日程
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2008年 08月
10日 (日) 〜 08月
14日
(木)
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行程
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あ・ら・伊達な道の駅 ⇒ 野辺地(常夜燈) ⇒ 道の駅・横浜/車中泊 | |
道の駅・よこはま ⇒ 大間港
〜 (東日本フェリー) 〜 函館港 ⇒ 立待岬 ⇒ 函館山 ⇒ 函館市内/ホテル函館ロイヤル泊 |
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函館市内 ⇒ 函館山 ⇒ トラピスト修道院 ⇒ 道の駅・横綱の里ふくしま/車中泊 | ||
道の駅・横綱の里ふくしま ⇒ 松前城 ⇒ 江差町 ⇒ せたな町 ⇒ 今金町 ⇒ 長万部町 ⇒ 道の駅・とようら/車中泊 |
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道の駅・とようら ⇒ 室蘭市 ⇒ 豊浦町 ⇒ 長万部町 ⇒ 森町 ⇒ 函館港 ⇒ 大間町/泊 |
2008年08月10日(日) 晴れ
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予約したフェリーに乗るにはまだ時間がある。
急いで行くこともないので、一般道をのんびり走ることにする。
昨夜は、宮城県大崎市の 【あ・ら・伊達な道の駅】 にて車中泊。
車中泊というと、あまり良いイメージを持たない人も
おられるかと思うが、リヤシートの背もたれを倒し、
荷室とフラットにして横になると、これがけっこう快適なのである。
もちろんエンジンはストップするので静かだし、
ドアロックをすればそこそこ安心である。 しかも無料!
風呂は日帰り温泉施設を使えば問題ないし・・・
まあ好みの問題かな。
会社は夏休みである。
当初は東北めぐりをしようと思っていたが、運良く 【大間 ⇔ 函館】 フェリーの往復チケットがとれた。
今年2回目の北海道である。
今回は函館を中心に道南をめぐる旅に出る。
途中、むつ市大畑町に寄り道。町や港を見て回る。
この大畑もかつては室蘭へのフェリー航路があった。
(廃止ではなく休止中らしいが・・・)
フェリーにはまだ少し時間があるので、大間崎に寄って行く。マグロの一本釣りで有名な大間らしく、
岬にはマグロのモニュメントがデーンと据えてある。
人出はボチボチであろうか。
函館港までは 1時間40分の船旅である。この航路は本州と北海道を最短で結ぶが、
フェリー内ではすることがないため、結構退屈である。
二等客室はそこそこ満員のため、デッキのベンチで過ごす。
風が気持ち良い。
やっと函館港入港。久し振りの函館港では、新しくなったフェリーターミナルと
新鋭高速船の 『ナッチャンWorld』 の出迎えを受ける。
2008年08月11日(月) 晴れ
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ここは夜も良いが、昼も抜群の眺望である。いやぁ、のんびり出来て最高!
下山して、函館山無料駐車場にクルマを停め、
ロープウェイの山麓駅で土産物を物色したりして、周辺を少し散策する。
2008年08月12日(火) 晴れ
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今日も朝から函館山へGO!夜間は車両規制があり、クルマやバイクは通行止めになるが、
昼間は通行が可能である。
(季節によって規制が変わるので、行かれる方は事前確認を)
昼間の函館山は、夜とはひと味違う景観を見せる。
人出も少なく、大混雑だったロープウェイ・山頂駅は閑散としている。
『道の駅・横綱の里ふくしま』 は、福島町の町中に位置し、『横綱千代の山千代の富士記念館』や物産館が併設されている。
朝、周辺を少し散策してから出発する。
出発して少しすると、国道脇に何やら煙突のようなものが見えてくる。1988年(昭和63年)に廃止された、JR松前線の【櫃の下橋梁】である。
おそらく昭和初期の建造であり、
老朽化が進み危険な状態だったのだろう。
橋桁は撤去され、橋脚のみ残されている。
昨夜は 【道の駅・とようら】 で車中泊。今日は室蘭方面を目指す。 雨が降ったりやんだりで、いやな天気である。
で、事件は室蘭の白鳥展望台で起こった。 (白鳥展望台は、室蘭市内と白鳥大橋が見渡せる展望地である)
前述したが、天気はあいにくの小雨。 屋外展望台に上っても見通しが悪いと予測しながらも、取り敢えず上ってみる。
まあ、結局期待通りの展望で、靄で何も見えずさっさと引き返す。
登るときには気付かなかったが、ここの階段は縁はステンレス材が張ってある。 雨で濡れたスベスベのステンレスはすべるに違いない。
気を付けて降りなくてはと思い、慎重に降りていく。 もう少しで降りきるところで、体に大きな衝撃が走った。 そう、見事にすべったのだ。
私にはすべった感覚がない。足を踏み出したらそこに何もなかった と言うくらいスパ〜ンと高速ですべったのだ。
臀部の激痛、衝撃による内臓の痛み、脳が揺れたためか意識の低下。 しばらく痛みに耐えながら体の状況分析をする。
腰以外にダメージはないようだ。 なんとか歩くことができる。 クルマの運転にも支障がなく、 なんとか大丈夫そうだ。
帰宅後、三日ほど様子をみるが、激痛がひかないので医者行くと、尾骨の打撲と診断された。 この症例は多いらしい。
旧松前駅跡へ行ってみる。町の中心部からは少しはずれた高台にあり、
場所が少しわかりにくい。
駅跡は空き地になっており、駅碑が残っている。
周囲に商店等は見あたらないが、
数軒の駅前旅館が営業を続けているようだ。
北海道新幹線は、2015年の開業を予定している。仮称・新函館駅になる予定の、JR函館本線・渡島大野駅へ寄っていく。
開通予定まで、あと7年。
工事はまだ始まっていないが、かなりの規模での再開発が予定されているらしい。
在来線の運行形態や函館駅への接続、利用者の問題、さらに駅名論議等、
まだまだ問題が山積みのように思える。
さあ、もう今夜のフェリーで本土に渡っておかなければならない。夜のフェリーターミナルは明るく、きれいだ。
帰りは 19:15発の大間行きに乗船の予定だが、
道路が混雑していたりして、到着時刻は 18:50をまわっていた。
ちょっとあせった。
函館港フェリーターミナルでは、乗船手続きが
ドライブスルー形式でできるらしく、ゲートが並んでいるが、
初めてなので、よくわからない。
出航時間もおしているので、ターミナル内の自動発券機で手続きする。
後から調べたら、ネット予約で支払いが完了しているクルマとバイクは
ドライブスルー(スマートチェックインというらしい)で
手続きができたようだ。
へ〜おもしろそうだな〜。
今度利用してみよっと。
岬を少し散策する。良い天気だ。
夏祭りがあるらしく、道には山車が出されていた。
マグロ漁の町らしく、山車は漁船をモチーフに
大漁旗らしき飾り付けがなされている。
【函館行き】手続き完了。
予定時刻に少し遅れて大間フェリーターミナル着。さすがにお盆休みだけあって、そこそこ混雑している。
所定の位置にクルマを停め、早速乗船手続きへ。
う〜ん、しかし最近の乗船手続きも変わったものだ。
家でプリントアウトした予約票のQRコードを
発券機にかざすだけで、あっけなく手続き完了。
簡単で良いが、なんか味気ないなぁ。
2008年08月13日(水) 晴れ
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2008年08月14日(木) 曇りのち雨
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山麓駅の隣に、なんか公園らしきもの発見。『函館市水道局元町配水場』 とある。
由緒のある水道施設のようで、一般に無料開放されている。
中には噴水や散策路があり、かなり広いようだ。
地元の人達が子供を遊ばせたりしており、
憩いの場としても親しまれているようだ。
あまり時間もないので、雰囲気のみ味わって出発する。
クルマは函館を後にし、北海道を時計回りに進む。JR江差線の渡島当別駅を過ぎ、『トラピスト修道院』 の
標識に従い右折する。
実に17年ぶりの訪問である。
牧草地の中の杉並木を抜けると駐車場がある。
ここは日本で最初に建てられた男子修道院で、
内部の見学は予約制。それも男子のみ可である。
それでもロケーションの良さからか、多くの観光客が訪れる。
今回お世話になったのは【ホテル函館ロイヤル】。普段はビジネスホテルを利用するのだが、
今回はシティホテルを奮発。
いやぁ、快適でした。
昨夜は青森県横浜町の【道の駅よこはま】にて車中泊。隣にコンビニもあり、結構便利だ。
朝、JR大湊線の陸奥横浜駅の方まで散歩をしてから出発。
少しは歩かなくちゃね。
今日は北海道へ渡航の日である。
フェリーは 11:40発なので、大間港 10:40着を目標とする。
こういう時に到着時間を予測してくれるカーナビは
メチャ便利である。
ギリギリに乗船手続きしたにもかかわらず、クルマの乗船までは余裕だったみたいで、まずは一安心。フェリーはほぼ満車状態であるが、無事乗船完了である。
大間港までは、1時間40分。 行きは2等客室の自由席だったが、帰りは2等座席指定を奮発予約!
船内の売店の近くに小部屋があり、そこに10席程の指定席がある。
幅広のリクライニングシートに足掛け等、列車のグリーン車みたいだ。
静かだし、快適快適!
また利用しよっと。
夕方には青森県の野辺地に到着。
昔、ここには函館へ向かうフェリー埠頭があった。(詳細は不明だが、東日本フェリーの函館-野辺地航路は 1993年8月頃廃止されたようだ。)
私は1回しか利用しなかったが、想い出深い場所なので寄っていくことにする。
野辺地湾へ向かうが、廃止されたフェリー埠頭への標識などある訳もなく、さっぱり場所がわからない。
適当に走っていると、【常夜燈公園】に出た。 ここは江戸時代に北前船が寄港する港の目印として、毎夜火が灯されていたそうな。
夕焼けを見ながらしばし散策する。
さあ、函館上陸である。北海道にはずいぶん来ているが、函館は本当に久し振りである。
今日はフェリーを下りたその足で、【立待岬】へ向かう。
【立待岬】は函館山の裏手(南東)にあり、
津軽海峡に面した小さな岬である。
ほぼ満車に近い状態の駐車場にやっと空きスペースを見つける。
さあ、散策開始だ。(正直言うと、ここは初めて来たのだ)
しかし、ここの景色は面白い。
函館山からの切りたった崖が海に落ちる光景は、
人を寄せ付けない荒々しい部分がある反面、
左手には函館の街並みが見える。
その対比が面白く、なかなか印象的な岬である。
夜には夜景やイカ釣りの漁り火がきれいだそうだ。
今夜は函館に泊まる予定で、シティーホテルを予約している。車中泊ばかりでは味気ないので、たまにはベッドで寝たいことと、
函館山から市街地の夜景を見ることが目的である。
すでにチェックインができる時間になっているので、
ホテルにクルマと荷物を置き、徒歩で函館山へ向かう。
ホテルから函館山までは、直線距離で2km程度。
ゆっくり市内見物しながら、1時間もあれば着くだろう。
まず、函館駅へ行く。駅前広場が広く、周囲のビルなどと相まって
広々しながらも、都会的な雰囲気が感じられる。
人力車がいたりして、観光都市らしい景観である。
函館駅前から、市電に沿って函館山へ歩く。
夕暮れが近く、夜景を望むには良い時間帯になってきた。
やっと函館山ロープウェイの
山麓駅へたどり着く。
思ったほどの混雑ではない。
さして並ばずに乗車。 所用3分。早い。
標高334mの函館山は、市内を見下ろすには
高過ぎず、低過ぎず、ちょうど良い高さである。
函館山山頂は既に多くの人で混雑していた。早めに来て、柵の前の場所を確保する人達が多いようだ。
でもコイツら確保しっぱなしで、ぜんぜん退かないぞ。
酒飲むでもなく、一番前に陣取って何時間も何してるんだろう?
後から来た人は夜景が良く見えないんだが・・・
しばし夜景や施設を楽しんで下山。下りのロープウェイは大混雑である。
ここからは函館ベイエリアを徒歩でホテルに帰る。
福島町に入ると、道路左手に変な格好をした建物が見える。『青函トンネル記念館』 である。
ちょっと興味があったので、見学して行きたかったが、
時刻は既に18:00過ぎ。 閉館時刻を過ぎていた。
さあ、そろそろ今夜の寝場所を決めなくてはならない。
白神岬と迷ったあげく、
コンビニが近い 『道の駅・横綱の里ふくしま』 に決める。
松前町に到着。ここは、時代劇でも有名な松前藩があったところで、
北海道唯一の城下町である。
鉄道は廃止されてしまったが、
松前公園(福山城)や寺町、松前藩屋敷等、見所がたくさんあり
観光客で賑わっている。
松前に来たら、やはり【松前公園】は外せないところだ。駐車場にクルマを止め散策開始!
が、これがまたかなりの広さで、歩くにはちょっと大変そうだ。
松前城 ⇒ 寺町 ⇒ 松前藩屋敷の順に見てまわる。
途中に案内図があるので、迷うことはないが
しかし、ずいぶん歩いたなぁ。
海沿いを北上し、江差へ。 江差町の鴎島へ寄っていく。ここは海水浴、釣り、キャンプ等、
道民のレジャースポットになっているようだ。
周囲2.6kmの小さな島は、クルマで入ることが出来ず、
島の入口から徒歩となる。
キャンプなどは、道具や食材を持って階段を上らなくてはならない。
が、結構たくさんの人達が家族用の大きなテントを持ち込んでいる。
いやいや、難儀なこっちゃ。
奥尻島へのフェリーが出ている せたな町まで北上し、右折。今金町に立ち寄る。 せたな町とともに、そこそこ大きな町だ。
ここには大きな風車のある 『オランダ通り公園』 がある。
廃止になった、国鉄・瀬棚線の今金駅跡地が公園になっている。
時刻はもう、19:00をまわっている。今日はもう少し走って、長万部から洞爺湖のあたりまで
行ってみることにする。
下北半島・易国間林道へ続く。
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