【 八丁峠ってどんなところ? その1 】
日程 : 2004年
4月10日(土)
記 :”長老”
行程 : 自宅(一般道、R299) ⇒ 秩父市(R140) ⇒ 大滝村・川又(R140) ⇒ 追分(県道210) ⇒ 小倉沢(金山志賀坂林道)
⇒ 八丁峠(金山志賀坂林道) ⇒ 志賀坂峠(R299) ⇒ 秩父市
まずは秩父市からR140を大滝村方面へ。大滝村大滝集落付近で、きれいな桜を発見。
う〜ん。ちょうど見頃ですな。
クルマで『通れるのかな?』 というのが、八丁峠の印象。なんせここは【冬季通行止】だし、【崖崩れ】、【路肩工事】等で、年間を通じて通れないほうが多いのではないか?
と言うくらい【通行止】が多い。 今まで行かなかった理由はそんなところにある。
小鹿野町側の志賀坂トンネル出入口横の分岐路はいつも通行止になっているのだが、
ある日通行止が解除になっているのを発見。 どうも通れるらしい。 これは行ってみなければ・・・
ということで、R140大滝村側から八丁峠を経由して志賀坂峠から秩父市へ抜けるルートを走ってみた。
だけど、この辺は栃本の関所跡がある古くからの道と
新しくできた道、また、ダム建設で工事中の道なんかが
微妙に混在しており、慣れないドライバーは
地図と標識と現在位置のギャップに戸惑うことだろう。
目的地に進んでいるつもりが、戻ってしまっていたり、正直、自分も何処をどう走って、
何でここに出たのかわからなくなる時がよくある。
八丁峠付近からの両神山登山口。
白地の看板に赤字で【廃道】とある。
理由はよくわからないが、バスが通るわけでもなく、
駐車スペースはトンネルの志賀坂峠側にあるため、
交通の便が悪く、誰も使わないのかもしれない。
それとも途中、土砂崩れで道が消えたかな?
ハシゴ登ってみたけど、上の道は整備されておらず
普段着では歩く気になれないほど荒れていた。
やべ〜。もう暗くなってきた。
そろそろ写真も限界。
肝心の八丁峠がどういうところか、暗くてわからない。
まぁ道が通れることがわかったので、
近い内にリベンジぢゃ!
しかし、山中で真っ暗ってのは、かなり怖いのだ!
このあたりの道の歴史は古くて、昔より
秩父と甲府を結び、途中には関所があったほどの
重要な道で、今までは人しか通行出来なかった
秩父往還が、雁坂トンネルの開通で車両の通行
(チャリはダメらしい)が可能になり、
道の駅が出来たり、日帰り温泉ができたりして、
このあたりもずいぶんと変わってきた。
しかし、雁坂トンネルの工事もやたら長かったなぁ。
10年だってさ。約6.6km/10年ってことは、
単純計算で3.3m/日ってこと?
日本の土木技術ってすげ〜んだよね。
滝沢ダム工事中。
工事現場の中の道を半信半疑に進んで行くと
結局は通行止めなのだ。
シロート考えなんだけど、
このコンクリートの壁がダムの水圧で、
なんで決壊しないのかすごく不思議。
このダムはもう3〜4年で完成予定。
神田川を含む、荒川水系の水位調節が目的とか。
水没する滝ノ沢集落より【滝沢ダム】と命名したらしい。
ちょっとウンチク!
やべ〜。なんかこのあたりで時間つぶし過ぎ!早く進まないと日が暮れるぞ〜!