第4回NKRM結果報告
【 秩父で鍾乳洞探検! 】
当初の計画では、日帰りで千葉方面へのツーリングを予定していましたが、夏休み+海水浴シーズンが重なり、
大渋滞が予想されるため、急遽予定を変更して秩父方面へ行って来ました。
参加者は ”長老”(技2)、”オカピ”(JA社)、”柴ちゃ”(AN社)、”ザッキー”(KA社)、”ほねっと”(NS社)の5名でした。
1996年 7月27日(土) 晴れ 記 :”長老”
AM9:00に西武池袋線『吾野駅』集合としたが、これが大失敗!! 駅はR299から少し入った所にあるのだが、
実際に行ってみると案内板がなく、駅の場所が全くわからない。
おまけにここは携帯電話の電波が届かない所らしく、誰とも連絡がとれない。
時間どうりに来た人は”ザッキー”ただ一人(えらいっ!!)。 あとは全員フレックスである。
なんとか全員揃って吾野駅前を出発したのがAM11:00。 なんともお気楽な集団である。
吾野から秩父市を抜け、R299の高速ワインディングを楽しみながらしばらく走ると、10年前の日航機墜落事故で一躍有名になった上野村に入る。
ここに本日のメインイベントの鍾乳洞 【不二洞】 がある。
外のギンギンの暑さとは対照的に中は寒いくらいでなんとも気持ちがいい。 うんっ! 夏はやっぱり鍾乳洞に限るっ。
鍾乳洞の中には昔の偉い坊さんが、村のはやり病を鎮める為に
隠った場所があり、そこにはなぜか古びた電子ジャーが置いてあった。
もしかして『はやり病』とは”ピッコロ大魔王”のことかぃ??
さて、ここからは帰り道なのだが、どの道を帰るか全く決めてないという無責任な主催者の私。
個人的には来た道を万場町まで戻り、
下久保ダムを経由して、藤岡インター(関越道)から帰りたかったが、
皆、山を越えて
長野県小海町、清里経由須玉インター(中央道)から帰るという。
げぇ〜、遠いなぁ〜、暑いなぁ〜、いやだなぁ〜、しょ〜がね〜な〜
まぁ〜つきあってやるか(ウッヒョッヒョ!!)。
いやぁ〜 当時の地図や写真は どこへやったかなぁ? |
秩父の山奥から長野県側へ出る道は、『南牧村経由田口峠越え』。『R299十国峠越え』。『ぶどう峠林道武道峠越え』。『中津川林道三国峠越え』の4つが代表的だが、一番近道のぶどう峠林道に決める。
この林道は日航機事故の御巣鷹山へ通じる道で、昔は車もほとんど通らない落石だらけのひどいダートだったが、
飛行機が落ちて参拝者が増えた為、全線舗装になった。
とはいえ狭い林道を舗装しただけで、見通しが悪く砂利が浮いている急カーブが多い。
そんな細いクネクネ道を先頭の ”ザッキー”はバイクをペタペタねかしながらカッ飛んでいく。
『バカヤロー”ザッキー”! あんまり飛ばすんじゃねー!! 怖いだろ〜』と、気の弱い私は心の中で大声で叫んだ。
急峻な山道はぶどう峠を境に長野県へ入り、なだらかで走りやすい農村の道へと変化する。
途中地元の族らしきバイク2台に追い越される。
『おっ!シボリハンドルだ!』
『お〜っともう一台は一文字ハンドル+大股開きだ!』
確かあれは20年位前に流行ったスタイルだぞ?この辺じゃあれが普通なのだろうか? こいつら生きた化石か?
まさか村人はチョンマゲじゃないだろうなぁ?
小海町からR141へ左折、清里を抜け中央道須玉インターへ。
ここで静岡県の富士市へ帰る ”オカピ”と別れる。
残りの4人は既に日の暮れた中央道をチンタラ帰るのであった。
めでたしめでたし。 たしめでたし。