【 奥秩父の更に奥 その2 (中津川林道)】
【三国峠】
埼玉県と長野県の県境にある切り通しの峠。 標高1,740m。
秩父多摩甲斐国立公園に指定されている。
この峠は日本分水嶺にあたっているので、
降った雨は、埼玉側に流れれば中津川から荒川(隅田川)、
そして東京湾を経て太平洋と流れ、
長野側に流れれば千曲川から信濃川、そして新潟を経て
日本海へと注がれる。
日程 : 2004年 8月14日(土) 晴れ 行程 : 埼玉県・秩父市(R140) ⇒ 大滝村(中津川林道) ⇒ 三国峠(中津川林道、県道68) ⇒ 長野県・川上村 |
【中津川林道】
奥秩父では結構有名な林道である。
出発が遅かったこともあるが、林道に入った時点で
すでに午後の遅い時間帯。
ここはダートの割りには路面が安定していて走りやすい。
この道は、埼玉県と長野県を直接結ぶ唯一の車道で、山中の林道にしては道幅も広めで交通量も多い。
昔は有料林道だったらしく、
部分的に武州中津川森林鉄道の廃線跡を利用して
開設された林道である。
【中津川林道 : 埼玉側】正式には『村道17号線』というらしい。
埼玉県秩父郡大滝村の管轄ということだが、この大滝村は
2005年4月1日に秩父市に編入されたため、現在は秩父市の市道。
正式名称は、『秩父市道大滝幹線17号線』というらしい。
めんどうだから、中津川林道でいいよね。
ここは、毎年12月1日から翌年の4月30日までは冬季閉鎖。
また、午後5時から翌日の午前8時までは夜間通行止めである。
しかし、この写真を撮っている時点で既に午後6時近く。
まあ、ゲートが閉まるわけでもなく、その辺は自己責任で
ということかな?
(どこかでゲートが閉まるのだろうか?)
尚、秩父市道大滝幹線17号線(中津川林道)は三国峠を境に
長野県川上村の村道となるようだ。
途中、【林道相木・川上線】を分ける。
このあたりの林道は他に詳しいHPが多数あるので、探してみてね。
【長野県道68号梓山海ノ口線】県道に出る頃には狭いながらも道は舗装となる。
先週も通った、JR小海線・信濃川上駅方面へ向かい、帰宅する。
先週、川上牧丘林道を走ったばかりだが、今週もまた奥秩父の更に奥、中津川林道を走ってみた。