばあちゃんに怒ったわけぢゃないんだよ。』

やっぱり事務的な店員が一番悪い。 『ありがとうございます』も言わない。

ふざけやがって!もう二度と買わね〜ぞ!


エレベーターで駐車場に下り、不愉快な気分のまま発進。

さあ、気持ちを切り替えて安全運転で帰ろう!

天気の関係もあって、ゴンドラからの眺めが一番良かった。
天神平からは『谷川岳ベースプラザ』 が小さく見える
【ゆびその湯】


JR上越線、【土合駅】と【湯檜曽駅】の間に、『湯檜曽温泉街』があり、

そこに東屋風の建物、【ゆびその湯】がある。

六角形の浴槽を持つ足湯である。

常駐の管理人がおらず、特別決まった料金も提示していないので

自由に使えるようだ。

ただ、浴槽の奥の方に小さな賽銭箱のようなものが設置され、

『足湯募金に協力を』 と書いてある。

確かに税金や地域住民の出資で維持していくには大変だろうし、

募金というか寸志というか、集めるのは当然だな。


今回は時間の関係で利用しなかったが、

利用した人はいったいいくら位払うのだろうか。

私だったらワンコインが払いやすいな。でも500円払う勇気はないし、

やっぱり100円かな。

管理人がいないので払わない人も結構多いかもしれないな。


途中、みなかみ町にある道の駅でちょっと休息。

ここのオススメは、利根川沿いに開設された【諏訪峡遊歩道】。

HPによると、『奇岩、怪石が連続する渓谷で、吊り橋の笹笛橋、高さ30m

坊岩玉簾(たますだれ)の滝、紅葉公園などがみどころ』 とのこと

【道の駅・水上町水紀行館】。国道291号線沿いにある。


もう紅葉は充分堪能したし、天神平でずいぶん歩いたので、

ちょっと渓谷歩きはパスする。

まあまた次の機会にね。


来たときと同じ、『赤城IC』より関越道を利用する。

が、さすが日曜の夕方とあって東京方面は渋滞がひどい。

思い切って『東松山IC』で下りる。

下道は順調。高速下りて正解。

ってことで、無事帰宅。 めでたしめでたし。

 

って、12日なのに大作になってしまいました。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

道の駅には淡水魚の水族館も併設。今度ゆっくり立ち寄ってみよう。
”漏り屋”所有の YAMAHA FZS1000 FAZER
なんたって、エンジン絶品!

”長老”も買おうと思っていたが、”漏り屋”に先を越された。
【矢木沢ダム】はアーチ式コンクリートダムである。
浴槽の周りと、中心部に腰掛けスペースがある。