林道・上野大滝線 】


集合は【道の駅・果樹公園あしがくぼ】に11:00

自宅を9:30に出発して、ちょうど10分前に到着。

が、連休のせいか駐車スペースは満杯でクルマを停めるスペースがない。

”ザッキー”にTELを入れるが、何故か私の携帯は『圏外』になっている。

電波の入る場所を探して『西武秩父線・正丸駅』まで戻るがダメ。

しかたなく秩父市方面へ向かうが、途中”ザッキー”とTELがつながる。

どうも彼の携帯は【道の駅・果樹公園あしがくぼ】で電波が入るらしい。

同じFOMAなのにそんなことあるんかぃ?

”長老”こと私の携帯の機種が古いからけ?

 

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結局、待ち合わせを【道の駅・あらかわ】に変更する。

ここはR140から横道を入ったところにあり、少しわかりにくいが、

まあ、それだけに空いているだろう。


【道の駅・果樹公園あしがくぼ】から約1時間で【道の駅・あらかわ】着。

ありゃ? 以外と混雑しているなぁ。


ここに【あづまや園】という蕎麦屋がある。

ちょうど昼過ぎで蕎麦をたべようか悩むが、

上野村に行ってみたい蕎麦屋があるので、ここは我慢することにする。

が、この我慢が後に後悔を生むことになろうとは・・・。

日程 : 20071124日(土) 晴れ

行程 : 自宅(一般道) ⇒ 川越(県道15R299) ⇒ 道の駅・果樹公園あしがくぼ(R299R140) ⇒ 道の駅・あらかわ(R140、県道210
      ⇒ 滝沢ダム(
R140) ⇒ 出合(林道・上野大滝線) ⇒ 天丸トンネル(林道・上野大滝線) ⇒ 道の駅・上野(R299
      ⇒ 志賀坂峠(R299) ⇒ 秩父市(県道11) ⇒ 定峰峠
(県道11 ⇒ 道の駅・おがわまち(R254、一般道) ⇒ 自宅 


ダム名は水没した滝ノ沢地区より命名されたが、

ダム湖の名前はまだ決まっていないらしい。

 

本来なら中津峡への道はR140と別れて、ダム対岸の

県道210を併走するのだが、現在はR140に統合されているようだ。

R140の中津川大橋から中津峡方面へ右に分岐する

きれいな道やトンネルが新設されて、対岸の県道210へは

途中で合流するようになっている。

 

我々のクルマの前を中津川行きのバスが走っていく。

バスののんびりペースに飽きて来た頃、【出合】の分岐に到着。

中津川地区へ向かうバスは直進。

我々は【出合】を右折して、コンクリート製の橋をくぐるような

感じのトンネルを抜ける。

ここから【林道・上野大滝線】が始まる。

完全2車線とはいかないが、そこそこの道幅があり走りやすい。

連休のせいか、普段は交通量の少ない林道も

そこそこの台数のクルマやバイクが走っている。


しばらく走ると、有名な素堀の二連トンネルが現れた。

が、崩落防止のためか山肌にはコンクリートが吹き付けられ、

いろいろなHPの写真で見た趣がなくなっているのは残念だった。

この二連トンネルには名前があるらしく、

どうも、『万右衛門一号、二号隧道』というらしい。

もちろん銘板などないので、確かな情報ではないが・・・。


天丸トンネルに向かい標高を上げると、意に反して道は舗装路となり、

道幅もある程度確保された走りやすい道となる。


が、コーナーを抜けるといきなり雪道が現れた。

一瞬躊躇するも、私のクルマは4WDで、夏タイヤだが溝がタップリ

残っている新品タイヤ。  なんとか行けるだろうけど、

FFながらタイヤが三部山の”ザッキー”は付いてこられるだろうか?

と、心配するも次のコーナーを曲がった途端、

雪は消えていた。 な〜んだつまらん。


しばらく走ると立派な橋が見えてきた。

【山吹橋】である。

この林道では一番大きな橋だ。


この林道に、しばらく分岐する道はないが、

前後を走っていたクルマやバイクは、距離をとったり、

駐車したりして、いつの間にか我々の単独行となる。


道は【日窒鉱山】に向けてだんだん細くなり、1.5車線の道幅となる。

普段はこの林道をダンプカーが走るというから恐れ入る。

【日窒鉱山】にはしばらく行っていないが、この集落には

【秩父鉱山簡易郵便局】がある。

山奥にある郵便局としては関東一不便なところにある郵便局であろう。


R140で【三峰口】を過ぎ、大滝総合支所(旧大滝村役場)から

秩父湖方面への道を左に分けると、ほどなく立派なループ橋が現れる。

このループ橋は【滝沢ダム】建設に伴い平成10年に建設された橋で、

雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)というらしい。

非常にスケールの大きな橋で、一見(一走?)の価値ありだ。

ループ橋を越えると【滝沢ダム】である。

【滝沢ダム】は荒川水系中津川を堰き止めた重力式コンクリートダムで、

予備調査から40年以上の歳月をかけ完成した多目的ダムである。

(正確には現在試験湛水中で運用・管理は平成20年度を予定らしい)


郵便事業が民営化になり、廃止された簡易郵便局も多数あるようだが、

【秩父鉱山簡易郵便局】は残って、いまだ現役として頑張っているようだ。

しかし、この【秩父鉱山簡易郵便局】は廃止しても、

かわりに郵便事業を委託する施設がないので廃止できないのだろう。

 

今日の目的地である【天丸トンネル】は、

この【秩父鉱山簡易郵便局】がある日窒鉱山や小倉沢集落へ向かう

【雁掛トンネル】の手前を左に入るらしいのだが、

実際、小さなトンネルがたくさんあり、

どれが【雁掛トンネル】だかわからず、


走っているうちに、日窒鉱山の建造物が見え始めてしまった。

行き過ぎたと思って引き返すが、それらしい道がない。

日窒鉱山の建物が見え始めたあたりに、左へ分岐する道幅1車線の

未舗装路があった。  あまりに細いので、

「まさかこの道じゃないだろう」

と思って、ふたりで行くのをためらっていたが、

他に道がないので取り敢えず入ってみることにする。

このまま行き止まりでUターンできないなんてことが多々あるからだ。

【林道・上野大滝線】は小さなトンネルが多い。


が、道を20m程入ると小さな看板が立っていて、

この道が目的の【天丸トンネル】から群馬県の上野村に抜ける

【林道・上野大滝線】だということが標されていた。

よし、ここからが本日のメインイベントだ。


標識にひとまず安心して走り始めるが、このあたりは道の荒れ方がひどい。

こぶし大の石がゴロゴロしており、尖った石に乗り上げないように

走行には気を遣う。

まさに『知る人ぞ知る』というトンネルである。

これで、群馬県の上野村から埼玉県秩父市の中津川・大滝地区を

最短で結ぶ道が開通した訳だが、果たしてこの道を必要とする人が

どれほどいるかは疑問である。

(まあ災害時の避難路としても必要なのかもしれないが)


埼玉側の坑口右手に小スペースがある。

他のHPではここで食事をしたり、車中泊をしたりと

休息スペースとして活用した人が多いようだが、

我々が行った時には谷側の崩落が進み、

クルマを停めるのが少し恐かった。

R140の走行風景。 紅葉も終わりか。】
11月だというのに、突然雪道が現れビックリ。


この【林道・上野大滝線】の開通はごく最近で、

橋やトンネル等の施設も比較的新しい。

管理は県が行っているが、一部民有林道になっている。


【山吹トンネル】を抜けると、ほどなく【天丸トンネル】着。

以外とあっけなく【天丸トンネル】に着いた。

このトンネルは2001年に開通。

それまではクルマの通行ができず、登山道のみであった。

そのため記載されている地図も少なく、ほとんどの地図において

この林道は山中で立ち消えになっており、トンネルが載っていない。

 


【天丸トンネル】は照明がなく真っ暗である。

両脇に歩道が設置されているが、徒歩でこのトンネルを

抜ける人はさぞかし恐い思いをするのではないだろうか。

って徒歩の人いるのかなぁ。

登山者は山越えするだろうし・・・。


【天丸トンネル】は県境になっており、トンネルを抜ければ

そこは群馬県である。


トンネルを抜けるとすぐに大きな崩落が見られた。

土石で道路が半分埋まっている。

そんな崩落が2ヶ所ほどあった。


道は上野村に向かって下り始める。

埼玉側より群馬側のほうが傾斜がきついようだ。

【道の駅・上野】。 人影まばら、しかも寒い。
林道は殆ど眺望がきかない。
【山吹橋】と【山吹トンネル】。
【天丸トンネル】。 標高1250m


【天丸トンネル】の埼玉側坑口は何かのっぺりしていて、しまりがない。

他のHPの写真と比べてみると、

坑口上部に【天丸トンネル】の銘板がなくなっていることに気付く。

これは非常に不思議で、

『銘板をはずさなくてはならない何らかの事態が発生した』

と考えるのが自然だろう。

それとも銘板に誤字でもあったのだろうか。


やっと人家が見えてきた。

【奥名郷】の集落である。

民家が10数件ほどだろうか、小さな集落だ。

あっと言う間に通り過ぎる。

このあたりは山の紅葉が素晴らしいらしいが、既にピークを過ぎ、

山は冬の顔を見せている。


【奥名郷】を過ぎると、【野栗沢】の集落があり、T字路にぶつかる。

上野村中心部へはここを左に向かう。

群馬県多野郡上野村は県の南西部に位置し、人口1,400人強。

埼玉県、長野県との県境にあり、周囲はすべて山。

かなり山深い場所にあり、

公共交通機関は藤岡市方面からのバスのみである。

1985年に日本航空の飛行機が御巣鷹山(本当は高天原山)に

墜落して一躍有名になった。


【野栗沢】のT字路を曲がってすぐに

【野栗沢温泉 薬師の湯 すりばち荘】がある。

停まって写真を撮っていると、宿のオヤジさんらしき人に声をかけられる。

話好きなオヤジさんで、温泉の効能やアオバトの話を聞かせてくれる。

が、ちょっと訛りがキツくて何を言っているのかわからない部分も・・・。

ここの温泉はアトピー性皮膚炎に抜群の効果があるらしい。

源泉を飲ませていただく。

無臭だが、飲んでみるとショッパい。 これは効きそうである。

今度MKRMで来ようかな。


しかし、【奥名郷】や【野栗沢】には民家はあるが、人が歩いていない。

クルマも1台もすれ違わない。

確かに生活臭はするのだが、やはり人を見かけないと寂しい。

このあたりまで来るとR299も近く、最終目的地の【道の駅・上野】も近い。

昼飯を食っていないせいで、腹の虫もかなりの勢いで騒いでいる。

さあ、先を急ごう。

 


R299 十国峠街道。

上野村のほぼ中心部に【道の駅・上野】があり、

その斜向かいに【十石そば・福寿庵本店】がある。

ここまで昼飯を我慢して走ってきたのは、このウラメインイベントの

蕎麦屋のためであると言っても過言ではない。

時刻は既に15:50。 もう腹ペコ。

が、が、が・・・

なんと閉店しているではないか・・・。

なになに? 『本日は売り切れました』 だと〜?


秩父といえば蕎麦。

上野村は群馬だが、秩父の延長のようなもの。 か?

ここの蕎麦を楽しみに【道の駅・あらかわ】で蕎麦を我慢したのに・・・。

しかたがない、しぶしぶあきらめる。

『蕎麦屋がダメなら道の駅で食事を』と思い、レストランへ向かうが

ここも食事は終了と張り紙がしてある。、

近くで食事が出来るところをカーナビで捜し行ってみるが

どこも閉まっている。 まあ帰る途中に何かあるだろうってことで、

秩父市を目指してR299を東へ走る。

万場町(現神流町)に”ザッキー”が店を見つける。

が、ここは蕎麦ではなく、うどんの店。 ま、いっか。

 


高級中古車を買った”ザッキー”から1本の電話。

『この連休でどっか行きませんか?』 初めてクルマを買った”ザッキー”は、走りたくてしょうがないらしい。

土曜日はちょうど奥秩父の『天丸トンネル』へ行ってみようと思っていたので、

『じゃあ、秩父の林道へ』 という話があっと言う間に決まる。  いつもは単独行のドライブも、今回は2台での走行となった。

【出合】からしばらくは『神流川』沿いに走る。
秩父鉄道沿いにある 【道の駅・あらかわ】
長い工事の末完成した【滝沢ダム】。 試験湛水でほぼ満水の状態。
【林道・上野大滝線】。 直進すると『日窒鉱山』から『八丁峠』へ。
有名な素堀の二連トンネル。 コンクリートが吹かれ、趣がなくなった。
標高が上がるに連れ、舗装された走りやすい道となる。
崩落の進むトンネル脇スペース。
【天丸トンネル埼玉側坑口】。 銘板が・・・。
大きな崩落で道路が半分埋まっている。
眺望が開ける箇所も群馬側のトンネル付近のみ。
山間に佇む【上野村・奥名郷】集落。
【すりばち荘】の門構え。 日本秘湯を守る会に登録すれば?
【野栗沢】のT字路。
【野栗沢】の集落。
以前より気になっていた蕎麦屋、【福寿庵】。

空きっ腹をうどんと椎茸ご飯で満たした後は、志賀坂峠を越え秩父市街へ。

ここでコーヒーでも飲んで”ザッキー”と解散するべくファミレスへ入る。

”長老”こと私はコーヒー+ピザを食す。  蕎麦が食えなかった腹いせにやけ食いである。

しばしの談笑の後、帰路につく。 秩父市からはR299で帰るのがいつものパターンだが、同じ道ばかりではつまらないので、

今日は、定峰峠から小川町へ出て、R254・川越街道で帰ることにする。

途中、【道の駅・おがわまち】で休憩。  ”ザッキー”とはこのあたりで別れるはずだったが、何故か彼は我が家までついてきた。

どうも彼はまだ走り足りないらしく、これから栃木県小山市の”あんへろ”宅に行こうとしている。

時刻はもう21:00近い。 今の”ザッキー”の住み家は御殿場市。  真っ直ぐ帰っても一般道では今日中にたどり着かない。

いったいどのくらい走れば気が済むのだろうか?

いっそタクシーとか長距離トラックの運チャンに転職すれば? ”ザッキー”君。

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