第8回NKRM結果報告

【 本栖湖のバンガローでガンバロー！ 】

1997年05月03日（土）　曇りのち雨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記 ：”長老”

　約半年ぶりの冬眠から醒めたNKRM。 今回の目的地は富士五湖。

参加者は”ザッキー”（OK社）、”オカピ”・”こもり屋”（JA社）、”柴ちゃ”（AN社）、”ニッシー”（IS社）、”あんへろ”（KA社）、

”長老”（技2)の7名。 初めての現地集合である。

（最終的には現地集合＋現地解散となったので、個人的なレポートになります。御了承を。）

県営本栖湖駐車場に15:00集合。10:00頃自宅発のつもりがなぜか正午過ぎに出発。

エンジンをかけメットをかぶると雨が降ってきた。あわてて荷物に雨対策をして（家庭用の黒いゴミ袋で包むだけだが

これが完全防水!!）　カッパを着込み走り始める。

『あれ〜？クラッチの遊びが少し大きいぞ〜。 先週乗った時には何ともなかったのになぁ〜。 まあ〜何とかもつだろう・・・』

まさかこのクラッチがあの地獄のようなツーリングの原因になろうとは・・・。

連休で超渋滞の中央道をすり抜け、迷いながら15:40集合場所着。ちょっとだけフレックス。 『あれ〜誰もいないぞ〜？』

携帯所有者にTELしまくると、”ザッキー”から、『みんな先にキャンプ場へ行っていて、私はまだ山中湖のあたりを走ってる!!』

との情報有り、キャンプ場は電波が入らず連絡がとれないらしい。

とは言っても私はキャンプ場の場所がわからないので雨の中をただひたすら待つ。地元のGSX-R1100のあんちゃんと

話をしていると、キャンプ場から ”オカピ”、”あんへろ” 両名と、渋滞で遅れた ”ザッキー” が現れた。

日も暮れてきたので話もそこそこにして、このまま買い出しへ出発。

　

『 あれ?　 クラッチが切れないぞ !! 』

レバーを目一杯握ってギヤを入れると、

『ガツン』といってバイクが勝手に動き出す。

オートマじゃあるまいし〜。

だましだまし走って何とかキャンプ場着。

一段落して宴会開始!!。

少しすると隣の中年バイク集団のバンガローから 『一緒に飲もう!!』

とのお誘い。この辺がバイク乗りのいいところ。 タープの下で一緒に

飲み始めるが、雨も本降りになってきたので、早々に引き上げる。

豪華な食べ物がたくさんあったのに、残念！

（今回はリッチにバンガロー泊なのだ!!　幹事の”あんへろ”ご苦労様。）

ただ一つ救いだったのは、本栖湖から富士市までは富士山のすそ野を降りるため、 ず〜っと下り坂だってこと。

（上り坂でリッターバイクを押すなんて考えただけでも・・・）

やっとの思いで ”オカピ”宅着。一気に力が抜ける。

ひと休みしてから、”オカピ”の車で YSP（YAMAHAのバイク屋）を探しに行くが、沼津まで行かなければならない。

こりゃちと遠い。　 結局、近くにある”オカピ”の行きつけのバイク屋に頼むと、快く引き受けてくれた。

修理は明日以降になるのでバイクの世話は ”オカピ”にお願いして、とりあえず ”オカピ”のバイク（CRM250）を借りて、

我が家まで帰るのであった。（ステーキおごるからバイクの面倒みてちょ!!）

めでたしめでたし・・・。　どこが？

1997年05月05日（月）　晴れ

近くのGSでクラッチをみる。レバーは手応えがなくクラッチはじぇんじぇん切れない。

油圧ピストンのシールが完全にイッているようだ（私のバイクFZR1000のクラッチは油圧式なのです）

連休でバイク屋はすべて休み。かといってここにバイクを放置しておくこともできない。

思案の末ここから一番近い ”オカピ”宅（富士市）まで行って、後日バイク屋に持ち込むことにする。

　

1997年05月04日（日）　雨のち晴れ

昼からは雨も上がり、晴れ間が見えてきた。

昼頃に本日のみ参加の ”こもり屋”着。

本日は自由行動。

”柴ちゃ”、”こもり屋”、”長老”は本栖湖で釣り。

（相手は女性ではなくお魚です）

”オカピ”、”ニッシー”、”ザッキー”、”あんへろ”の4名は近場の

『四尾連湖』へ ツーリング。

（コーナリング教室を開催したらしい。いいなぁ〜）。

夜はまたまた大宴会。 男ばかりなのでもーメチャクチャ。

昨日よりたくさん酒を買ったのだが・・・　あっ!!　ないっ。

結論は簡単なようだが、実際にはクラッチが切れないので、

止まった状態からの発進が出来ないのだ。

そこでどうするかというと、200kg以上あるバイクを必死に押して

ある程度のスピードになったら無理矢理ギヤを入れる。

スピードが遅いとたちまちエンスト。 もう半ベソ、汗だく !!

有料道路の料金所も ”オカピ” にまとめて払ってもらい、止まらず通過。

赤信号はかなり手前からタラタラ走る。

（止まるのいやだ〜っ!!　 信号早く変われ〜っ!!）

変速はスロットル開度のタイミングで出来るものの、

『止まったら地獄ぢゃ!!』 との思いがプレッシャーとなって、心身共に疲労困憊！。