第3回
NKRM結果報告
【初のロングツー 知多半島へ行ってみよう】
1996年 5月 3日(金)〜5日(日)の朝
第3回 日研ライダーズ・ミーティング 「ゴールデンウィーク キャンプツーリング」 記 :柴ちゃ
その1
年月日 : 1996年 5月 3日(金)〜5日(日)の朝 参加人数 :5名
コース : 一日目 東名 中井 P.(集合)→掛川IC→豊橋市→田原町(渥美半島)→愛知県 滝頭キャンプ場
二日目 滝頭キャンプ場→伊良湖〜フェリー〜師崎→白砂温泉→東名 浜名湖 S.A.(解散)
行って来ましたキャンプツーリング!
今回のレポートは現在A社に配属の”柴ちゃ”が自己中心的に書かせていただきます。
他の方々、自分の事が書かれていなかったり、多少脚色されている所があっても文句を言わないように。
'96. 5. 3 AM 09:00 【”柴ちゃ”家前】 快晴。
キャンプ道具をバイクの荷台に載せながら空を見上げる。
最近めっきりバイクに乗る時間が少なくなった自称冬眠ライダーの私でもバイクででかける気分にさせる良い天気。
私は基本的に晴れてて気温が20℃以上でないとバイクに乗らないのだ。あぁ、太陽が眩しい。
'96. 5. 3 AM 09:30 【東名自動車道 厚木 I.C. 付近】
前方にハーレー軍団発見。14〜15台のソウルバイカーのにーちゃん達が、車線など気にせず時速120Km/hぐらいで
他の車を抜きながら走っている。「よ〜し、あの集団の後ろにくっついて走っていれば捕まる事はないだろう」と考え、
アクセルを開けた途端、バイクがノッキングを起こしだした。 ゲゲッ!ガス欠だ・・・。
'96. 5. 3 AM 09:50 【東名 中井 P.】
ガソリンの残量を気にしつつも(リザーブに切り替えた)なんとか集合場所に到着、既に三人待っていた。
前の配属先で一緒だった”オカピ”と二言三言会話を交わしつつ残る二人を観察する。
皮ジャンにサングラスでキメている彼(”鷹派詩人”)は誰だろう?
おっ、こっちの奴は見覚えあるぞ、社員旅行で酔っぱらって大暴れしていた奴だ(”ザッキー”)。
などと思っていると、”ザッキー”の携帯電話(ナマイキな)が鳴った。
相手は”長老”で、『遅れて行くから先に行って牧之原 S.A.で待ち合わせしよう。』」ということになった。
遅刻の原因は例によって例の如く二日酔いである(ヤレヤレ)。
しかし、さすがはリーダー今日泊まる予定だったキャンプ場に電話をかけて情報を入手していた。
キャンプ場は予約客でいっぱいの為、我々がテントを張る場所は無く、他のキャンプ場を探さねばならなくなった。
'96. 5. 3 AM 10:10 【大井松田 I.C. 付近】
R255沿いのG.S. 次の足柄 S.A. までガソリンが保たないので、私は東名を降りて給油することにした。
他の3人とは足柄 S.A. で待ち合わせしている。
'96. 5. 3 AM 10:50 【富士川 付近】
足柄 S.A. で合流し、私が先頭で牧之原 S.A. に向かうことになった。
”長老”待ちなのでのんびりペースで走る。右前方に富士山が見え、山頂の雪に太陽が反射して輝いている。
『あぁツーリングしてるな〜』」としみじみ感じた。
'96. 5. 3 PM 12:40 【牧之原 S.A.】
牧之原 S.A. に到着すると駐車エリアは車で一杯、休憩所もレストランも人でごったがえしていた。さすが黄金週間。
休憩所入口ではラーク(タバコ)の出張販売をしているおねーちゃん達もいる。しかたなく外でタバコを吹かして待つ。
海に潮の満ち引きがあるように、しばらくすると人の波がおさまってきた。
我々はレストランに入り昼食をとりながら地図を開いてキャンプ場を探す。予定していたキャンプ場より少し手前の海沿いに
キャンプ場を示すマークがある。とりあえず、そこに行ってみることにした。
レストランを出ると丁度”長老”がこちらに向かってきた。中井 P. で電話してきた時はまだ家に居たのに、
このおやぢ一体何キロで飛ばしてきたんだ?(”長老”の家は浦和にある。)
キャンプ場の事を”長老”に話し、出発しようとした時、『すぅいませ〜ん、ラーク買ってもらえませんかぁ〜。』と
先ほど休憩所入口にいたおねーちゃん2人が寄ってきた。
『私達ぃ カッコイイおにーさん達がいるねぇ〜って話してたんですよぉ。』 『ねぇー。』」x2 とミエミエの御世辞を言いながら
”長老”擦りよっている。しかし、そこは硬派な我々、(ウソつけ!!)
メンバーの中にラークを吸う者はいないし、こんな所で時間を食っている暇は無い。
『タバコは好みがあるから。』と携帯用吸い殻入れだけを貰って牧之原 S.A. を後にした。
(”長老”は、おねーちゃんの腰に手が伸びるのを必死でこらえていたらしい。)
'96. 5. 3 PM 04:30 【R42 豊橋市 伊古部 付近】
主要なI.C.の出口は高速を降りる車で渋滞している恐れがあるので、浜松 I.C.で降りる予定だったが、
牧之原 S.A.からひとつめの掛川 I.C.で降りてR1に入った。R1は順調に流れていた。
途中コンビニに寄り、今夜の晩飯を購入する。
浜名湖を跨ぐ橋を過ぎ、R42に入った。町の中を通るR1と違い、R42は菜の花畑等のカントリービューが続く。
ここまで私が先頭で走ってきたが、地図も無く事前にルート検討もしていない為(←ツーリングする資格無し!)、
キャンプ場へ行くにはどこで曲がればいいのか分からなくなってきた。
そして、キャンプ場の看板を見落として通り過ぎてしまった所で、業を煮やした”長老”が先頭に立った。
(”長老”いつも先頭に立たせてスミマセン。)
しかし、やっとたどり着いたキャンプ場、【青少年自然の家】は閉まっていたのだった。・・・ガーン。
(決して我々が青少年ではないから入れなかったのではない。)
波乱の幕開けとなった第3回N社ライダーズミーティング、
果たして5人のライ ダー達はテントを張ることができるのだろうか?
乞う御期待。
−つづく−
”長老”が寝ている間の記念撮影。 なんと卑怯な!
第3回 日研ライダーズ・ミーティング 「ゴールデンウィーク キャンプツーリング」
その2
年月日 : 1996年 5月 3日(金)〜5日(日)の朝 参加人数 :5名
コース : 一日目 東名 中井 P.(集合)→掛川IC→豊橋市→田原町(渥美半島)→愛知県 滝頭キャンプ場
二日目 滝頭キャンプ場→伊良湖〜フェリー〜師崎→白砂温泉→東名 浜名湖 S.A.(解散)
'96. 5. 3 PM 04:35 【豊橋市 伊古部 「青少年自然の家」付近】
キャンプ場が閉まっているからといって『はいそうですか。』」と引き返す訳にはいかない我々は、取りあえず海辺まで
降りてみることにした。が、水場がないし、壁には明らかに"族"と分かる缶スプレーの落書きが・・・。
東京ではもう滅多に見られなくなった暴走族もこの辺りではまだ生息しているのか?夜中にパラリラやられてはたまらないので、
またまた別のキャンプ場を探すことにした。
田原町(豊橋市の隣)の山中に【滝頭不動】という寺があり、その近くにキャンプ場のマークがある。
不安を抱きつつもそこに行ってみることにした。
'96. 5. 3 PM 05:30 【田原町 「滝頭公園」】
知らない土地、しかも予定外の場所を探して集団の先頭を走るのは凄く大変な事である。
”長老”は"野生の勘ナビゲーションシステム"をフル作動して、なんとかキャンプ場の近くであると思われる 【滝頭公園】」に
我々を導いてきた。 その苦労を表すかのように”長老”の表情も硬い。ここまで来たが、キャンプ場の場所が分からないので、
公園のグラウンドでクラブ活動をしている高校生に”長老”と”ザッキー”がキャンプ場の場所を聞きに行った。
残った三人が夕焼けになりつつある太陽を見上げながら「日のあるうちにテントを張れるだろうか。」などと話し合っていると、
さっきの硬い表情は何処へやら 満面の笑みを湛えて戻ってきた。
『「いゃ〜、いいっ!!』
『この辺の女子校生は渋谷をうろついているコギャルと違って髪染めてないし、ピアスとか化粧もしてないし、
肌だってちゃんと太陽の光で焼いた日焼けだし、なんか清楚ですごくいいよ!』
そこに”ザッキー”、『靴下だってルーズソックスとかいうのじゃなくて、ちゃんとしたやつなんですよね!』とはしゃぎまくっている。
深刻な表情をしていた俺らって一体・・・。(キャンプ場はこの公園のすぐ上にあった。)
'96. 5. 3 PM 05:35 【滝頭キャンプ場】
教訓 : 高速道路に入る前にはガソリンの残量を確認しましょう。
教訓 : 夏休み、ゴールデンウィーク等、混雑が予想される場合は宿泊所の予約をしましょう。
以下、未完成ぢゃ!
すまんのぅ・・・
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と、これが表向きに発表したレポートぢゃ。
が、実は社報の記事はページ数に制限があるため、上記は本文を徹底的に凝縮したものなのじゃ!
まぁ本文も完成途中の半端であるが、以下に当時の古文書を掲載するぞぃ!