62MKRM結果報告

尾瀬鎌田宿温泉 】


『尾瀬鎌田宿温泉』って聞き慣れない温泉だけど、どこにあるんだろう?

行き先はてっきり『法師温泉』だと思っていたので、それを聞いた時は少し面食らった。

調べてみると【丸沼高原スキー場】と【吹割の滝】の中間あたり、国道120沿いにあるらしい。

このあたりはスキーで何回も来ているのだけど、そんな温泉あったかなぁ・・・。

まあいいや。行けばわかるだろう。 

集合場所は、関越道・高坂SA11:00。 みんな関越道を沼田ICで降り、宿に直行らしい。

”長老”のバイクは車検切れ。 今回はクルマで参加するが、関越道は使わず東北道から日光を経由して金精峠を越えるコースをとる。

もちろん単独行動である。


宇都宮の人達いわく、

『日光は朝早く行って、昼には帰ってくる気持ちで・・・』

というのが良くわかった。

中禅寺湖畔に出ると、ようやく渋滞は解消。

驚くほど気持ちよく走れる。 が、こんどは対向車線が大渋滞。

このあたりは道路のキャパに対してクルマの量が多すぎるのだ。

日光湯本を過ぎ、道は金精(こんせい)道路となる。

この道は久し振りに走るが、既に日没を過ぎているため景色が殆ど見えない。

楽しみにしていたのに残念である。

ほどなく金精峠。 何気に外気温計を見たら、なんと3℃!

今回の幹事はHIU。 今年最初で最後のMKRMツーは【法師温泉】を予定していたが、予約取れず。

まあ、なんだかんだあって同じ『日本秘湯を守る会』の【尾瀬鎌田宿温泉】に部屋が取れたらしいので、行って見ることにした。

今年は去年のように雪が降らねば良いが・・・。

日光杉並木が続く例弊使街道。 JR文挟駅付近。
朝食はこんな感じ。
宿の夕食。 なぜか今回はビールがすすまない。
みんな飲まずに食べ始める。
日程
2007 11 03日(土)〜04日(日)
 
行程
 自宅(一般道) ⇒ 東北道・岩槻IC(東北道) ⇒ 鹿沼ICR121、県道7015014) ⇒ 日光市(R120
 ⇒ 第二いろは坂(R120) ⇒ 中禅寺湖(R120) ⇒ 金精峠(R120) ⇒ 尾瀬鎌田宿温泉/泊
 尾瀬鎌田宿温泉(R120) ⇒ 吹割の滝(R120、県道267) ⇒ 薗原湖(赤城道路) ⇒ 赤城山・大沼
  (県道16R353) ⇒ 大間々(県道69) ⇒ 深谷市(R17) ⇒ 熊谷市(R17、一般道) ⇒ 自宅

20071103日(土) 晴れ

 自宅(一般道) ⇒ 東北道・岩槻IC(東北道) ⇒ 鹿沼ICR121、県道7015014) ⇒ 日光市(R120) ⇒ 第二いろは坂(R120
 ⇒ 中禅寺湖(R120) ⇒ 金精峠(R120) ⇒ 尾瀬鎌田宿温泉/泊


自宅発10:00

当初はずっと一般道を行くつもりだったが、

カーナビによると到着は21:00の予定とのこと。

夕食に間に合わないのでは温泉旅館に泊まる意味がない。

不本意だが鹿沼まで東北道を使うことにする。

鹿沼ICからはR121・例弊使街道を北へ。

日光市への渋滞を避けるため、

文挟(ふばさみ)から左折し、県道で日光市へ抜ける。


日光市への裏道的存在の県道は、東武日光駅付近を過ぎたあたりで、

R120に合流するが、案の定、R120は大渋滞である。

日光市内から、いろは坂、中禅寺湖方面は抜け道がなく、

しかたなく渋滞に突入する。  と、”殺陣や”からTEL

”ザッキー”が二日前に買ったばかりの高級中古車が高速でエンコ。

レッカーで深谷のディーラーに運ばれたそうな。

”殺陣や”は深谷まで”ザッキー”を迎えに行くらしい。

難儀なこっちゃ。

大渋滞の【第二いろは坂】。 このあたりの紅葉はもう終わりだ。

20071104日(日) 晴れ

尾瀬鎌田宿温泉(R120) ⇒ 吹割の滝(R120、県道267) ⇒ 薗原湖(赤城道路) ⇒ 赤城山・大沼(県道16R353
⇒ 大間々(県道69) ⇒ 深谷市(R17) ⇒ 熊谷市(R17、一般道) ⇒ 自宅


朝食は8:00 キッカリに部屋の電話が鳴り、朝食の連絡があった。 

場所は昨夜の宴会場ではなく、食堂でいただく。

サラダ、イワナ?の甘露煮、温泉玉子、焼き海苔、大粒納豆、

カマボコ、香の物等、普通ではあるが盛りだくさん。

みんな朝から食欲旺盛である。

で、食後にコーヒー。

これはありがたい。


朝食が済み、部屋へ帰るとまだ布団が敷いてあった。

これはありがたい。

出発は10:00と決めてあるので、

”長老”はもう少し睡眠をとる。

ある者は露天風呂へ、またある者は部屋でまったり。

まあ、いつものパターンである。

旅館の前はR120。 そこそこの交通量がある。


ところで、ここの温泉旅館だが、

どうも 『日本秘湯を守る会』の会員らしい。

表に確かに提灯が出ている。

でも内湯は普通の旅館のお風呂だし、露天の岩風呂も

風情はあるものの、小さく普通。

旅館の場所も国道沿いにあるし、あまり秘湯のイメージはない。

たしかに一件宿だけど・・・。


で、ここの温泉宿の名前だけど、長くてどうも覚えられない。

【尾瀬鎌田宿温泉 源泉水芭蕉乃湯梅田屋旅館】

という名前だそうな・・・。


で、今回の参加者だが、計7名。 内訳は

”ガーディアン”、”漏り屋”、”あんへろ”、”HIU” がバイク。

”殺陣や”、”ザッキー”、”長老” がクルマ。

である。


さあ、ぼちぼち出発しようか。

ってことで、まずは旅館から7km程離れた、【吹割の滝】へ。

滝付近の道路は駐車場を探すクルマで混んでいる。

が、バイクは難なく土産物屋の無料駐車場へ。

続いてクルマも入ろうとすると、満車だと断られる。

しかたなく、道路の反対側の駐車場へ。

こちら側はスペースがあるようで、取り敢えず駐車。 一安心。

と、思ったら、駐車料500円取られた。 オーマイガ〜ッ!


【吹割の滝】は国の天然記念物に指定されるほどの名瀑で

かなりの観光客で賑わっている。

とは言っても、このあたりにはあまり観光地がないんだけどね。


川沿いはかなり混んでいるので、山側を歩いてみる。

『詩のこみち』と銘打って、道端の石碑に詩が刻んである。

勾配も適度で歩きやすい。

第一展望台からは【吹割の滝】がきれいに見える。

群馬の名瀑 【吹割の滝】
【浮島橋。 この吊り橋も結構混雑。】
第一展望台からの【吹割の滝】。


【吹割の滝】は何回か来ているが、今回のように

ひと回りして、じっくり見たのは初めてだ。

なかなか良いところだね。

第二展望台。 木が茂って展望がイマイチ。


なんて言ってのんびりしているうちにもうお昼近い。

いつものパターンでこのあたりで現地解散なのだが、

今回は、『どこかで昼飯食ってから解散しよう』

という意見と、

『どっかでお茶でも飲んで解散しよう』

という意見に二分された。

『じゃあメシも食えてお茶もできるレストランにすんべー』

ってことで、”長老”が先頭で走り出す。

実はさっき空いているレストランを見つけておいたのだ。

ってことで、滝からほど近いレストラン『白樺の森』に入る。

最初は空いていたレストランも、昼時っちゅーことで

ほぼ満席状態になる。

う〜ん。 良い時間帯に入ったのぅ〜。

ひとしきりして店を出る。

さあ、今回はここで解散だ。

みんな名残惜しそうに駐車場で雑談。

沼田へ出て高速で帰る者や、赤城山をまわって帰る者。

クルマが故障の”ザッキー”は”殺陣や”のクルマに

便乗するようだ。

”長老”は赤城山経由で一般道を単独で帰る。

天気も良く、道も空いていて気分が良い。

が、赤城山を下り大間々の町に入る頃には渋滞に巻き込まれる。

裏道をいろいろ捜すが、結局R17へ出て帰るのが一番いいみたい。

まあ今日中に帰れればいいや。

適当に帰ろう。

【日本秘湯を守る会】の提灯が宿にハクをつける。
日光市内の紅葉は今がピークか。 主要道をはずれれば道はガラガラだ。
国道沿いの旅館全景。間口は狭いが、奥行きがあるのだ。


しかし、”長老”はこの時期の日光をナメておりました。

まさかこんなに渋滞がひどいとは・・・。

【第二いろは坂】も大渋滞。

ノロノロ走っては止まる、の繰り返し。

時間ばかりがむなしく過ぎて行く。

明智平でトイレへ。 ここもクルマを駐車するのに一苦労だ。

すでにあたりは夕暮れ。 17:00近い。

旅館まではもう30kmほどなのに、到着時間の見通しが立たない。

やっぱりクルマで来たのは正解のようだ。  このあたりは除雪をしないため冬季は閉鎖になる。 12/26からだそうで、今シーズンも通れるのはあとわずかだ。

金精峠(金精トンネル)を過ぎると、道は下りになり、ほどなく【丸沼高原スキー場】を通過する。 ここからはある程度見慣れた道(風景)である。

カーナビが旅館到着を告げる。 へー道沿いにこんな温泉旅館があったんだ〜。 ちっとも知らなかった。 ってことで18:30到着。 なんとか夕食に間に合った。

季節柄木々もきれいな彩りを見せる。
解散前の 『名残おしい〜』 のひとコマ。
R120から県道を入った所にある【薗原湖】。 えっ!心霊スポットだって?